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洗い張りのふのり・米糊などについて
洗い張りのふのり・米糊などについて教えてください。 自宅で、長襦袢や単衣の着物を洗えるように仕立てています。 反物の状態で水に通してから、仕立てているのですが、 この場合、洗い張りで使うふのりや米糊を使った方が、風合いが良くなりますか? また、木綿や正絹や色の濃さなどによって、米糊やふのりを使い分けるとwikipediaで見たのですが、木綿はパリっとさせる為に糊を使うのでしょうか。 正絹の襦袢などは、逆に柔らかくしっとりなった方が良いかと思いますが、糊の種類などで使い分けはできますか? それから以前、縮緬の洗い張りで[伸子+ふのり]というやり方の店の反物を袷で縫ったのですが、蒸気で整形が出来ず、裾の地の目を通すことが出来ませんでした。 関西の悉皆屋さんに聞いたところ、縮緬にふのりは必要ないと言われました。 そちらはゆのし仕上げのようでした。 どこかの情報でも、ふのりは主に関東で使うと書いてありました。 縮緬の洗い張り仕上げは、糊を引くのが普通ですか? その方が風合いが良くなりますか? それから、紬の糊は、ついたまま保管するとカビや虫などの原因となると聞きますが、この縮緬に伸子+ふのり仕上げは、虫などの心配は無いのでしょうか? 長文乱文になってしまい、わかりにくいかと思いますが、皆様のご意見をよろしくお願いいたします。
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- mibuna
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元京都の染屋の職人です。 正絹の場合、染色後に友禅を入れるときに薄いフノリで地入れして伸子張り します。友禅を入れた後に蒸して水洗いしますがこの時糊付けはしません。 もしこの時に糊付けしたら数年後に糊分が焼けて正絹の生地が黄色くなってしまいますよ。 仕立てて数年後にクレームの嵐で大変なことになってしまいますが・・・。 もちろん糊付けによって絹の風合いも失われます・・・。 木綿や麻の場合は洗濯糊で仕上げるとパリッとしますが正絹の着物で 糊付けは聞いたことがないです。 (後年の黄変を無視しても良いならありですが)
お礼
ありがとうございます! 伸子+ふのりというお店は、テレビやいろいろで洗い張りで有名な、関東の平塚の店なのです。 有名な店なので自信がなかったのですが、やはり縮緬にふのりはリスクが多いですし、一般的ではないのですね。 キチンと説明して、そこのお店を使わないようにお願いしてみます。