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糖分は意識して摂る必要はあるか?
普段のご飯や肉魚、などを普通に食べていればお菓子などで糖分はわざわざ摂る必要はないのでしょうか? 炭水化物などにも糖分は入っていると思いますが刑務に入った人は辛党の人でも必ず甘党になって出てくるといいます それは普段は米は食べさせてもらっていてもそれだけでは糖分が足らず、体か脳が欲していると言う風に理解していたのですが、私たちの普段の生活ではどうなのでしょうか? ちなみにお酒は飲みませんし外食もほとんどしません
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すでに回答にありますが、糖分は糖質に含まれます。糖質であればご飯を初め、パン、カボチャや芋類などの野菜に含まれるデンプン質もそうだし、肉にもグリコーゲンという形で糖質が含まれています。 ちなみに脳は毎時7gの炭水化物を代謝します。24時間で168gでカロリーにすれば670kcalほどに相当します。炭水化物は脳にとって唯一のエネルギーで、通常の状態では脂肪やタンパク質は脳では代謝されません。つまり炭水化物の摂取が一日168gを下回ると主に肝臓に蓄積されているグリコーゲンが動員されて脳の栄養源として代謝されます。肝臓のグリコーゲンの蓄積量は有限で、これが枯渇してしまうと脳は栄養不足に陥り、満足に働かなくなります。 おおまかに言えば一日3食の食事で、毎食一膳ずつ白米を食べれば野菜や肉などから摂取する炭水化物と合わせて十分摂取していると言えます。白米一杯あたりの炭水化物含有量は約55gですから、これを一日三回食べることで脳が必要とする量に相当します。これに野菜や肉から得られる炭水化物を加えれば脳の需要は十分賄えます。よって、これに加えてさらにお菓子などを食べる必要は栄養的にはないのです。 お菓子を食べたくなる理由は炭水化物が不足するからではなく、脳の報償系といわれる神経系が作用するからだと考えられます。脳は「いい思い」をするとその再現を求めて欲求という形でストレス化させます。甘い物を食べると、脳内に幸福感をもたらす物質βエンドルフィンが分泌されると言われています。この快感の再現を求めて報償系が生まれて行きます。 これによって甘い物が食べたくなってストレスが強まって行き、甘い物を食べるとストレスから解放される、というサイクルが出来上がります。これは犬におやつを与えると「もっとくれ」とせがんでくるのと全く同じ反応です。 だから甘い物を欲しがらないようにするには、「報償はもうないのだ」と脳に言い聞かせる必要があります。一週間も甘いもの断ちをすれば、脳はやがて慣れて行き、ストレスは高まらなくなります。つまり甘いものを食べたいという気持ちは起こらなくなっていきますよ。 さらに補足ですが、刑務所に入った人は辛党でも甘党になるという記載、これは辛党のメカニズムに関係すると思われます。辛党というのはほとんどが酒飲みであり、結局のところアルコールによる味覚障害なのです。刑務所に入るとシャバにいるほどお酒を飲むことはできませんから味覚が正常化していって、通常になり、場合によると甘いものに対する報償系が脳にできあがって甘いモノ好き、になると考えられますね。 参考までに、日本語だと甘党、辛党という言い方がありますが、英語には甘党を表す表現でsweettoothという語はあるものの、辛党をストレートに言い表す言葉がありません。辞書を引くとdrinker(酒飲み)という言葉が出てくる場合もあります。つまり英語では、辛党=「ただのアルコール摂取を原因とする味覚障害」であり、日本のように肯定的な言い方はしないということなんでしょう。日本は酒飲みに寛容な社会と言われているのが、こういうところからも読み取れます。日本では恒例のお花見、米国では公共の場で飲酒していると逮捕されますからお花見はできません。
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- ORUKA1951
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糖分=甘いもの ではありません。 いわゆる糖類・脂質・たんぱく質の三大栄養素の糖質には、デンプンも含みます。 大雑把に言うと 糖分≒糖質≦糖類≒炭水化物 糖質 人が消化吸収できる糖類 ブドウ糖・果糖・麦芽糖・デンプンなど 糖類/炭水化物 上記に加えて人が消化できないものも含む セルロース、ペクチンも 糖類は、単糖と呼ばれるブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)などが一つ以上結びついたもので、ショ糖(スクロース)はブドウ糖とショ糖、麦芽糖はブドウ糖が二個がくっついたものです。デンプンはブドウ糖が沢山くっついたものです。