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北方領土って放棄したのではないのですか?
日本は、サンフランシスコ条約で、クリル諸島を放棄しています。 誰が地図を見ても、クナシリ&エトロフは、クリル諸島の一部であり、 日本の主張は、竹島に対する韓国の主張や、尖閣に対する 中国の主張と変わりません。 現に北方領土については、裁判で片を付けましょうとは言いませんね。 負けるのが明白だからです。 このたびプーチン大統領は、4島の1/2面積でどうだと打診してくれました。 気の変わらないうちに、それで手を打つのが得策だと思いますが、 なぜ政府はためらっているのでしょうか?
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日本が放棄した空白地の主権を主張する奇行と 千島列島だったものを千島列島ではないと主張する愚行。 サンフランシスコ講和条約にソ連が署名していないことを 理由に挙げるならば、 ロシアに返還を求める地域は千島列島全域と 南樺太その他となりそうなものですが。 ーーーーーーーーーー 【論説】ロナルド・ドーア氏…「北方領土を諦めるのも賢明な道」「国際裁判では日本が負ける確率が高い。原因を作ったのは米国 http://blog.livedoor.jp/uu2ch-222/archives/50578816.html 時々日本の外務省は、一度採用した外交路線を放棄できずに成り行きに任せ、しまいにはにっちもさっちもいかなくなってしまう ことがある。北方領土問題をめぐる対ロ関係が正にその典型であろう。 ・・・ 仮に裁判になった場合、日本が負ける可能性が高いというのが、国際法の専門家の意見だ。理由は、サンフランシスコ条約で 日本ははっきりと主権を放棄してしまったからだ。 ・・・ 戦争が終わろうとするときのヤルタ会議で、連合国が「日独には帝国主義的侵略によって得た領土を返還させよ」という原則を決めたが、 千島列島がそうして得た領土ではないことが当時は分かっていなかった。その間違いはダレス国務長官によってサンフランシスコ条約に 持ち込まれ、吉田茂首相が苦情を言ったが、ダレス長官は「ロシアとの関係が微妙なときにうるさいことを言うな」と抑えてしまった。さらに、 日ロ両国の親睦を邪魔しようと横槍を入れ、「沖縄を返すのも危うくなるぞ」と脅した。 その後、日本は「明治8年の条約がある。国後、択捉は戦果ではない。ヤルタ会議での米国の誤解だった」などの論法を展開せず、 条約における「千島列島」の定義など、些細な法文解釈に基づいた論法しか続けてこなかったからだ。 ーーーーーーーーーーー 第一次安倍内閣の時、当時外務大臣だった麻生がやはり 4島に拘らないという発言をしたが、結構反対があったと聞きます。 まーやはり、特に自民党政権下で脈々と続いてきた4島返還論ですから それを変えるとなると、では君たちは今までウソを言っていたのか、 とかいった批判や、なぜ折れたのかという説明とか、 やはり転換するには相当な胆力と説得力が必要でしょうし、 過ちを過ちと認められないという、政治家によくある気質にもひとつ 理由があるでしょう。
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- nacam
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>日本の主張は、竹島に対する韓国の主張や、尖閣に対する 中国の主張と変わりません。 とんでもありません。 国後・択捉の場合、サンフランシスコ条約で、明確に日本が放棄した領土です。 竹島や尖閣諸島のような、未規定の領土ではありません。 国際条約で放棄した領土の領有権を主張するなど、言語道断の侵略行為そのものです。 ただし、北方領土のうち、歯舞・色丹に関しましては、竹島・尖閣諸島と同じで、帰属が国際条約で未規定となっています。 歯舞・色丹、竹島、尖閣諸島の帰属が未規定となっているのは、ポツダム宣言において、「日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国ならびに吾等の決定する諸小島に限られなければならない。」とされていながら、「吾等の決定する諸小島」が、全く規定されなかった事にあります。 日本の諸小島を定めたものとしては、マッカーサーラインしか存在しません。 マッカーサーラインが、「吾等の決定する諸小島」に該当するのかどうかが、最大の問題点となります。 歯舞・色丹、竹島、尖閣諸島は、マッカーサーラインの外側に設定されています。 マッカーサーラインが、「吾等の決定する諸小島」に該当するのであれば、日本はその全てを失います。 該当しないのであれば、当時の連合国とその継承国であるアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国で決定する必要があります。
