- ベストアンサー
消費税の税制改革について
私は個人事業者です。年間売上は2,000万円程で消費税は納めていません。 15年度の税制改革で消費税の免税額が売上3,000万円から1,000万円に引き下げられましたよね。 年間売上が2,000万円(税込み)だったとしたら、95万円程をを納めなければならないのでしょうか? という事は単純に現在の収入が95万円減ってしまうという事でしょうか? 詳しく(分かりやすく)説明しているサイトもありましたら教えて下さい。 お願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>年間売上が2,000万円(税込み)だったとしたら、95万円程をを納めなければならないのでしょうか? あっ、いえいえ、95万円というのは、預かった消費税全額のことですよね。 実際には、売上の際に預かった消費税から、仕入や経費支払いの際に一緒に支払った消費税分を控除して、納付する消費税を計算します。 例えば、年間の課税売上が税込2,000万円とすると、預かった消費税は約95万円になりますね。 これに対して、例えば、仕入や諸経費支払いで消費税の課税となるものが税込で1,500万円あったとすると、それに対する消費税を約71万円支払っていることになりますので、95万円から71万円を差し引いた残りの24万円が、申告の際に納付すべき消費税となります。 それと基準期間(2年前)の課税売上高が5千万円以下の場合、予め「消費税簡易課税制度選択届出書」を提出しておけば、その売上の内容に応じて、仕入等にかかる消費税をみなし仕入率により簡易に計算できます。 第一種事業(卸売業) 90% 第二種事業(小売業) 80% 第三種事業(製造業等) 70% 第四種事業(その他の事業)60% 第五種事業(サービス業等)50% ですから、例えば、mikillinさんの事業の売上が、上記第二種の小売業に該当するとすれば、上記の例で言えば、売上に係る消費税95万円に対して、その80%の76万円が仕入等に係る消費税として控除できますので、納付すべき消費税は、差し引きの19万円、という事になります。 国税庁のタックスアンサーのサイトにいろいろと説明がありますので、ご覧下さい。 URLの1番目は、簡易課税について、2番目は、消費税に関してのTOPページです。
その他の回答 (2)
- no3335
- ベストアンサー率21% (21/98)
mikillinさんがどういうご商売なのかわかりませんが、売上が2,000万ですと簡易課税と原則課税のどちらか有利なほうを、選択することができます。 原則課税とは売上に対して受け取った消費税から、仕入等の経費に対して支払った消費税を差し引いた残額を納付するものです。 例:税込みの売上金額 2100万(税100万) 税込みの仕入経費 1680万(税80万) 100万-80万=20万 となります。 これに対して簡易課税は売り上げに対して業種ごとに仕入の割合を決めて消費税の納付額を割り出すものです。 例:サービス業なら50%として 税込みの売上金額 2100万(税100万)なら 税込みの仕入経費を2100万×50%=1050として 100万-50万=50万とします。 *計算はあくまで考え方を示すもので実際は細かい決まりがあります。 消費税自体は経費(消費税は当然かかりません)のでその分所得は少なくなります。
- 参考URL:
- http://www.nta.go.jp
お礼
回答、ありがとうございました。 無知な質問ですが、回答頂き助かりました。
消費税を最終的に負担するのは消費者です。 消費税は、売上に対して5%をお客から預かり、仕入や経費の支払に対して5%を仕入先などに支払います。 この預かった消費税から、支払った消費税を控除した差額を納付するものです。 これを単純にすると、(売上-仕入経費=利益)となり、利益に対して5%を負担することになります。 売上が2000万円で、利益が300万円であれば、300万円×5%=15万円を納めることになります。 実際には、消費税の課税されない取引があれば 、それは消費税の計算から除外されます。 下記のペードと参考urlをご覧ください。 http://www2.ttcn.ne.jp/~mkikuchi/syouhizeinokangaekata.htm
お礼
回答、ありがとうございました。 無知でスイマセン^^; でも、こちらで聞いて良かったです。
お礼
回答、ありがとうございました。 大変、参考になりました。 今まで、事業の方で消費税は関係なく申告をしていたので、チョット不安になり質問をさせていただきました。 税金の負担が増えるので痛手ですが、私だけではありませんものね。