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ソーラー発電のコンセプト
ソーラー発電のそもそものコンセプトは何だったのでしょうね?? 私は自給自足じゃないかと思っていたのですが、そうでは無くなっているようです。
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お礼を見て認識の違いが理解できました。 停電時にはです。 根本的に自家発電のみの単独での電力の屋内使用というのは法で認められておらず、電力会社の配電線との連係なければならないのです。 そのような理由から電力会社の配電線の停電時には太陽光発電装置は設置容量の全てを自家で屋内使用する事ができず、サービスコンセントの使用のみに限定されているのです。 サービスコンセントの容量が15Aというのは小型発電機と同容量程度の電力で、発電機に関しては発電容量で資格が必要であり、無資格で扱える移動用小型発電機と同類に扱うために15Aまでなのです。 しかもそれは屋内配線に直接接続して使用する事ができません。 パワコンを動かす電力すら発電できな… とかの単純な話ではなく、様々な法の規制に対応する深い意味のある事なのです。 >「発電量<使用量」となり節約は出来ても0にはならないのですね。 仮に設置容量が4KWだとして、日中に4KW以上の負荷を使用する家庭ってどんな生活してますか? 真冬なら日照時間が短くて総発電量が少なく、逆に使用する電力量が多いというのは当然です。 しかし日中の自己消費がほとんどない家庭であれば、総発電容量が4KWもあれば年間での売電金額では15万円を下回る事はないと思います。 パネルの性能次第ですが、うまくすれば20万くらいは売れると思います。 これで年間の光熱費がゼロにならないお宅では設置容量をもっと増やすか、生活習慣を改善するかで下げるしかありません。 ちなみに我が家は7人家族で9LDKの家にパナソニック製のHITを約5KW乗せていますが、年間の電力消費量を月平均で購入金額にすると1万2千円くらいです。 それに対して年間の売電料金総額から月平均にすると1万8千円くらいです。 当然年間の光熱費はゼロで、さらに数万円の収入があります。 売電料金48円時の契約ですが、購入時価格は300万円程でした。
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>サービスコンセントに関連してですが、蓄電池を利用したシステムの場合は、停電時でも、夜間でも、ワパコンが止まるようには思えないのですが、その場合は家庭内全域に電力供給できるんでしょうか? パワコンのサービスコンセントは基本的に太陽光発電装置が駆動している時にしか使用できません。 蓄電池を使用する設備の場合は太陽光発電装置との併用であり、蓄電池からの出力は専用のパワコンで制御されます。 停電時には太陽光発電装置単体の時と同様に、蓄電池からの電力を分電盤に出力して家庭内全域で使えるというようなものではありません。 あらかじめ任意の切替装置を用意しておき、停電時には蓄電池からは特定の回路のみでの電力使用に限定されます。 夜間に蓄電池からの電力を出力させて家庭内で使用する事は可能です。 しかし蓄電池併用の場合は蓄電池の容量と性能で使える負荷の大きさと時間が決まります。 充分な使用に耐えられるだけの蓄電池ともなると、その価格は太陽光発電装置の3基分程にもなります。 しかも定期的なメンテナンスは必須な上に一定期間毎に蓄電池を交換しなければなりません。 得られるメリットは僅かなのにコストパフォーマンスは非常に悪く、それこそ経済的に余裕のある家庭でさえも採用する意味も感じないために普及は見込めません。
お礼
要するに蓄電池付きのシステムを付けた所で、停電時には太陽光発電と同じで、サービスコンセントの様なものからしか供給できないと言う事ですか・・・。 良く分りました。 有難うございます。
