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column-hold upについて
蒸留についての講義で「column-hold upについて説明せよ」という課題が出ました。 調べてみると「カラムは高ければ高いほど蒸留効率が良いが、高ければそれだけ溶液の量が多く必要になる。カラムの高さに応じた必要な溶液の量がcolumn-hold upである。」といったようなことが分かりました。 そこで思ったのですが、なぜカラムが高ければそれだけ多くの溶液が必要になるのでしょうか。 どなたか回答をよろしくお願いします。
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蒸留塔 distillation column、distillation tower、精留塔rectifying column、rectifying tower というのは、中に充填物を詰めたり、何段もの段で仕切られた縦型の円筒容器です。 この充填物や段上で気液が接触して、低沸点成分と高沸点成分の物質交換が行われて、濃縮精製するのです。 塔が高く充填物層が長かったり、段の数が多ければ気液が接触する機会も多くなり、蒸留・精留の効率が上がります。 液が塔の中になければ、気液接触ができないので、蒸留・精留はできません。 同じ径の塔なら、 塔が高いほうが充填剤も多くなり、段数も多くなるのがふつうで、塔内に保持される液の量column-hold upが多くなるのは当然、だとは思いませんか。 本当は、充填剤を多くしたい、段数を多くしたいから塔を高くするんですけどね。だから、column-hold upは多くなると。
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