方鉛鉱や黄鉄鉱などの地下での状態はどんなものでしょ
鉱物屋の商品、あるいは図鑑などで、色々の鉱物をみます。
結晶面などがきれいに見えます。 空気の環境だから、このように立方体、直方体、針状などであることが目視出来るのだと思います。
水晶やアメジストが卵形の石の殻の内側にビッシリ付着したようなものも飾ってあったりします。 http://nogisu.de-blog.jp/photos/suisho/img_0288.jpg
方解石が、穴(孔)に成長したという写真もあります。 http://blogs.yahoo.co.jp/kasekisaitama/21753806.html
水晶なども空洞のようなところで成長するようです。 http://voidmark.fc2web.com/quartz3/grow-quartz.html
~~~ 質問1 ~~~ 方解石、水晶、アメジストなどの産状
そうすると、卵形の石の内部に鉱物結晶が成長しているのではなく、地塊のどこかの部分が熱水などで流失し、その熱水の流れの中で珪酸塩の特定成分が周囲の低温部に付着し結晶成長しただけで、人間がその鉱物群集の付着しているところをうまく残して削ったために、一見卵形の石の内部に鉱物結晶が詰まっているように見えているだけなのでしょうか。 鉱物を採集している場所に卵形の石があるのではないのでしょうか。もしも、削岩機のようなもので鉱脈部を堀り進めたら、母岩の地塊の中に空洞や鉱脈があって、空洞部分に結晶面がある鉱物があるのでしょうか。 空洞はなくて、何かの水や鉱物には成長できなかった熱水成分の残滓が詰まっているのでしょうか。
~~~ 質問2 ~~~ 方鉛鉱や黄鉄鉱、針状の鉱物などの産状
これらは、地下ではどんな状態なのでしょう。 きれいな鉱物の周りはどうなっているのでしょうか。
なにが鉱物の立体の周りに詰まっているのでしょう。 鉱物標本にするときに鉱物の周りの何かを溶かし落としているのでしょうか。
~~~ 質問3 ~~~ もしも鉱物の周囲が気体などの場合
地下で鉱物ができている環境は高圧なので、気体が入り込むことはできそうもない感じがします。
気体ということもあるのでしょうか。 気体であるとした場合、隆起などで持ち上がらない、地下深いところのママでも、気体が入り込むメカニズムは何でしょうか。
~~~ 質問4 ~~~ 鉱物の周囲が液体の場合
地殻変動などで特定方向に力が加わった場合、押しと引きの力がかかる部分では岩が広がり陰圧部ができるのかもしれませんが、その場合、周囲の岩石から水分が減圧抽出されるようなこともあるかと想像するのですが、そうした結果なら、水のようなものが空隙を埋め、その水に含まれた成分が周囲に結晶を成長させるというようなことがあるのでしょうか。 そうだとすると、鉱物結晶がある周囲の母岩は鉱物結晶になった成分が減少しているのでしょうか。
~~~ 質問5 ~~~ 接触交代で結晶鉱物が成長するときは?
ドロマイトに方鉛鉱というような場合、地中では鉱物(例えば方鉛鉱)の周囲はどうなっているのでしょう。結晶分化作用で結晶になり損なった残滓があるということでしょうか。
http://sea.ap.teacup.com/isikoro/340.html
http://www.asahi-net.or.jp/~ug7s-ktu/galen2.htm
~~~ 質問6 ~~~ 片岩に挟まったような鉱物結晶
別子鉱山では「いずれも黒色片岩や緑色片岩などの結晶片岩中に層状に存在しています。鉱石は、おもに黄鉄鉱からなり、ほかに黄銅鉱、閃亜鉛鉱(せんあえんこう)、斑銅鉱などを伴います。」との説明があります。 http://www.i-kahaku.jp/research/special/kouzan/data/dou/kousy/indexb.htm
実物をまったく知らないのですが、鉱物結晶が成長しているとすると、鉱物と片岩との間はどうなっているのでしょう。
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ゴチャゴチャの質問で申し訳けないのですが、【商品や図鑑、博物館などでみる鉱物が、地中ではどんなふうになっていて、それをどうやって商品や鉱物見本、写真に撮れる状態にしているのか】が基本の疑問なので、その辺りを中心にお教えください。
お礼
ご回答ありがとうございました。