ANo.6です。 >1.視点が違うと言われたところ 視点が違う意味が分りません。 1時間に4KWもの電力を捻出出来るなら、家庭用の照明と冷蔵庫くらいなら余裕で稼動出来る様に思えるのですが、専用コンセントしか使用出来ない事が分らないのです。 質問者さんの勘違いは、太陽光発電装置から自己消費できるのはサービスコンセントからのみと思い込んでいるところです。 ANo.7にも書きましたが、太陽光発電装置からの自家発はパワーコンディショナーを経て家庭内の分電盤に接続されています。 という事は家中の電気は全て自家発から賄っているという事なのです。 なので日中の好天時に太陽光発電装置が発電している時間帯は全て自家発からの電力で賄います。 自家発がされている間は電力会社からは電力は購入しませんし、先の回答でも書いたように、自家発した電力の全てを自己消費してしまわなければ、その時間帯は自己消費した残りの電力は電力会社に販売しています。 つまり当然全くお金のかからない電気を使用しているという事です。 サービスコンセントとは切り離して考えて下さい。 >2.余剰買取より全量買取の方が、損得で考えるなら良いように思えますが・・・? 全量買取制度は基本的に業務用の契約であり、総発電容量が10KWを超える太陽光発電装置を設置しているところに限定されます。 全量買取制度の場合は自家消費する電力は100%電力会社から購入します。 全量買取制度では自家発電力は売るしかできず、自家発電から自己消費する事により電力会社から購入する電力の削減は出来ません。 なので電力会社の電気料金価格が改定されれば損が増えるだけです。 >ところで、この買取制度ってどうみても破綻する様に思えるのですが、大丈夫なんですかね?? どこの電力会社でも喜んでこの制度を受け入れたものではありません。 結局は政府が全ての資金を支出しています。 それなりに普及が進んだ事により電力購入価格も低下してきました。 近い将来にはやはり以前のように売るのも買うのも同価格に戻ると思います。 そのような事からも売電料金をローン支払いの充てにするような購入計画は適さないという事なのです。
お礼
何度も有難うございます。 >太陽光発電装置から自己消費できるのはサービスコンセントからのみと思い込んでいるところです。 思ってはいません。 サービスコンセントからのみになるのは停電時だけと認識しています。その上での質問でした。 停電時に、サービスコンセント(15A)くらいの電力しか使用出来ないくらいの発電量だとすると、停電していなくても結局は「発電量<使用量」となり節約は出来ても0にはならないのですね。 そもそも、パワコンを動かす電力すら発電できないなんてちょっと間の抜けた話しに思えます。
ANo.4さんへ >>家庭に限ってだと思いますが、停電時に一部のコンセントしか利用出来ない発電システムなのに、余剰なんて生まれるんですかね? >太陽光発電であれば、“停電時”は関係ないと思いますが?! 逆に、停電時に左右されないから太陽光発電なのではないですか。 認識が間違っています。 停電時、つまりは電力会社の配電線が停止し商用側の電力が断たれた際には、太陽光発電装置の制御機能により太陽光発電からの連係潮流は停まります。 商用電源の停電時にはパワーコンディショナー内のインバータが遮断され、太陽光発電からの分電盤への電力の供給がされません。 それは停電時には太陽光発電があっても家中の電気は一切使えないという事です。 ただし商用電源側が停電していて一切の電気が使えなくても、パワーコンディショナーにはサービスコンセントいうものがあり、日中で太陽光発電が自家発していれば最大で15Aまでの電源の取出しができます。 太陽光発電が使えない夜間はサービスコンセントも使えません。
お礼
サービスコンセントに関連してですが、蓄電池を利用したシステムの場合は、停電時でも、夜間でも、ワパコンが止まるようには思えないのですが、その場合は家庭内全域に電力供給できるんでしょうか?
自給自足と言えば自給自足です。 一般家庭における太陽光発電装置の設置は既に10年以上前から行われています。 もちろん当時は現在のように高額での余剰電力買取制度などありませんでしたから、電力会社から買う電力も電力会社に売る電力も同じ料金でした。 その当時の太陽光発電におけるコンセプトは、地球温暖化防止…でも、再生可能エネルギ…でも、発電の分散対策…でもありません。 日中に自家で消費する電力を太陽光発電にて賄う事により、電力会社から購入する電力量を削減して光熱費を大幅に減らす事ができる道具という扱いです。 現在のような補助金や買取制度ではないため、よほど経済的に余裕のある家庭での話でした。 初めに高額な設備投資をしても、確実に毎月の光熱費は削減できました。 高価な道具を買っても日々の出費が減ればいいと割り切れる人向けの事でした。 