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工業高校から公立大(経)へ
私は工業高校に通っています。 来年受験を控えているので志望大学を探しています。 そこで高知工科大学を知り、志望したいと強く思うようになりました。 高知工科大学のマネジメント学科を全国枠の推薦で受験しようと思い、 両親と相談したのですが・・・ 父から「普通科に勝てない。100%受からない」と言われました。 しかし、私には諦める気持ちは生まれてきませんでした。 何としてでも合格したいと心の奥で感じていました。 推薦の選考方法は 書類審査・面接,小論文(各100点,計200点)となっています。 2011年入学者用[公募制]推薦入学年鑑によると全国枠推薦の合格者は14人、 訴願者15人と記載してありました。(2010年度入試データ) 書類審査で普通科と工業では大きな差があるのでしょうか。 もしくはその他に理由があるのでしょうか。 アドバイス戴けると嬉しいです。お待ちしております。
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- akeshigsb
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元塾講師です。 出願する価値はあります。また工業高校だからといって、それだけで不合格にはなりません。 確かに工業高校というのは学力的に普通科より下のものが多く、普通科にいけなかった人が入学するイメージはあります。しかし、大学受験で必要なのは、その時の学力で在学中に伸びたり下がったりします。もしその現象がなかったら、名門高校からだけしか名門大学にいけないはずですが、底辺高校からも東大にはいける制度になっています。推薦に関しては、若干高校のブランドがモノを言いますが、それ岳で決まりません。あなたが面接や小論文でしっかり点数を取れば合格します。 ただ、注意したもらいたいのは、「推薦だけで行こうと思わない」ことです。大抵の推薦専願者は「一般の試験で自信がないから」です。そのようなプランで受験すると推薦に落ちて受験が破たんします。しっかり一般の試験の勉強もして、推薦という少し変わった制度の試験をオプションで1回受験できると考えたほうがいいでしょう。 小論文の授業・添削をして思うのは、「小論文の授業は英語や国語の通ずるものがある」ということです。逆に書くと「英語・国語の文章読解をしっかりやっている生徒は小論文が良くできる」ということです。「小論文」というと、書く練習だけを考えがちですが、実際は「今までにどれだけしかりした文章を読んだか」」で決まります。小論文はオリジナリティを求めているのではなく、しっかりとした文章が書けているかが採点対象です。そのために今までに多くの良書を読んでいて、その構造等を勉強し、小論文でそれが使えているかが勝負になります。そうした構成が頭にない人はいくら書く練習をしても成績は伸びません。厳しい書き方ですが、良くて「作文に毛が生えた状態」でしかありません。不人気大学ではそれでも合格しますが、公立大学の場合はそうはいきません。しっかり一般試験の勉強もしましょう。 推薦というと、一般と違うものが試されるのでそれだけやれば合格を手にできると思いこむ人は多いです。私の知る限りでは大東亜帝国レベルに受からない人が推薦でマーチレベルを目指していて、冷静になるようにいったことがあります。 ご参考までに。
- poomen
- ベストアンサー率34% (784/2278)
受けてみたらどうですか? しかし仮に合格しても講義について行けるかどうか疑問です。特に数学は工業高校と普通科では履修内容が違います。普通科では工業高校では履修しない数学分野も履修します。大学では当然普通科高校卒業ということを前提に講義は進みます。英語のレベルも普通科と工業高校では全然違います。 もう一つの不安要素は最新の入試データを読んでいないこと http://www.kochi-tech.ac.jp/kut_J/nyushi/ug/nyushi/nyushi_shutsugan.php ・今年の出願状況は、定員40人に対して出願者は64人。高知県枠がそのうち25人に対して33人応募、残りの定員は15人出願者が31人ということになり倍率は2倍。 ・昨年の結果では高知県枠25に対して出願は27、合格者は定員を下回る10人。残りの定員15人に対して出願者は28人で合格者は17人。倍率は1.6倍 ・どんどん倍率が上昇しています。現在はあなたが書いているような倍率ではありませんね。受験者がすべて合格するような大学には全国から受験者が殺到しますよ。開講してまだ歴史の浅い大学ですからいろいろ試行錯誤しているようです。あなたが見た2010年度のデータは全く役に立ちません。倍率、試験問題の難度をもう一度検討してください。 合格者を多めに出しているのは推薦入試で合格した学生が、一般入試で他の国公立大、早稲田・慶応あたりに合格した場合に入学を辞退する可能性に備えているからです。ということは受験者のレベルは、他の国公立大、早稲田・慶応あたりにも合格可能性がある高校生ということになります。 ・最後に書類審査だけを気にしていますが「小論文」を忘れていませんか。たぶんここで合否の行方は決まるはずです。書類審査では普通科高校の上記のレベルの生徒同士ではそんなに差がつかないと思われるからです。 http://www.kochi-tech.ac.jp/kut_J/nyushi/ug/nyushi/nyushi_kako-h24.php ここから昨年の推薦入試の小論文の問題を観ることができますが12ページにわたる文章を読み込んで、かつ設題は9問。かなりな難問です。これは小論文というよりは理科、数学、国語、社会、英語の総合的な実力を見る「論述式試験」です。「作文を書く」というようなレベルではありません ☆ どうしても受験したい、というのであればそれだけの準備をしなければならないし、その上でご両親に受験料も払ってもらわなければなりません。拒否されたら自分で受験料は用意して受験してください。 健闘を祈ります。