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”安里屋ゆんた”の掛け声の意味

沖縄民謡”安里屋ゆんた”の中の掛け声(?); また さーれむ しゅんだらかみしゃむよ~ は、どういう意味なんでしょう? 沖縄出身の方に訊いたら; ”知らない。何か、インドから伝わった言葉らしい。”とのこと。余計知りたくなりました。 (”死んだら神様よ~”ではないことは、確かです。)

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  • ChM
  • ベストアンサー率56% (875/1559)
回答No.3

いくつかの手もとの資料に当たってみました。「マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ」です。 マタハリ→太陽(インドネシア語) マタハーリヌ→マタハリの島の チンタ(チンダではない)→愛する チンダラ→いとしい、かわいい カヌシャ→女の子 マ→(愛称で使われる接尾語) この歌を聞かされたインドネシアからの留学生が、なんで沖縄の民謡にインドネシア語が使われているのか、とびっくりした、というエピソードがあります。この部分のインドネシア語の意味は「太陽はわれわれすべてを愛す」(#1のご回答に通じます)にあたるとのことです。ただし、この部分については「自信なし」です。私はインドネシア語を知りませんので。 マタハリ(あるいはマタハーリ)が何なのかは(「太陽」ではないように私は思いますので)、解明できませんでしたが、インドネシア(バリ島)にこの地名が現存するので、この国とのなんらかのからみは否定できないようです。 このハヤシの部分が、おっしゃるように「死んだら神様よ」とも聞こえることが、八重山地方のユンタ(労働歌)のひとつに過ぎないこの歌の本土での流行に結びついたようです。 ちなみに、「さー、君は野中の」で始まる歌詞は、昭和の初期に改作されてレコーディングされたものであって、元歌とは全く異なったものです。

e-toshi54
質問者

お礼

ご教示ありがとうございました。 インドネシア語論まで、登場し、質問者もびっくり。 正直に言って、この歌の元歌にはあまり興味はなく、夏川りみのバージョンにはまりました。特に、現代風アレンジのバックの演奏はため息モノです。

その他の回答 (4)

  • ckabf610
  • ベストアンサー率22% (11/49)
回答No.5

以前、同様の質問に答えた事がありますので、URLを書いておきます。 安里屋ゆんたの掛け声=インドネシア語説 は、以前、読売新聞日曜版に載っていたことがあるのです。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=506547
e-toshi54
質問者

お礼

最後に最良のお答えをいただきました。ありがとうございました。 折角の良回答ですが、今のところ発表の場はなく、とある異性にメールで告知し、あとはいつかの呑み会で言ってみたいと考えています。

  • pooco
  • ベストアンサー率19% (30/152)
回答No.4

数年前、沖縄・石垣島・西表島にいきましたが石垣島から船で10分位の所に竹富島があり安里屋クヤマの生家があります。ガイドさんに説明を受けた記憶が在ります。「マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ」とは、「なんて可愛らしい絶世の美女よ」というような意味だそうです。

参考URL:
http://www.yk.rim.or.jp/~tdon/beginner/kankou-point/asatoya.htm
e-toshi54
質問者

お礼

ご教示ありがとうございました。 現地の説明なので、説得力がありますね。 (ただ、インドネシア語説もおもしろそうなのですが・・・)

  • briony
  • ベストアンサー率29% (323/1090)
回答No.2

身内にうちなーんちゅーがいたので、聞いてみました。 安里屋ユンタは、いろんなバージョンがあるので、よく出てくる歌詞として下ので聞いてみました。 マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ 1)単なる、合いの手(日本の唱で、は~ヨイヨイ♪)として声に出している 2)仏教ではないが、なにかインドあたりの外国から入った神の名前を唱えている→合いの手として声に出すようになった。 その場合、 マタハーリヌ チンダラ カヌシャマヨ  全体が神の名前なのか マタハーリヌ チンダラ が神の名前なのかは不明だが、 カヌシャマヨ は「神よ」という意味かもしれない。 とのことでした。 は~ヨイヨイ♪ も、「良い」という意味を強く持っているわけではなく合いの手として皆で声を合わせることを考えると、意味を持った歌詞というよりも、なにかが変化して、合いの手の言葉になった、と考えられそうです。 あいの手:歌や踊りの調子に合わせてはさむ掛け声や手拍子

e-toshi54
質問者

お礼

ご教示ありがとうございました。 沖縄の方々も、詳しくはご存知なかったのは、意外でした。 最初聞いた時は、単なる方言で、沖縄ではみなさん普段そんな言葉でしゃべっているものと思っていました。 その意味も勝手に、”愛し合うって幸せだな~”と言うような内容と思っていたのですから、想像力、働かせ過ぎでした。(汗)

回答No.1

こういう説があるらしいです。 「安里屋ユンタ」の囃子の部分「マタハーリヌ チンタラカミシャマヨ」(記憶不鮮明)が、「MATAHARI-MU (あなたの太陽)CINTARA(愛する)KAMI(我々)SAMA-YO(SAMA-SAMAの短縮:同様に、等しく)すなわち、「あなたの太陽は、等しく我々を愛してくれている」というふうに解釈できる。

e-toshi54
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。 ご回答を一読後、”う~ん”とうなったきり、言葉がでませんでした。(出ても、独り言ですが・・・。)博学に脱帽です。 まるで、経典か何かの一文のようですね。

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