自分が給料をもらうことだけを考えて、何ができる、何に役に立つもない考えの人であれば、ここで抽象的な質問をしないで求人誌を見たほうがいいでしょう。
求人側からいえば、そういうスタンスだとほしくないといっておきます。
自分が雇用側にいると想像してみてください。
仮に面接したとして、何でもやります20万もらえさえすれば、と言う人を欲しいと思いますか。
この人間に何をやらせたいと思いますか。能力も効率もわからないのですよ。
万が一雇うことになったら、やってもやらなくてもいい、雑用の中でも優先度が低いものをふる以外ないです。
そんなものに20万も払えません。
たとえばあなたの自宅に知らない人がいきなり訪ねてきて「なんでもやります5千円ください」という人に何か頼みますか。
庭に枯葉がいっぱいつもっている、とか側溝があふれかけているという状況があって、誰でもいいから片づけてほしいと思って5千円でやってくれないかと募集するのでは?
別の角度からいいますが、その人の価値というか、いくら払ってもいい、いくらぐらいでなければというのはオーラになって出ています。
自分は月給50万以上は当然支払われるべきだという自信をもって面接にくるなら、それは見えます。
これは前職でいくらもらったからというような話ではありません。
技術職の場合に現れる「風格」です。
自分が若い時に塾のアルバイトをした話をしましょう。
募集は1,500円の時給でした。その当時ではこれは相当高価だと思います。
面接で話をしていたら塾長がいわく
「あなたに1,500円では失礼だから2,500円にさせてもらっていいですか」
これは別に自慢話ではない。昔の話だから。
後になって自分がいわばその塾長の立場で若い人間と接するようになってわかった。
自分にある種のオーラがでていたのです。
塾長には他に行ってもらいたくないという感覚がでたのでしょう。
こういうオーラのある人間とはしばしば出会います。
こういうひとは、オーラを裏切らない。
何ができる、何をしたい、こういう工夫ができる、と説明する。口に出したことは具体的にできることです。
採用すると、約束を裏切らない。
考え方をあらためないと、家族を巻き込んだろくでもない人生が待ってますよ。
補足
なるほど、初級でも資格があれば行けるようですね。ありがとうございます。