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日本の領土問題
日本は現在、ロシアとは北方四島、韓国とは竹島、中国とは尖閣諸島と多くの領土問題を抱えていますが正直このままでは返ってくるようには思えません。 思うのですが全て返してもらおうというのは無謀な考えではないでしょうか? 北方四島はロシアの二島返還案をのみ、竹島、尖閣に関して口添えしてもらう、ないし干渉させないようにするというのが得策であると思うのですが甘い考えですか? 一番怖いのは露中韓が領土問題で結託することだと思うのですが。 たくさんの意見、領土問題に関する知識をお待ちしています。
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無謀な考え方と言うのはどうかと思いますが、実際現実的でないと考えているのは質問者さんだけでは無いと思います。 ただ考えてもらいたいのですが、確かに今現在は北方領土返還問題の目処が立っていないものの、過去においては協議の気運はあったのです。旧ソ連時代においてもそうだし、ロシアに変わってからもそうです。当然ロシア首脳の頭の中には常に北方領土問題解決と日露平和友好条約(未だに締結されていない)をバーターさせたい考えがあり、特に国力低下が叫ばれソ連崩壊期においては大いにチャンスがあったと思っています。 それが何故纏まらなかったのかと言うと、結局はロシアの世論が返還を良しとしなかった為です。因みに2島返還は1956年の日ソ共同宣言の際、ソ連側から日ソ平和友好条約締結と2島を返還とバーターする旨の打診があったのを受けての事で、今のロシアとしてもその線ならまだ国民の理解が得やすいとの読みでしきりに日本の現実的対応を求めてきています。只実際のところは、ロシアにしても奪略した領土との認識がある為、韓国の様に無理を通して維持したい訳では無く、あくまでも国内世論との兼ね合いと言う意味が大きい様に思えます。 で、質問者さんへの答えなのですが、確かに今の現実を見据えるなら質問者さんが提案する方法がより現実的と思わなくもありません。ただ、もし政府がその方向に舵を切ったとして、それで日本国内の世論をまとめ切れるのかどうかの問題があります。 何処の国にも、それぞれの事情で様々な世論が渦巻いています。だから、例えそれが一番現実的で理想の形であったとしても、人間の意地と欲と思惑の集合体ともいえる世論はそう理性的には動いてくれません。だから質問者さんも、その辺の所を理解して物事を見られれば、また違った風景も見えてくるのではと思いますが、どんなもんでしょうか。
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- isoken
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>日本の領土問題 領土問題の現実的解決策をという御指摘であろうかと思いますが、建前論から申せば日本が現実に有する領土問題は北方領土と竹島問題のみであり、尖閣諸島はこれらに含まれません。 即ち国際外交上の常識から申せば、領土問題があると言及する事は交渉の余地ありと自ら認めてしまう事であり外交上最大のタブー、本音で言えば中国側ごり押しに依る多少の問題が存在すると私自身も思わないではありませんが、尖閣就いては領土問題と口が裂けても言ってはならないのが日本の立場です。 >北方四島はロシアの二島返還案をのみ 大変残念ながら二島返還ですら最早その意志をロシア側は有しません。 13年以上前に経済的苦境にあったエリツィン大統領当時のロシアであれば、二島ないしは三島の先行返還は可能でしたが、当時の日本国政府は四島一括返還すべしとの国内世論に押されてこれを断念、しかも鈴木宗男氏逮捕以降の外務省は所謂「北風政策」ともいうべきスタンスを堅持し北方領土問題はほぼ放ったらかし状態、経済的苦境から脱し資本主義社会への移行が或る程度軌道に乗った現在のロシアに、北方領土返還の意志は微塵もありません。 何れにしても、日本国政府としては北方領土・竹島の日本領としての正当性を未来永劫世界に向かって唱え続け、解決に到るには50年・100年のスパンで考える事になろうかと思われます。
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- nacam
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>北方四島はロシアの二島返還案をのみ 日本が、2島返還のロシア案を拒否し、ロシアの不当支配と明言してしまった今では、不可能な案です。 そもそも北方領土問題は、冷戦時代に、二島返還により日本とロシアが親しくなる事を危惧したアメリカの策略によるものです。 アメリカが、二島返還、平和条約締結を行った場合、沖縄を返還しないと日本政府に通知したことによります。 その後プーチン大統領(当時)の2島返還の提案も、小泉内閣で拒否したため、今後とも日本に返還されることはないでしょう。 北方領土請求じたいが、日本の不当行為ですから、全てあきらめるべきです。 竹島に関しては、韓国領ですから、韓国と実効支配の原則に従い、韓国と国境画定を行うべきです。 それにより、日本の国境が実効支配に基ずくものであることを示し、中国の尖閣諸島領有の主張を、論理的に拒むことが可能となります。 現状では、尖閣諸島では実効支配の原則を盾に中国の主張を拒否しながら、竹島においては、実効支配の原則を認めないとするダブルスタンダードになっています。 日本が、韓国の竹島の実効支配を認めない以上、日本が中国の尖閣諸島領有の主張、さらには沖縄、九州への領土要求を拒否する論理的根拠を失います。 実効支配の原則に従い、竹島を韓国領とするべきです。 韓国と中国の間にも、間島問題、蘇岩礁問題などをかかえているため、日本の一部にある、ロシア、韓国、中国の包囲網というものは、幻想でしかありません。
