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ISOで要求されている校正について
ISO14001でも9001でも同じなのですが、経験のある方教えてください。弊社には重量計(計測可能重量は様々、1kgもあれば50kgもある)がたくさんあります。 弊社のISO9001のシステム上では、10kg計に1kgの分銅を載せ、その精度を確認して、それを校正結果としています。今まで指摘された事は無かったのですが(単に細かく見られていなかっただけかも?)、計測可能重量が増えれば増えるほど、重くなった時の精度が変わります。やはり50kg計には50kgの分銅やおもり等で校正しなくてはならないのでしょうか?それとも、どうでもいいのでしょうか? システム管理の経験のある方、教えていただけると幸いです。
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当然ながら秤量(全量)検査のほうが間違いないです。 ただし、総重量が合っていても真ん中がずれていることがありますので、直線性を見るためにも1/3、1/2、2/3と中間をみる必要があります。 また、四隅(よすみ)検査も必要です。(これは秤量の1/3の分銅で計量器の各4点をチェックします) 検査用分銅も、計量器の分解能に合った等級のものを使用します。 なお、ISOと計量法(取引証明のための法律)とは異なりますから、計量法はあくまでも参考としたほうが無難かもしれません。 自社規定を必要以上に厳しくしてしまうと、膨大なメンテ費用もかかってしまい、管理も後々大変です。
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- GTAC
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取引に使用される計器は計量法で測定方法や精度の維持管理方法が決まっています。 対象計器は取引を前提にしているわけではないかもしれませんが、ISO9000などで品質を定量的に管理したり14000で環境を定量的に管理したりする上で正確な計量方法が前提であるため指摘されたものと考えられます。 ちなみに精度は計器の計四基や必要とするレベルで異なりますが、測定すべき最大の量に対しての精度、測定範囲全体での精度などがあります。 最大150kgまで量れる体重計で50kgでは100g単位で計測できても100kgでは100gの分解能が保障されるかわかりません。 通常は「全域で1%以下」といった精度表示を行います。
- tika
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内部校正と言う事ですよね。重くなって精度が変わると言うことは校正は取れていないという事になりませんか(・・;) キッチリと校正を取りたいというので在れば外部校正(業者委託=委託検証)に成りますよね。 数が多くて外部検証に出せない。精度に対してシビアではないと言う事でしたら。誤差範囲の規定を作ればいいのでは?(^^)50kに対して1キロ誤差が在るとした場合、50±1.5キロと規格を作り審査等で「問題ないですか」と聞かれても「規格内で問題ありません」で通ります。 ようは数値のレンジを取ればいいだけです。例えば“袋詰で50キロ入れる”と規定を作っている場合、当然“50±1.5にする”と変更しないと整合性が取れなくなります。 少し意味合いが違うのなら補足ください。(使用目的が分かればベストですが)
補足
50kg計は廃棄物の計測です。精度は要りません。大量の廃棄物なら5kgくらい狂っても大差ないですからね。 但し、いくら精度はどうでも良くても、50kg計なら最大計測重量の50kgで校正しなくてはならないんですよね? 50kgの分銅、おもりって高いですよね?これだけのために・・・難しい問題です。
お礼
お返事及びお礼が遅くなり、まことに申し訳ありませんでした。この場をお借りして回答頂いたみなさんへお礼申し上げます。校正は精度良く出来る事に越したことは無いと思います。但し、文献等も併せて調べると、環境の場合、法規制に関する測定器は精度良く、重量物計測などのトンクラスになる物は精度は不要で、各自ルール化して運用すればよいようです。 本当にありがとうございました。