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中耳炎の抗生剤の薬剤耐性菌の症状?高熱が続いてます
- 子供が中耳炎にかかり、抗生剤を飲んでいましたが、鼻水が出ると治ったかと思えばまた中耳炎になる状況です。
- 薬を勝手にやめた後、耳が痛くなり大泣きするようになりました。診察では急性中耳炎と診断され、抗生剤と点耳薬を処方されました。
- 現在の症状は土曜からの高熱と少しの鼻水です。中耳炎に耐性菌ができている可能性があるため、総合病院を受診すべきか判断が難しいです。
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まず、勝手に薬をやめるのはNGです。 抗生物質というのは、病原菌をたたく薬ですが、 病原菌を殺す場合と、活動を押さえる場合があります。 例えば、殺す薬の場合、薬に弱い菌から順番に死んでいきますが、 途中でやめると、薬に抵抗力のある菌だけが残り、 それがはびこるということがあります。 例えば、A、B、Cという3種類の菌があり、Cが病原菌で、 抗生物質を飲むと、A、B、Cの順で菌が死ぬとします。 このとき、AとBが死んだ時点で、薬をやめると、Cだけが残ります。 このとき、Cにとっては、薬がなくなったので命拾いしただけでなく、 いままでは邪魔者だったAとBがいなくなるので、Cの天下となります。 そのために、かえって、症状が悪くなるということが起きます。 また、活動を押さえるだけの場合、体の抵抗力が菌を殺すのを 待たなければなりませんが、そのまえに「押さえ」である 薬をやめれば、再び活動が活発化します。 そのときも、押さえこみに強い菌が残っているということに なります。 また、抗生物質ではないのですが、 症状がなくなったからと言って、急にやめると、 薬の副作用が出て、とんでもないことになる薬もあります。 (薬をやめる時には、時間をかけて、徐々に量を 減らしていく) 耐性菌が出たのかどうかを調べるには、 それなりの施設が必要ですが、それを調べても、 たいていの場合は意味がありません。 なぜなら、調べるのに日数がかかるからです。 例えば、一週間かかるとすると、 結果が出たときは、「一週間前はこうだった」 という話になるからです。 それでも価値があるのは、重篤な場合です。 病院を勝手に変わるべきではありません。 例えば、5月1日~10日まではA病院 11日~20日まではB病院 21日からはC病院とします。 すると、B病院にかかったときには、 A病院にかかったときの10日間の病状は、 「想像」でしかないのです。 何しろ、データがないのですから。 例えば、A病院で中耳炎と言われたのに、 C病院では、その兆候がなかった場合、 中耳炎が治ったのか、誤診だったのか、 わからないことになります。 つまり、病気が治らずに続いているのか、 病気が治って、別の病気になったのか、 わけが分からないということになるのです。 A病院から、B病院を紹介されたという場合には、 こんなバカなことは起きません。 なので、病院を勝手に変わるというのは、 普通は、百害あって一利なしです。 時々、TVなどで、いくつもの病院を回って、 ○軒目にやっと病名が分かった…… ということが話題になりますが、 話題になるのは、それが、例外だからですよ。 通常は、あり得ないから、話題になるのです。 ご参考になれば、幸いです。
お礼
とてもわかりやすいお答えありがとうございます!! 抗生物質といっても、ただ菌を殺すだけではなかったのですね。こういうことを知っていれば、抗生剤の考え方がぜんぜん違ったのに・・と思います。 確かに、病院の事については、今日行った病院で同じような事を言われました。 病院を変えてもダメなんですね。症状を見守ることにします・・