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関東の畑の土質

僕の、田舎では、畑といえば、ゴワゴワしていて、粘土質でした。風が吹いたからといって、空に舞う事はなかった。関東の畑の土は、強い風が吹いたから、砂嵐のように、舞います。物凄いです。なんで、関東の畑の土質は、サラサラなんですかね。

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回答No.3

shingo5454さんの田舎がどこかわからないのですが、関東でなくても、強い風が吹いたら土が舞うところは多いです。学校の校庭、サッカー場、荒れ地で植生のないところ、畑地などは、乾くと、強風では土埃が舞うのが普通ではないかと思います。  強風のときと強風がおさまったときの状態 http://qyoshi.exblog.jp/15224424/ 造成地のような畑地だと造成して数年後に土が固く締まってしまうところがあるようです。この締まった造成地の土に水を加えて振るとすぐに土はばらけて濁った泥水状態になることが多いそうです。土の粒子が細かいものばかりでできているとそういうことになりやすいのです。 土の粒子同士がばらばらにならず、ある程度くっついたままだと水を加えて振っても濁りは短時間でとれるし、乾いても固く固まった利はしないようです。 こうした状態になるには土の団粒構造というのが問題で腐植物が混じり土に住む小さな生物の働きが大事なようです。団粒構造ができているかどうかが、乾いたときに、ごわごわ固いか、ほんわりぱさぱさかを大きく左右します。 http://homepage3.nifty.com/okinawa-dojyou/dannryuu-kouzou.html また 風が吹いたときに飛びやすいかどうかと、大量に土埃が舞うかどうかとは別問題です。 平坦地に広く乾いた表土が露出していると、大量に土埃が舞います。耕作した広い畑が広がっていたり、造成した土地が広く広がっていれば、大量に土埃が舞います。 多くの草が生え、木々が風を遮るようなところなら、風が強くても土埃は少なくなります。 細かくみると、土の比重(乾いた土を容器に入れて重さを量った)がポイントです。土の比重軽いものは、弱い風でも舞い上がります。 火山灰は多くのガラスの破片です。それが水にさらされると風化し、水が火山ガラスの中の珪酸分を洗い流してしまうと、火山ガラスの中のアルミ成分が残り、腐植などの有機成分と化学結合してアロフェンやイモゴライトという一種のもろい結晶構造を作ります。アロフェンは中空球状、イモゴライトは管状です。こんな形になってしまうと、容器などに入れた場合の比重はとても軽くなります。そうなると、風が弱くても、さーっと空中に舞い上がりやすくなります。 関東地方に多くみられる「クロボク土(黒ぼく土)」というのは、こうしたアロフェンやイモゴライトと腐植、生物が作った団粒構造の土なので、何となくホクホクしていて、乾いた場合には土埃になりやすいのです。  火山灰はほとんどは火山ガラスの小さなかけらです。しかし火山灰が大量に積もっただけでは、関東地方などでみられるコクロボク土のこうした状態にはなりません。 http://www.agri.tohoku.ac.jp/soil/jpn/2009/03/post_30.html http://www.agbi.tsukuba.ac.jp/~colloid/inada.html 火山灰が積もる http://cgi2.nhk.or.jp/school/movie/clipbox.cgi?das_id=D0005400304_00000&keepThis=true&TB_iframe=true&width=920&height=480 ただ火山灰の上に雨など水を撒くとそれだけでも固まってしまいます。 http://9125.teacup.com/medaka/bbs/29766 普通は、火山灰が降灰するとき、積もって間がないときに風で舞い上がることはあっても、アロフェンやイモゴライトのようには普通の風で舞い上がることはあまりないと思います。 http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/civil/tsukiau/kazanbai/kazanbai.html

回答No.2

関東ローム層と呼ばれる未固結の火山灰土だからです。 有名なのが富士山の宝永噴火の際の降灰です。 鳥取藩士・岡嶋正義の編纂になる『国府年表』に 江戸地震動揺砂を降らす。地に積る事四五寸ばかり(江戸上屋敷)。中略。関東の地多く灰砂の為埋没し人民窮困。幕府,金を列藩に課し之を賑救せしむ。又別記に 江戸に於いて相模国足柄郡の内桑原村より成田村までの間凡そ三里三町坪数一万九千九百三十四坪の川浚えの台命を蒙らせらる。去冬富士山燃出で砂石を降らせ川々埋め候故なり。又五ヶ国の間へ砂降り候に付き,譜大名様方へも御高百石に付き金二両宛課せらる。御当家にて七千三百両御納金。この頃の落書きに「富士の山御料私領に砂降って今は二両にかかる国々」 浅間・御岳などの噴火もありましたが,有史以前の地質調査からは鳥取県大山・阿蘇カルデラをなす阿蘇山系・霧島火山系・姶良桜島火山系・鹿児島県西沖の鬼界カルデラ系火山の活動など,日本全国に可成りの降灰をもたらしています。 これら火山灰層は山岳地では雨に流され,平野部に厚く堆積したとも考えられます。 大山の最も活発な時期の噴出土は「くろぼく」と呼ばれる黒色が特徴で,甲子園球場にも運ばれています。その他の火山灰土は概ね赤褐色の粘土質,またはガラス質が多いようです。

  • sujika
  • ベストアンサー率24% (222/902)
回答No.1

火山灰だからです。 昔、富士山などで噴火した際の降下火山灰だからです。 元々、空から降ってきたものですから

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