なので家を新築する際についでに太陽光発電を乗せてオール電化にすれば光熱費のゼロ円化も夢じゃないというのが基本でした。 それから月日も流れ太陽光発電装置の性能も大幅に向上し、行政からの太陽光発電装置設置に対する補助金や、更には余剰電力買取制度によって高額な単価で売電ができるようになった事が普及に拍車をかけました。 当時は1KWあたり48円でしたが、その後42円になり、今後は38円になると言われています。 それ以前だって質問者さんが言ってるように電力会社の買取制度がなかったのではありません。 太陽光発電連係が認められた頃には既に買取制度はありました。 ただし買取単価が安かっただけです。 太陽光発電からの売電単価が上がったおかげで、自家発からの自己消費を極力抑え、更にはトータルでの電力消費量を抑えさえすれば、太陽光発電装置を長期ローンを組んで購入しても、電力会社から入金される売電料金そのものでローンの支払いに充ててもお釣りがくるというような営業が盛んになりました。 パネルの設置容量を増やせば総発電量は増えるし売電料金も高額にはなりますが、トータルでの太陽光発電設備にかかる設備金額は高額になります。 太陽光発電設備そのものを安価な海外製などにすれば価格同様に総発電量はあまり伸びず、結果してローンの返済金額に対して微妙な額の売電料金にしかなりません。 これではなんのために高額な設備投資をしたのか意味がありません。 高いお金を出して買った物を長期間かけて支払ってるだけです。 基本的に太陽光発電装置はオール電化住宅における年間の光熱費をゼロにするための道具です。 初期投資はすぐに忘れられるような人がやるべき事です。 そうすれば確実に年間の光熱費はゼロになります。 売電料金で設備代を支払って元を取るという計算をするのはまちがいです。 しかもローンを組まなければ購入できないような人は手を出すべきではありません。 特に売電料金の下がる今年度からは一層現実的な事ではありません。 >家庭に限ってだと思いますが、停電時に一部のコンセントしか利用出来ない発電システムなのに、余剰なんて生まれるんですかね? 視点が間違っています。 通常は一般家庭でも4KWとか5KWの総発電容量のソーラーパネルを設置します。 日照次第では4KWのパネルなら4KW/h、つまり1時間に4000W分に相当する電力を発電します。 自家発電した電力に相当する負荷を使用して消費しない限り、リアルタイムで残った自家発電からの電力は電力会社に売電します。 >後、使用量が発電を上回ると外からの給電になると思いますが、その切替って途切れずに出来るモノなんですかね? パワーコンディショナーと呼ばれる装置内のインバータで常時入力と出力を管理しているので、ソーラーパネルが発電している時間内は絶対に途切れません。 >発電=売電、使用=給電だったら分る気がしますし、余剰だろうが全量だろうが言葉の違いだけじゃないか?って思うのは間違ってますかね? 太陽光発電装置で発電した電力から自家で自己消費した残りの分を余剰電力と呼び、その分を電力会社に販売します。 どこの家庭であっても冷蔵庫のように常時使用している電化製品は必ずあるので、一般家庭では自己消費ゼロというのは限りなく皆無に近いと思います。 自家発分を全て自己消費してしまう事もありえますし、それでも足りずに更に電力会社から購入して電力を消費する事もありえます。 それが余剰電力買取の契約です。 業務用に適用される全量売電は、その名の通りに一切の自己消費もなく全量売電するため、自家で自己消費できない配線での契約になります。 つまり自家発分は全て売電し、使用する電力は一切を電力会社から購入します。 なので一般家庭向きではありません。
補足
回答有難うございます。 回答を読んでもう少しと思った点をお聞きします。 1.視点が違うと言われたところ 視点が違う意味が分りません。 1時間に4KWもの電力を捻出出来るなら、家庭用の照明と冷蔵庫くらいなら余裕で稼動出来る様に思えるのですが、専用コンセントしか使用出来ない事が分らないのです。 2.余剰買取より全量買取の方が、損得で考えるなら良いように思えますが・・・? ローンで買うと言った意見は私も同じです。 1ヶ月1万くらいのプラスになり、それを念頭にローンを組むなんて危険過ぎ。 ところで、この買取制度ってどうみても破綻する様に思えるのですが、大丈夫なんですかね??