お礼
わたしは、今回のプーチン提案は、破格の好条件だと思っています。 ありがとうございました。
- princelilac
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日露の間で主張の違いはありますが、日本の主張は筋が通っているものです。尖閣、竹島に於ける中国、韓国が抱く妄想とは別物です。もちろんロシア側の意見を封殺することはできませんが、少なくとも日本として主張することは大切です。今回の日露交渉が上手く運べば、中韓に対しても発言力が増すかも知れません。 (1)「誰が地図を見ても」と言えるほどではありません。少なくとも私には色丹と歯舞は北海道の離島のように見えます。地図には国境線がありますが、海にはありません。海にあのような線が引いてあれば誰の目にも明らかでしょう。私と同じ意見の人は他にもいます。 (2)ロシアが領有権を主張する根拠はヤルタ会談にあります。しかしそのヤルタ会談の正当性に疑問があります。 ※領土の割譲や併合を、当事者(この場合は日本)が同席しない場で決定することは国際法違反だった。 ※それに先立つカイロ宣言で、領土拡大を意図した戦争を否定しており、ヤルタ会談の存在そのものが無効であった。 ※ソ連が対日参戦した翌日には、日本は連合国に対しポツダム宣言受諾を伝えており、その後の戦闘行為により得た権利は、カイロ宣言以前の国際法違反であり、無効であった。 ※アイゼンハワー大統領が、ヤルタ協定はルーズベルト個人で交わしたものであり、米国が認めた協定ではないとの宣言をしている。つまり北方四島はもちろんのこと、千島列島の全島、南樺太をソ連領とする根拠がなくなったこと。国際法に違反している点からも、日露戦争後の状態に戻すよう主張する権利がある。 ※サンフランシスコ講和会議にソ連が調印していないので、領土問題の結論はついていない状態であった。 ※その後の日ソ共同宣言では、歯舞・色丹を平和条約の締結後に日本に変換することを取り決めた。 ※今だに返還に応じていないのはソ連(ロシア)側の一方的な宣言違反であること。 (3)国際司法裁判所へ訴えないのは、負ける可能性が高いということは正しいのですが、理由が違うと思います。負ける可能性が高いのは、「日本の主張は誤り」という理由ではなく、判決が強い国に有利に働くからです。この場合裁判の相手はロシアだけではありません。ロシア(ソ連)と国境が接している中国、太平洋で絶大な権力を誇るアメリカ。この両国は日ロが領土問題でこじれさせていると、自国との摩擦を減らすことができるので、問題が解決できないように、しかしバレないように邪魔をしていたのです。例えば日米安保を締結すれば、ソ連は対日外交を硬化させるので、領土問題の解決を阻むことができるのです。五大国のうち、米ソ中の三ヵ国を相手にしなければなりませんので、裁判は絶対に不利になります。そして敗訴すれば永久に領土返還は叶いません。あくまで外交によって返還に漕ぎ着けなければなりません。
お礼
私も歯舞・色丹は、クリル諸島外だと思いますので、質問文では だれが見てもは、クナシリ・エトロフだけにかけてあります。 サンフランシスコ条約で、恫喝に負けたとはいえ、世界に対して 放棄することを宣言した土地を少しでももらえるなら、 万々歳じゃないでしょうか。 ありがとうございました。
- Mokuzo100nenn
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>このたびプーチン大統領は、4島の1/2面積でどうだと打診してくれました。 そんなことはまだ打診さえしておりません。 しかし、100万円を奪っておいて、返せと要求されたら「50万円でどうだ?」って。 こんな美味しいことがまかり通るなら、ロシアは今後とも武力侵略を繰り返すでしょうね。 大目に奪っておいて、半分だけを永続的に自分のモノにする。
お礼
サンフランシスコ条約で、世界に対して放棄することを宣言した土地を 少しでももらえるなら、万々歳です。 ありがとうございました。
- cherry77_
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ロシアとはサンフランシスコ条約を締結していませんよ。 北方領土は係争地ではなく、国際的には空白地扱いです。 ですから、竹島や尖閣とは争いの種類が違うのです。 ただし、あなたの言う通り、これで手を打つのは現状ではベストな選択と言えます。 政府がためらうのは、アメリカが反対しているためです。 アメリカは日露が平和条約を結ぶことによって、アメリカのプレゼンスが低下することを畏れています。 近年、アメリカの対露戦略は失敗続きで、この結果グルジア紛争やチェチェン紛争が起きているため、日本にロシアが接近することを嫌がっているわけです。 チェチェン紛争の難民二世がつい先日もボストンマラソンで圧力鍋爆弾テロを行って多数の事故を起こしたのは記憶に新しいでしょう。
