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米ハイイールド債について
米ハイイールド債というファンドを持っていて、毎月分配金が最近下がってしまっています。 あれを楽しみにしているのですが、株価が戻ってきたのでまた分配金が戻ると考えていいでしょうか?
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「米国ハイイールド」について ご質問にお答え致します。 分配金が戻る事はないでしょう。分配金はファンド側が運用方針としていくら分配を出すか決められるので分配金の多い少ないというのはそもそも資産形成において注目スべき点ではありません。 また、確かにハイイールド資産は信用度が低い債券で、株式との連動性が高くハイリスクハイリターンな性質があり、米国も株式が上昇局面にあるので、ハイイールドの単価自体は上昇しやすくなっています。 ただ、債券なので株価上昇時には、(ハイイールド)債券よりも株式に投資するほうが投資効率が良くなります。つまり、債券売り株式買いに資金が流れやすくなって結果、ハイイールドも売られやすくなるのでハイイールド債券単価の下落に繋がります。また、今後米国が金利を上げて来る際には(2014~15年予想)、債券価格が下落するので、こちらもハイ・イールド債券への売り圧力にもなってきます。 結論としては、分配金に注目するのではなく、あくまで基準価額が上昇するのか否かが重要なポイントです。タコ足分配金(元金払戻金=特別分配金)になっていれば、基準価額は下落する一方なので、すぐに売却すべきです。こちらは運用報告書などで確認された方が良いです。
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- hbafe88
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毎月分配のファンドのほとんどが、元本を取り崩してます。 簡単に言うと買うとき3%程度の手数料とられます。 毎年1.5%程度の信託報酬がとられます。 貯金に置き換えると普通貯金に100万いれたら1.5%取られた。 毎年1.5%を逆金利で取られる。 さすがのひどさに金融庁から指導がでてます。 特別分配金を 自分の元本払い戻し て解る表示にと 特別分配金とは詐欺に近いがだまされるやつが悪い
お礼
回答ありがとうございます。 分配金よりも手数料のほうがはるかに高いということですね。。。
- fujic-1990
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ハイイールドって、高利回り・ハイリスクの「社債」のことなんですよね。 そのファンドも、ほとんど(全部?)は、社債に投資しているはずです。 社債であるとすると、利息を払えない会社が出ないかぎり、受け取った利息をそのまま配当すればいいわけですから、配当は下がらないはずですよね。 注1 為替レート次第で、受取外貨額が同じでも、日本円にすると変動する。 注2 社債本体は、その内倒産するだろうとなると評価額が下がりますので、ファンド1口の価格も下がる。 配当が下がっているということは、利息を払えない会社が出た(倒産)か、ファンド本体の価格を保持するために、利息を元本に注ぎ込んでいるか、どちらかだろうと推測されます。 可能性としては前者、つまり、倒産会社が出てしまった可能性が高いと思われます。 ハイイールド社債を発行する会社というのは、もともと高利にしないと誰も貸してくれない危険な会社だから、高い利息を付けるのです。 つまり倒産しやすいからです。もともと倒産しやすいのだから、きっと倒産したのだろうと推測しました。 つまり、一部の会社が倒産した(過去形)のです。利息も減りますし、元本も減ります。 株価が上がっても、倒産した会社は元には戻りません! 他方、倒産したのではないとしても 投資先がハイイールド(社債)であるかぎり、株価が上がっても下がっても利息は一定ですので、関係は薄いはず。 株価が上がると景気が良くなると思われるので、景気に左右される業種の会社は希望がもてるでしょう。 すると、母体となる社債の価格は上がります。従ってファンドの1口の価格は上がります。が、利息は上がりません。 したがって、株価が上がっても配当が回復する見込みは極小さいと思われます。 まずは、報告書(決算書)を見て、なぜ下がっているのかお調べになり、これこれの理由で下がっているのだが、と書いてお尋ねになったほうが正確な回答ができます。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、、株価と分配金は関係ということですね。 ハイリスクな商品であることはわかっていましたが。。 今後も分配金が戻ってくる可能性は低いことがよくわかりました。
お礼
回答ありがとうございます。 目先の分配金に心うばわれても結局損をしては意味がないですね。 今後も債券価値は下がる・・・ という見込みである以上このまま持ち続けるのは得策ではないようですね。