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NO.2 さんのご回答に私も賛同したいと思います。 北方4島も、竹島も、尖閣列島も、のめりこんでいるのは皆日本の方ではありません。竹島への過大投資を続ける韓国、更に4島に関しては中国人まで呼んできて巻き込ませ、余計に立場を危うくしているのがロシアの馬鹿政策です。尖閣にせよすでにガス田を稼動させてのっぴきならない状況に自らを追い込んでいるのは中国の方ですね。 それぞれすじ論からいけば日本に利があることを相手も自覚しているからこそ焦るあまりに危ない橋を渡ろうとしているのでしょう。 日本はあわてる必要はありません。がんがん自国の主張を相手に、世界に堂々と切らさず発信し続けるだけでいいのです。これだとたいして経費はかからないし、何よりも現状が当面実質な損害や日本国民の生命にかかわるわけでもないのですから(国後などの住民だった人たちにはお気の毒ではありますが、実害は限定的です)。 ですから、ご質問ですが、余りこちらから弱気にでることはないと思いますよ。 100年かけるつもりで正論を言うだけでいいと思います。勝機は絶対あります。
お礼
遅くなりました。 回答ありがとうございます。
- upup123123
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気軽に言うね。それは絵に描いた餅だよ。 よく経済アナリストが「消費税を上げて債務を減らそう」なんていうけどそれと同じ。 二島で国民を説得できるのか? 得策かもしれないけど批判に耐えられるの? 日本は専制国家じゃないから国民を説得出来なければ何も出来ない。 もっと言えば、ロシアが竹島・尖閣に関して口添えなんて期待できない。 ロシアがそんなにお人好しならとっくに日米安保ではなくて日露安保が結ばれている。 というか、領土に関して頼れるのは自分自身。他人なんて当てにできないよ。 だからこそ、どんな貧乏な国でも軍隊を組織して自衛してる。
お礼
遅くなりました。 回答ありがとうございます。
- mekuriya
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「返してもらおう」という言葉に質問者さんの卑屈な姿勢が現れているように思います。領土問題を抱えているのは日本ではない。それは露西亜、中国、韓国の方なのです。困っているのは日本でなく露西亜、中国、韓国の方なのだという事実を認識してください。日本は何でも自己中心的にしか問題を理解できないが、相手の立場で考えてください。それが国際外交の本質です。日本は下手に出る必要もないし、妥協する必要もないし、取引する必要もありません。堂々と正論を主張し日本の立場を堅持することです。領土問題は露西亜、中国、韓国の弱みであり、逆に言えば日本にとっての強みです。といくら説明しても天性の外交オンチの日本人にはなかなか理解できないのかも知れません。領土問題があることによって日本は露西亜、中国、韓国に対して切り札を持つことになるのです。これまでもこれからも日本は3国に対して領土問題は決着していませんよといい続けるだけで良い。なにもわざわざ3国を楽にしてやる必要などさらさらない。困っているのは3国の方なのだ。領土問題は返してもらうことに意義があるのではありません。
お礼
実際北方四島と竹島に関しては占領されているのですから返してもらうしかないでしょう。 何故露中韓の三国が困っているのか、詳しくお聞かせ願いたいです。
- sukegogo
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明らかにすべて日本のもの。 竹島は国際法艇で争えば確実に勝てるレベル。(ちなみに今、韓●は国際法艇での争いを拒否している) 尖閣はそもそも中国ともめること自体おかしい。台湾ともめているところに、あとから「台湾は中国だから尖閣も中国」といって来たようなもの。 それに、中国は周辺領土を侵略し始めている。これもその一貫と考えていい。 北方は明らかな占領地。ロシアは凍らない港と凍らない航路が欲しくてやっている。 ただここは、敗戦国ということで何もなしで返還はないでしょうね。 それに露が口添えしてなんとかなる国じゃありませんし(笑)
お礼
もちろん全て日本のものだという認識はありますよ。 それにしても尖閣諸島はもともと台湾との問題というのは知りませんでした。 回答ありがとうございます。
お礼
遅くなりました。 回答ありがとうございます。