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結晶が析出している水溶液の表面張力の測定方法
とある水溶液の表面張力を測定したいのですが。。。。 サンプルが結晶析出してしまっています。 測定は、ペンダントドロップ法でおこなう予定です。 この場合の測定は、上澄みでおこなうのか、均一に撹拌して懸濁した溶液でおこなのか どちらでやるべきなんでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
何の表面張力を測りたいのかによって答えは当然変わってくるとは思います。 純粋な水溶液の表面張力が知りたいのであれば、上澄みをとって測定すればよいでしょう。 懸濁液で測定すれば、液滴表面に微粒子が吸着するので、表面張力は純粋な水溶液のそれとは異なってくるはずです。また、その性質は微粒子のサイズや形状、分散濃度にも依存してくる 複雑なものとなるので、析出した結晶の状態まできっちり調べて測らないと、どういったファクターによってその表面張力が決まったのか、さっぱりわからない値が得られると思います。
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noname#177582
回答No.2
撹拌しても上澄みでも結果は同じだと思います。 要するに、その温度での飽和溶液だから、結晶が析出したんです。 結晶が析出しているので、溶質を投入した量から濃度を計算してはダメですよ。
質問者
お礼
ありがとうございます。 結晶はこれ以上ないくらい疎水的な状態ですので、 No.1さんのおっしゃるように、界面に吸着すると思います。 上澄みのように結晶が無い場合とは、表面張力の値は 変わってくるはずだと思います。 ちょっと試してみましたが、やはり値にズレが生じました。 上澄みと、全体で測った場合と、どちらの値を用いるべきか迷いましたが。。。 Wilhelmyを想定すると、上澄みの表面張力をみてるよな、、、と思い 上澄みを採用しました。
お礼
ありがとうございます。 結局、上澄みをとって測定しました。 うまく測定できました。