御質問は、マカロニリベットではなくブラインドリベットの事ですよね?
元レーシング・メカニクで、ブラインドリベットは『死ぬほど』打ちました。(メス型を使って一体成型するカーボンモノコックが登場するまでは、レーシングカーのモノコックはカーボンの板やアルミの板をブラインドリベットで組み立てる構造でした。勿論、1台分でウンザリするほどリベットを打つレーシングマシンではエアリベッターを使うのが基本でしたが、エアリベッタが入らない狭い空間はハンドを使うしかありません。)
>握力的には、かなり力がいるものなのでしょうか?
リベッターは握り直し(一旦手を緩め、も一度リベッターを深くかけなおす事)が利くので、かなり重い(太い)リベット打ちでも何度も握り直したら打てない事はありません。それよりも、1台で何百本も打つ場合の問題はマメでした。手の疲れはちょっと休めば回復しますが、マメが出来て潰れてしまうとすぐには作業を再開出来ません。
本数が少ないなら、ブ厚い手袋をして休み休みやればハンドリベッターでも十分作業が可能でしょう。
尚、最後に2点ほど。
※#1inaken11様御回答の通り、ステンレスリベットを手で打つのはかなり無謀です。
しかしリベット継手の締結理論はボルトと同じ、リベット本体のせん断力ではなく軸力によります。
ブラインドリベットの軸力は、リベット本体の材質では無く専ら心材の引き抜き力によって決まるので、高価で重いステンレスリベットを使う必要は余り無いと思います。
※ハンドリベッターはどこのモノでしょうか?
ロブスターのモノはレバー形状がよく、(恐らく)一番握力がかけ易いと思いますが、握りの断面形状が悪いのか、素手ではマメが出来安い様な気がしました。
お礼
サイズによる目安まで書いて頂いて大変参考になりました! ありがとうございます!