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フロン回収に関する業務と法令の実施状況は?
- カーエアコンやビル店舗用エアコンのフロンガス回収は、アナ抜け&違法なしに遵守されているのだろうか。家電リサイクル法や地球温暖化ガス取締法で家庭用のエアコンは専門業者やリサイクル処理機関でフロンガスの放出や投棄による大気中への放散を厳しく取締実施されているが、カーエアコンやビル店舗用エアコンについては何か抜け道があるのか疑問が残る。
- フロン規制やリサイクル法の法令は厳守されているのだろうか。車や機器の処理に際してはコンプレッサー等の冷凍サイクルを専門業者が事前に冷媒を抜き取り、その後に破砕処分されているのだろうか。このあたりの実態について詳しい方やご存知の方に教えていただきたい。
- 関連法規の情報は以下のWebページで確認することができます。具体的な法令やガイドラインについて詳しく知りたい場合は、参考リンクをご覧ください。
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A No.1 HALTWO です。 御礼、有難うございます。 >また、それが正規の事業所や手続きに基づく廃棄処理であり、費用削減や手間の省略で不法に投棄される機器の場合はどうでしょうか・・・ 不法に投棄される機器が法令を順守した Gas 抜きなど行なわれている筈がありません(笑)。 産廃業社に持ち込まれるものが「正規の事業所や手続きに基づく廃棄処理」を経たものかどうかは判りません。 少なくとも機器を持ち込む業者は Fluorocarbon 類回収業者及び破壊業者ではなく、空調設備施工業者が古い機器を新しいものに交換する際に廃棄される古い機器を持ってくるものですので、機器廃棄者が殆んどです。 でも、少なくとも 95% 以上は「潰してもブシューッにはならないもの」ですので機器を持ってくるまでの過程で Fluorocarbon 類回収業者の処に寄ってくるのでしょうね。 全国的に常時行われている量は空調機器以外の Fluorocarbon を使用する機器 (Spray など) を使用中にブシューッと排出されるものや、日本以外の国々でブシューッと排出されている量に較べれば微々たるものだろうと思います。 法令を順守した Gas 抜きを行わずに不法投棄される空調機器の総量がどれほどあるのかは判りませんが、そのような法律を施行していて、少なくとも産廃業社の処では 95% 以上法令が順守されている日本の状況は気を揉むようなものではないと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/温室効果ガス に日本の温室効果 Gas 排出量が報告されていますが、温室効果 Gas は Fluorocarbon に限ったものではなく、様々なものが二酸化炭素に換算されて示されています。・・・つまりは二酸化炭素の排出量も問題視すべきことになります。 しかし (私は原発反対派なので(^_^;))「LNG や Shale Oil は二酸化炭素を排出するから原発をもっと増やそう」というような原発推進意見には与することができず、逆に「地球が徐々に (人間の世代交代よりも遅く) 暖かくなっていって何処が悪いの? 人類の歴史 (文明の歴史) では Greenland の開拓が進むほど暖かくなったりしたこともあるのに・・・」と思ってしまうのですが(^_^;)・・・。
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- HAL2(@HALTWO)
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他の都市での事は知りませんが、私の住む横浜市では違反は数% 以下ではないかと思います。 3 社ほどの産廃業社の作業を丸 1 日観察した事がありますが、百台前後持ち込まれる家庭用・業務用 Air Conditioner を Yumbo と通称される大型 Shovel Car の Shovel を鋏 (掴むための爪が上下に付いたもの) に変えた重機で無造作に掴んで 20t 超 Truck に積み込む作業で潰されたものから勢い良く Gas が吹き出したものは数台 (5 台以下) しかありませんでした。 毎日 1~2 台は勢い良くブシューッと白い Gas が噴き出すことがあるようですが、全体で百台ぐらいありますから、違反率は数% 以下ですね。・・・観察目的は Truck の出入り (導線) 観察という別目的だったのですが、ブシューッは「あっ Fluorocarbon Gas なんだろうな」とは思ったものの「うわっ、もう 1 回見たいな(^_^;)」と思うくらい壮観でしたね(笑)。
お礼
ご回答を賜りまして誠にありがとうございます。 実務・実際の現場での目視で数%と言う事で、不安が当たったのか意外に少ないのか判断に迷います。 また、それが正規の事業所や手続きに基づく廃棄処理であり、費用削減や手間の省略で不法に投棄される機器の場合はどうでしょうか・・・ 1台1台は白いガスが勢いよく出る壮観な眺めでしょうが、それが全国的に常時行われているとすると温室効果ガスの規制は抜け道だらけ、法令無視が横行していることになるのでは・・・
お礼
重ねての貴重な情報・ご考察を頂戴して誠にありがとうございます。 確かに、地球温暖化の功罪論やエネルギーミックスの観方と対応、そもそも現在は現在が温暖化へ向かっての途上か、それとも長いスパーンで言えば地球のマグマの冷え込み氷河期への歩みの中の踊り場説もあり、その対策や緩和策としての3R社会や温室ガス規制も経済成長・産業振興・エネルギーコスト・大気汚染等の要素も絡み視野視点によってプライオリティも異なり難しいですね・・・