蜂蜜はショ糖がブドウ糖と果糖に分解されたものです。 同じブドウ糖が結びついたものでもセルロースやペクチンは消化吸収できません。 体内に吸収されたブドウ糖は、そのまま生命活動のエネルギーとして使われたりグリコーゲン、あるいは脂肪に変換されて蓄えられます。甘いものは、すみやかに消化吸収されて血中のブドウ糖が増えますから、空腹感を押さえる作用があります。 >辛党の人でも必ず甘党になって出てくるといいます これは、上記とはそれほど関係なく、お酒を飲む機会がないため、お酒に弱くなり、体が糖質のみに依存するからでしょう。アルコールはエネルギーにしかなりません。 血中の糖分が足りなくなると、グリコーゲンや脂肪、最終的にはタンパク質も分解されるようになります。それまでの間、待ちきれずに糖類を取ると太る(^^)
- kaeruyan
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おそらく、「糖質」と「糖分」を勘違いされているのでは? 必要なのは「糖分」ではなく「糖質」の方です。 「糖分」は「糖質」の一部です。糖質は甘いとは限りません。糖分が特別に必要ということはないと思います 「炭水化物」のグループに所属しているのが「糖質」と「食物繊維」 つまり「炭水化物」といわれるものの中の食物繊維以外は「糖質」なので、特に意識しなくても十分摂れているのではないかという気がしますが…。糖質抜きダイエットとかしてなければ。 甘いもの・糖分が必要と感じてしまうのは、おそらく米とか食べるより砂糖の方が分解されるのがはやくてすぐに体で利用されやすいからとかじゃないでしょうか。疲れた時の甘いものとかは。
- mekuriya
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栄養素等の働きと役割 1.炭水化物 http://www.e-shokuiku.com/elementary/7_1_1.html 食物から摂取された炭水化物は、食物繊維を除いて最終的に消化酵素によってブドウ糖に分解されて体内に摂取されます。大雑把にいえば、糖分を取っても炭水化物を取っても同じことなんです。厳密にいえば、血糖値の上げ方が違ってきますから、人体にとって全く同じとはいえないが。 つまり、わざわざ甘いものを食べる必要は無いのです。 当然ですよね、砂糖の原料となるサトウキビ、テンサイは元々日本では栽培されていなかったし、菓子類が庶民でも食べられるようになったのは江戸時代になってからの事に過ぎません。黒砂糖は薩摩藩が琉球を支配してから、白砂糖は長崎出島から南蛮貿易で輸入されてから普及するようになった。 ただし「桃栗三年柿八年」というように、果物・木の実は古代から存在していましたし、庶民はそうして甘味を摂取していたともいえます。 果糖の代謝 http://hobab.fc2web.com/sub4-Fructose_Metabolism.htm 厳密に言えば、果糖とブドウ糖は同じではありませんが、専門的な説明は割愛しますが、私達が時々甘いものを食べたく成るのは、果物・木の実を体が要求しているからだという説があります。だからチョコレートなどの菓子類を食べても果物・木の実の代わりにはならないのです。というと果物・木の実がトッピングされているチョコレートもあるというツッコミが入るかな。ラムレーズン・チョコレートとか。 板チョコレート[ラムレーズン] - ロイズ オンラインショップ http://www.e-royce.com/items/ita/1182845_3242.php
お礼
あいや~ 詳しい説明素晴らしいです ありがとうございました
- bettybanana
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母は高齢ですが、便秘の対策にと、コーヒーや糖分を欠かさず摂ってるようなのですが、どうも逆効果のように思えています。 常備薬の増え方とか見ていて、そうはっきり分かります。 わざわざ摂らなくても、普段食べているものの中から、十分に摂取できているはずなんですよね。 ですから、やはり健康な身体ではなくなっているのでしょうけど、コーヒーや糖分、タバコを少々なんて誰が言い始めたのか分かりませんが、多分、続けてると胃腸の働きとか悪くなり、悪化するんだと思います。 新陳代謝を良くする運動とか続けてさえいれば、身体は勝手に、必要な栄養を全身に行き届かせてくれるのだとそう思うのですが・・ しかし、その規則正しい生活の中で、甘党になる理由が、良く分からないですね。タバコ辞めた人から良く聞いてましたけど、精神的な事から、お菓子とかに手を出したくなるとかではないでしょうか。?
お礼
精神的なこと・・・ありそうです! 盲点でした ありがとうございます
お礼
勉強になりました そして面白かったです! ありがとうございました