未成年の飲酒を容認する大人の心理
最近、飲酒運転に関して、社会の目が厳しくなりました。あれほど騒ぎになったのに、いまだに飲酒運転事故を起こしたというニュースを見かけます。
しかし、どういうわけか、未成年の飲酒に関して寛大です。ある酒飲みがこんなことを言っていました。
『未成年者の飲酒なんて昔からあることですよ。30,40年ぐらい前だって高校生で飲酒している人はたくさんいました。一応法律では20歳未満は飲酒禁止ってことにはなってますけど、周りに管理できる人間が一緒にいたら急性アルコール中毒になって死んだり、酔って暴れて人様に迷惑かけるなんてのはないでしょうし、いいのではないでしょうかね??』
未成年が飲酒して、よく救急車で運ばれたり、酔って暴れて人様に迷惑をかけることってあるように思います。以前は、飲酒運転に関して、「30、40年前から、飲酒運転している人はたくさんいて、一応禁止されていたけれど、たくさん飲まなければ、飲酒運転しても迷惑がかからない」という同様の意見がまかり通っていました。
私はお酒を飲まないので、「周りに管理できる人間がいたら飲んでもいい」という考えが理解できません。だって、法律違反ですよね?それに、未成年の飲酒は心身に悪影響があるといわれているのだから、やめさせるのが管理では?
お酒を飲むのであれば、法律を守ることなんてことは、最低限のマナーだと思っています。
どうしてお酒を飲む人たちは未成年飲酒に関して、守らなくても大丈夫と考えるのでしょうか?