あなたにとって「世界」とは、何でしょうか?どのような「世界観」をお持ちなのでしょうか?それによって変わってくると思います。
例えば、「宇宙」という世界を考えてみましょう。現在、「宇宙論」はどんどん進化しています。宇宙論といえば「ビッグバン宇宙論」が有名ですが、最近は「インフレーション宇宙論」も唱えられているそうです。この宇宙は130数億年前に誕生して、今も膨張しているそうですが、こんな宇宙が、他にもあるのでは?とさえ言われています。気の遠くなるような「世界」ですが、「世界観」の一つに過ぎません。しかし、少なくとも「宇宙」は、あなたばかりでなく、誰をも中心に回っていません。
「もし、自分が死んでしまったらもちろん意識もなくなると思います。そこには何も無いと思います。自分の葬式でも泣いている人がいるでしょう。でも、そんなのは死んでしまったら分かりやしません。」……これは、私もまったく同感ですね。神仏の世界やあの世というのは、人間が、「現世の苦悩や苦労、煩悩から救われるため、あるいは逃れるために創造したものに過ぎない。」、「宗教者の飯」になっているに過ぎないと考えています。
「世界は自分が居なくなったら無くなってしまうと思うのです。」……冒頭にも書きましたが、どのような「世界観」を持っているかによります。少なくとも、あなたが死んで、あなたの身体を構成している分子が宇宙の塵になっても、「宇宙」という世界はなくなりません。ただ、あなたが1個人として持っていた、表現は難しいのですが、「生きているあなたに、現在ある、万物を認識する精神的なもの」……それを「世界」とするならば……「世界」はなくなると思います。いわゆる「無」の世界が訪れると考えています。
私は、この回答で、「宇宙」と「万物を認識する精神的なもの」という二つの世界観を例に挙げましたが、「世界観」にはもっとあるかも知れません。考えてみると思考の世界がどんどん広がってくるかも知れませんね。(*^_^*)
お礼
とても、納得出来る内容をありがとうございます! やっぱり考えたら考えるほど難しいですね(笑)