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「無生物主語」って意味不明
文法書に「無生物主語」という項目があり説明があります。 主語が生物か無生物かだけで、文型も特別じゃないし、取り立てて説明している意味がわかりません。 取り立てて説明している意味はなんでしょう? 説明から何を学べばいいのでしょうか?
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主語が無生物であること自体は,日本語でも英語でもとりたてて珍しくはありません。 しかし学校文法で「無生物主語」といったときは,主語が無生物であるだけでなく目的語が生物(特に人)であり無生物の影響を受ける形になっているものが多くあります。このような発想はあまり日本語的でなく,日本語に訳すときは多くの場合,人の方を主語とした方が自然な文になることが多いです。 そのため主語-目的語を英語のままにして不自然な日本語にならないよう,また英語で作文するときこのような構文も頭に浮かぶように特に取り上げるわけです。 定義上,全ての無生物主語構文がそうだというわけではありませんが,例文の主語と目的語の関係に注意して英語と日本語の発想法の違いを学んでください。
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- litsa1234
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http://www.y-juku.co.jp/grammar/contents/11.html を読めば少しは分ると思いますよ。 参考まで。
- princelilac
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>取り立てて説明している意味がわかりません。 鋭い感性をお持ちだと思います。 日本の英語教育は、いろいろな表現方法を=(イコール)で結んで暗記させることが多いです。 例えば受験必須の will = be going to などです。このように似て非なるものを一緒くたにしてしまいます。このような教育方法は、言語を貧弱にしてしまいます。これを前提に回答します。 The news made me angry. その知らせは私を怒らせた。 I got angry about the news. 私はその知らせに腹を立てた。 直訳すればこのように差が出ますが、「無生物主語」の説明を取り入れると、両方とも下の例文のような訳になります。 日本語訳が元の英文のニュアンスを正確に伝えているか?と問われれば、100%正確であるとはいえません。しかし、それでも直訳の方が両者の差を表現できます。日本語としては不自然な上の訳文でも、英語では自然な表現であるということを確認すればそれでいいのです。 そもそも日本語訳というのは、採点者が受験者の学力を判定するための手段以外で使われることはありません。頭の中で相手の書いている文が理解できればそれでいいのです。日本語訳はその程度のものなのだと考えてください。和訳の能力は英語の学力とは無関係です。
- marbleshit
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今では極当り前に感じるかもしれませんが、 元来日本語には無生物を主語にして文章を綴るという慣習が無かったのです。 戦後『何があなたをそうさせたの?』 という表現が当時の日本人にとって極めて新鮮に響き、大流行と相成りました。 そうした歴史的経緯があったからこそ、件の英語的感覚が日本語にも組み込まれ、 ある種の芳醇さが加味されて来たということです。 何を学ぶかという点については、個人のコンピテンスに帰するものでしょう。