お礼
ありがとうございます。 本当によくもソ連からこんな条件引き出せたもんだと思うほど 好条件だと思っています。 ありがとうございました。
- love_pet2
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アメリカが妨害しているからです。ロシアは歯舞と色丹については返還する意向があったのですが、日本がロシアの提案を蹴ってしまいました。どっちみち、国後と択捉は帰って来ません。日本が放棄したのだから。まあ、根室の漁民たちにとっては 百年後に4島が返って来るか来ないか分からないよりも、数年以内で歯舞と色丹が返ってきた方が現実的だと思いますけどね。これ、個人の土地問題だったら 日本政府のような交渉をする弁護士は無能な弁護士です。もっとも、外交はまた別の難しい要素もあるんでしょうけど。
お礼
なるほど、アメリカの意向はあるでしょうね。 しかしながら、USAにしても、尖閣と千島の両方でもめるのは、 もはやつらいところがあるので、賛成してくれるんじゃないかな? ありがとうございました。
- あずき なな(@azuki-7)
- ベストアンサー率16% (1963/11745)
おいおい クリル諸島と千島列島が別物である事ぐらい北方領土に興味のない道民の私でさえ知ってるよ? 国後択捉は千島列島の一部です 個人的には択捉はいらないので国後は返してほしいですね
お礼
そんなことを言っているのは、日本人だけです 国際的には一笑に付されます。 ありがとうございました。
- NURU_osan
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ここで質問するよりも外務省の公式発表(No.2の方が張っておられるリンク)を見た方が早いと思いますが・・・一度くらい検索したんですか? 日本がかつて放棄したのは「千島列島」であって「クリル諸島」ではありません。この2つの名称が示す島の範囲は違うんです。 「クリル諸島」はカムチャッカ半島と北海道の間にある島を全て含みますが、「千島列島」はカムチャッカ半島と択捉島の間にある島を指します。 いわゆる北方4島とされる択捉・国後・色丹・歯舞群島はサンフランシスコ条約で放棄されていません。 ついでにいうとロシアはサンフランシスコ条約に調印していません。 ロシアによる北方4島支配はサンフランシスコ条約はもちろん、いかなる条約・合意にも基づいておらず、単に「第二次世界大戦で獲得した」と一方的に主張しているだけです。さらに言うと、ロシア(当時ソ連)は第二次世界大戦は領土の獲得を目的にしないとする大西洋憲章への参加を宣言しています。 また、千島列島は帝政ロシアとの間で平和的外交交渉の結果、樺太千島交換条約によって正式かつ平和的に一度日本の領土となっています。 中国は尖閣諸島を領有した事は一度もありませんし、韓国も同様です。 立場が全く異なります。 そして国際司法裁判所への付託は一度日本側から提案されていますが、時のロシア外相に拒否されています。負けるのが明白だから国際司法裁判所に付託しないようにしているのははロシア側であって日本側ではありません。 分割返還を受け入れないのは、それに合意することで残りの半分を永久に返してもらえなくなる可能性が高いからです。 逆にロシアが全島返還ではなく分割返還を呼びかけているのは、ロシアが返還を躊躇っているのはオホーツク海を自国領土で囲むことで外国(特に米国)艦船が侵入できない内海化させておきたいからです。 オホーツク海を内海化できていればカムチャッカ半島や樺太の防衛が格段に楽になります。 このことからも、ロシア側の分割返還に応じると最終的に全島返還に応じてもらえなくなる可能性が高いのです。
お礼
外務省の言い分は国際的に通用しないものです ありがとうございました。
- mekuriya
- ベストアンサー率27% (1118/4052)
外務省: 北方領土問題 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hoppo/
お礼
外務省の言い分は、正直国際的には通用しません。 ありがとうございました。
- tar5500
- ベストアンサー率22% (852/3865)
ニュースちゃんと見ようね。まだ提案も何もしてない プーチン大統領がそういう話もあるって言っただけだよ 北方領土問題、面積等分に言及か プーチン氏 http://www.47news.jp/CN/201304/CN2013043001002432.html
お礼
こういう話がニュースで流れるということについて、 裏で何があるのか炉理解しなければなりません。 ありがとうございました。
お礼
売国奴と呼ばれても、勝手にサインしてくる外務大臣が いればよいのですがね。 ありがとうございました。