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宇宙服の仕組み
深海などの気圧の非常に高いところに行くなら、硬い金属の装甲に包まれた機械の中に入れば気圧に耐えることができますが、逆に宇宙空間のように気圧が無いところに出るときは、宇宙服を着ることでどうやって人間が生存できる気圧をうみだしているのでしょうか? 空気が入ってるから気圧が生じるのかな?と考えてみましたが、それがあってるのかもわかりませんでした。 わかればでいいですので教えてください。
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宇宙服は、船内用宇宙服というのもありますが、 質問は船外活動宇宙服の中の与圧服(気密服)のことですよね。 たしかアポロの頃の宇宙服は福岡の「スペースワールド」で 展示されていたように思います。 「日本惑星協会」のサイトでも宇宙服の画像などがあります。 気圧の差を考えると1気圧の差しかありませんから、 与圧服の構造は潜水服のように頑丈にしなくても良いのですが、 作業性を考えて、できるだけ低圧にして与圧服の膨れ上がりを 少なくしています。 ちなみに微小な隕石の衝突にそなえて最外層は ダクロンやグラスファイバーの積層構造になっています。 しかし一番、問題なのは熱の問題です。 「極寒の宇宙」のような表現がありますが、 真空は極端に断熱が良いので、数分で宇宙服内部は高温になります。 それを防ぐために宇宙服内部に水冷パイプをはりめぐらせ、 背中に冷却機を背負っています。 宇宙服が銀色または白色なのも太陽熱などの吸収を できるだけ弱めるためです。 ヘルメットのガラスも熱を吸収しないように 表面に金が蒸着してあります。 ASIMOみたいな金属性で関節にジョイントを使用した ロボットのような量産型宇宙服の開発も進んでいるようですが、 予算の縮小で目処が立っていないようですね。 民間で宇宙旅行ができる頃には宇宙服も市販されるように なるのでしょうが、、、
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- Lucus
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現在の宇宙服は1気圧にまで与圧していなく、0.27気圧しかないみたいです。 0気圧の宇宙空間で我々が生活しているこの地上の1気圧にまで与圧した宇宙服を着ると、その圧力差でパンパンに膨らんでしまい身動きが取れなくなるそうです。
お礼
0.27と実際の数値まで教えてくれてありがとうございます。参考URLもとてもいいです。
- inaken11
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まぁ、簡単に言えば、掃除機のホースみたいなモノで出来ていると考えたらいいのかな。 深海4000メートルで400気圧の気密を保つのと、宇宙空間で気密を保つのなら、真空中で1気圧が楽ですし。 ただし、宇宙には宇宙なりの危険な熱線や日陰の極端な冷却、放射線などの影響も避けなければならないのでそれなりの難しさがあると思います。
お礼
どうもありがとうございます。 掃除機のホースというのがわかりやすいですね。
- Hiyuki
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宇宙服も宇宙船も同じです。中を空気で満たして与圧しています。外の圧力が正か負かというだけの話です。 宇宙服も圧に負けないようにフレームで補強してます。でないと破裂しちゃいますから。
お礼
どうもありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 与圧服の膨れ上がりのことは全く考えてなかったので教えてもらって勉強になりました。 また断熱・冷却のための構造のこともわかりやすいです。この回答を読んで思ったのですが、ロボットアニメのように宇宙空間を緑や赤の薄くて動きやすいスーツで行動できるのはだいぶん先の話そうですね。