- ks5518
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No.4です。分かる範囲で。 >家庭に限ってだと思いますが、停電時に一部のコンセントしか利用出来ない発電システムなのに、余剰なんて生まれるんですかね? 太陽光発電であれば、“停電時”は関係ないと思いますが?! 逆に、停電時に左右されないから太陽光発電なのではないですか。 >使用量が発電を上回ると外からの給電になると思いますが、その切替って途切れずに出来るモノなんですかね? 大丈夫だと聞いています。太陽光発電では、発電量が天候や昼夜に左右される為、自動で制御されるのではないかと思います。 ※現在は、「テレビなどで発電量や使用量などをモニターできる」ような事を聞いたことがありますが。 >発電=売電、使用=給電だったら分る気がしますし、余剰だろうが全量だろうが言葉の違いだけじゃないか?って思うのは間違ってますかね? もともとの発想が、家庭での電力会社供給の電気代を節約する目的で販売促進、採用されてきたわけですので、「発電=売電」の考え方ではなく、発電>売電の考え方です。あくまでも、“余った電気を買い取ります”⇒“多少の収入にもなります”的なものの考え方です。 《余談ですが、、、(ソーラーとはあまり関係ないかな?!)》 よく家庭では、『深夜電力利用』をメリットとして、色々な家庭用の設備が普及していますが、この『深夜電力』・・・夜間の安い価格に設定された電力を利用して何かをするシステムですが、もともと『深夜電力』は原子力発電に基づいている発想なのです。原子力発電は、夜間だからといって安易に止められない性質を持っており、夜間も稼動させざるをえずこのシステムが出来上がっているのです。しかし、原子力事故により原子炉稼動が停止している現在、電力各社は安い深夜電力供給が出来ない状態になっているのです。深夜でも電力を生産し供給しなければならないと、それだけ化石燃料を消費するわけで採算に直接影響するわけです。実際、現在の深夜電気料金がどうなっているのかは、電力関係者ではない為分かりませんが。 【東電の知り合いから聞いた話し。】
お礼
余談の話し、無関係では無いと思います。 夜間の安い電気はどうしてか?については知っていました。 供給>需要の図式は太陽光でも当てはまると思いますし、その範囲が物理的に狭い事がこれから先の不安かもしれません。 有難うございました。
- ks5518
- ベストアンサー率27% (469/1678)
>ソーラー発電のそもそものコンセプトは何だったのでしょうね?? 家庭用と事業用では目的に違いがあると思います。 家庭用では、電気代の節約にありました。設備投資に対する、補助制度や売電、電気料金の代替ということで、最終的にはソーラーパネルを設置したほうが“得である”というものでした。要するに、お金ですよ。そこに“エコ”という言葉をはめ込んで、偽善的感情に訴えかけた。 その後、一般住宅では“オール電化”が進み、新築の8割程度が電気を主体エネルギーとした住宅環境に変化してきました。 そこに、福島第一原子力発電所の爆発事故が起き、電力供給に著しい変化が生じました。事故発生当初、輪番停電になり一番大変だった事は、停電によりパソコンが使用できなくて、仕事にならなかったことです。今や日本にとっては電気は無くてはならないものになっていますが、事業用としてソーラー発電が主流になるまでには、課題が大きすぎるのだと思います。
補足
家庭に限ってだと思いますが、停電時に一部のコンセントしか利用出来ない発電システムなのに、余剰なんて生まれるんですかね? 後、使用量が発電を上回ると外からの給電になると思いますが、その切替って途切れずに出来るモノなんですかね? 発電=売電、使用=給電だったら分る気がしますし、余剰だろうが全量だろうが言葉の違いだけじゃないか?って思うのは間違ってますかね?
- seble
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発電の分散対策もあります。 将来、化石燃料の枯渇が言われていますし、今も原油は高騰していますし。 原発停止で電力需給も逼迫しましたし。あれやこれや。 もちろん、関連会社の政治献金も大きかったでしょうねぇ。 補助金や買い上げ金額の問題は、個別のセールスの関係でしょ? セールスマンは売ってナンボですから、ソーラー発電のコンセプトとか理念など関係ありません。 売れるかどうかだけが問題です。
お礼
経済の話しなんですね結局。 有りがとうございました。
- ura235
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再生可能エネルギーである太陽エネルギーの利用方法の1つ。省資源、CO2対策に有効。
お礼
省資源やCO2対策ですよね。 なんか、儲け話サギのような感じで言われているし、ねずみ講の様に「早くやった方がお得ですよ」といったセールスが横行しているので、質問しました。 有難うございました。
- chie65536(@chie65535)
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基本コンセプトは、CO2(二酸化炭素)対策、地球温暖化防止対策、じゃなかったっけ? もうみんな忘れてるみたいだけど。
お礼
電力会社買取制度が無かった時代に入れられた方と、制度が始まってから入れられた方の考え方に大きな違いがあるように思えるので質問しました。 有難うございました。
お礼
長々と有難うございます。 4KW云々の話しは、それほどの発電量がありながら、パワコンですら動かせないシステムってなんなんだと思っての話しです。何度も補足せずにいられない自分の文章力の無さを痛感しました。 法規制の話しになるとは思いませんでしたが、それなら理解は出来ますね。納得はしませんがね(笑) いずれにしても、私自身はこのシステムで設けようとは思いませんので導入はしないでしょう。もっとも、法規制が無くなり、自己完結出来るシステムにまでなれば導入します。