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NY株価、詳しい方いませんか?
金融の記事に興味を持ち始めたのでスクラップしています。 わからないことだらけなので、ひとつひとつ質問させてください。 NY株式市場の株価上昇傾向が続いているのは急激な緊縮財政の回避以降の 住宅市場の回復が一役買っている そうですが 住宅市場の回復とは なにがどう回復したんでしょうか? 詳しい方よろしくお願いします。
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米住宅市場の回復と言われるのは、ケースシラー米住宅価格指数 が上昇しているからです。 この指数は、アメリカ20都市の住宅価格を表示しています。 ただ、長期的に見ると上昇幅が小さく、本格的な住宅市場の 回復なのか疑問が残ります。 また、今回の住宅価格の上昇にはQEと呼ばれる金融緩和策の 影響が大きいと思われます。 現在進行中のQE3では、FRBが国債の他に住宅担保証券(MBS)を 大量に購入して、住宅市場に多額の資金提供を行っています。 NYダウも米住宅価格もQEの力によって上昇させられていると 考えても良いのではないでしょうか。 国債、住宅担保証券どちらも毎月3.6兆円ほど購入しているようです。
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- gungnir7
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米国は1776年の建国から2007年まで発行したドルの総量の倍以上を金融恐慌で刷りまくりました。こんな馬鹿げた処置が株価を押し上げたり、住宅価格改善に役立っています。 つまり、未曾有の金融緩和が主要因なわけですが、これは非常にリスキーな経済実験でもあります。余剰マネーの行き先がダウの市場価格を更新させました。 さて裏方では何が起こっているのでしょうか。近々ダウが崩壊するという説が色々と噂になっています。FT紙によればダウを買い支えるための資金が不足しはじめた兆候が出ているということです。米国のドル安は基軸通貨としてアキレス鍵となっています。米ドルを支えるためには米国債を購入させるよりありません。とうことは米国当局はどこかで金融引き締めをしてダウを崩壊させるという図式が見えます。ダウが崩壊すれば、その資金は米国債に向かうからです。 実にきな臭い話ですが、あれだけバビルの塔になった米株バブルをどのように説明できるでしょうか。もし、ダウ崩壊となれば日本株もダメージを受けます。ダウの崩壊は1年以内とみられており、要警戒です。今、アベノミクスで株価が上昇していますが、ちょっと危険な香りがします。
お礼
長文本当に助かります。ありがとうございます! ダウ崩壊の時期が、いつか訪れるんですね… 私も早く経済詳しくなりたいです。
お礼
ということは、金融緩和は本当に商品という商品の値段を変動させているんですね。深いです。ありがとうございました!