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Taylor展開について
(1)y=f(x)=x^3-xをx=1/√3でn(n≧5)次の項までTaylor展開したときの4次の項までの多項式を求めてください。お願いします。 (2)y=f(x)=1/1+x^2をx=0でn(≧5)次までTaylor展開したときの4次の多項式まで求めてください。お願いします。 (3)y=f(x)=e^-x^2をx=0でn(≧5)次までTaylor展開したとき、4次の多項式まで求めてください。お願いします。
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機械的に問題を書いて他力本願に頼らないで欲しいね。 君自身のタメでもあるね。 一応回答しておくと以下のようになる。 (1) ちゃんと自分でやってみた? >n(n≧5)次の項までTaylor展開したときの4次の項までの多項式を求めてください。 f(x)が3次だから4次以降は存在しないよ。 f(x)=x^3-x,f(1/√3)=-2√3/9 f'(x)=3x^2-1,f'(1/√3)=0 f''(x)=6x,f(1/√3)=2√3 f'''(x)=6,f'''(1/√3)=6 f^(n)(x)=0,f^(n)(1/√3)=0(n≧4) テイラー展開は f(x)=f(1/√3)+f'(1/√3)(x-1/√3) +f''(1/√3)(x-1/√3)/2!+f'''(1/√3)(x-1/√3)^3/3! =-(2√3/9)+√3(x-1/√3)^2+(x-1/√3)^3 [別解] x-1/√3=tとおいて f(t+1/√3)のtについてのマクローリン展開を求めても良い。 つまり f(t+1/√3)=(t+1/√3)^3-(t+1/√3) =-(2√3/9)+√3t^2+t^3 これにt=x-1/√3を代入して元の変数xに戻してやれば良いから f(x)=-(2√3/9)+√3(x-1/√3)^2+(x-1/√3)^3 (2) >f(x)=1/(1+x^2) f(0)=1 f'(x)=-2x/(1+x^2)^2,f'(0)=0 f''(x)=8x^2/(x^2+1)^3 -2/(x^2+1)^2,f''(0)=-2 f'''(x)=24x/(x^2+1)^3 -48x^3/(x^2+1)^4,f'''(0)=0 f''''(x)=24/(x^2+1)^3 -288x^2/(x^2+1)^4 +384x^4/(x^2+1)^5,f'''(0)=24 f'''''(0)=0 奇数階微分のx=0でのf^(2m-1)(0)=0(m=1,2,3, ... ) テイラー展開の式に代入して f(x)=1-x^2+x^4+ ... (3) >f(x)=e^(-x^2) f(0)=1 f'(x)=-2xe^(-x^2),f'(0)=0 f''(x)=4x^2*e^(-x^2) -2e^(-x^2),f''(0)=-2 f'''(x)=12xe^(-x^2) -8x^3*e^(-x^2),f'''(0)=0 f''''(x)=16x^4*e^(-x^2) -48x^2*e^(-x^2) +12e^(-x^2). f''''(0)=12 f'''''(0)=0 テイラー展開の公式に代入して f(x)=1-x^2 +(1/2)x^4 + ...
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- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
A No.2 へ補足が付かないようなので、 もう少し説明しておこうか。 (1) m 次多項式 f(x) = Σ[k=0…m](a_k)x^k は、 それ自体、既にマクローリン展開された形をしている。 これを x = c 中心にテイラー展開するには、 x = c+h を代入して、f(c+h) = g(h) とすればいい。 g(h) = Σ[k=0…m](b_k)h^k と書くことができて、 g(h) も h の m 次多項式になっている。 h = x-c を再度代入して、変数を x にひき戻せば、 f(x) = Σ[k=0…m](b_k)(x-c)^k となり、 この右辺が、f(x) の x = c 中心テイラー展開である。←[1] k > m について b_k = 0 と定義すれば、 f(x) = Σ[k=0…∞](b_k)(x-c)^k と書けて、見た目が 尚更テイラー展開らしいかもしれない。(同じことだが) (2) テイラー展開について、収束半径の話は避けて通れない。 べき級数は収束円内で正則であって、正則関数の 性質の良さが、複素関数論の見通しの良さの源だから。 で、個々のテイラー級数について収束半径の計算法を 考えることになるが、よく使われるコーシー法も ダランベール法も、その根拠は、等比級数の収束条件が |公比| < 1 であることにある。 というわけで、直接に等比級数に帰着されるべき級数を テイラー級数の一般論で扱うのは、迂遠なのだ。 1/(1+x^2) を展開するには、等比級数の公式 Σ[k=0…∞]ar^k = 1/(1-r) に a = 1, r = -x^2 を代入して、 1/(1+x^2) = Σ[k=0…∞](-x^2)^k = Σ[k=0…∞]{(-1)^k}x^(2k) ←[2] とすればいい。 (3) 指数関数は、テイラー展開 e^z = Σ[k=0…∞](1/k!)z^k 自体を定義とする方法が標準的である。 先に書いたように、これに z = -x^2 を代入すれば、 e^(-x^2) = Σ[k=0…∞](1/k!)(-x^2)^k = Σ[k=0…∞]{(1/k!)(-1)^k}x^(2k) ←[3] を得る。 それぞれのテイラー展開を、4 次なりなんなりで打ち切って 有限次のテイラー近似にすることには、何の計算もいらない。 上記の薀蓄たちは、べき級数の重要事項ばかりなので、 ぜひ理解しておいて欲しいと思う。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
かなり具体的に指示を出したつもりです。 自分で手を動かしてみてください。 作業の結果を補足に書けば、 その先のフォローはしますとも。 口を開けて待っていても、降ってくるのは ポイント狙いの「正解」だけで、 貴方が理解できるようになるために 必要なものとは、全く違います。 (1) f((1/√3)+h) を、h の多項式として 展開整理してみましたか? (2) 公比 -(xの2乗) の等比級数の和の公式を 実際に書き出してみましたか? (3) 指数関数 eのz乗 のマクローリン展開を 計算するなり、本から書き写すなりして、 z=-(xの2乗) を代入してみましたか? まだなら、やって、 その結果を補足に書いてごらんなさい。 今回の場合、各問題をテイラー展開の 定義どおりの手順で計算するのは、 得策ではありません。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
(1) 多項式のテイラー展開は、代入するだけです。 x=(1/√3)+h を f(x) へ代入して、 括弧を展開しましょう。 (2) 公比 -(xの2乗) の等比級数の和と 比較してみましょう。 (3) eのz乗 の z=0 中心のテイラー展開へ、 z=-(xの2乗) を代入してみましょう。 やってみて、解ったこと解らなかったことを 補足へどうぞ!
補足
Taylor展開について分からないので、具体的な数式で答えを示してください。お願いします。
お礼
ありがとうございました。