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投資信託の手数料についての疑問
- 投資信託の手数料についてよく分かりません。キャンペーンの参加時に引かれる手数料について教えてください。
- ノーロードの投資信託では買い付け手数料は無料で、留保額は0.3%です。また、信託報酬率は0.9975%(年率・税込)ですが、これが手数料に含まれるのか疑問です。
- 例えば100万円分の投資信託を買ってキャンペーンの対象になり、すぐに売る場合、どれくらいの手数料が引かれるのでしょうか?
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投資信託で必要になる手数料等は次の全てです。 1.募集手数料(販売会社の取り分)…投資金額とは別に販売会社に支払います。内枠にすると投資元本が当然減ります。 2.信託報酬(信託委託会社や管理会社の取り分)…運用期間中日々発生します。一部は郵送料補填の趣旨で販売会社にも配分があります。 3.信託財産留保金(解約ペナルティー)…これは信託財産に戻し入れます。長く持って貰う為にペナルティーを課します。頻繁に売買するとかなり重いです。 4.売買手数料(運用の執行に際して証券会社に支払う手数料)…信託財産から支払います。株や債券を売買するには手数料が必要。 5.保管手数料(海外投資の際に発生)…外国の株や債券を購入すると、日本に郵送しないで現地で保管します(で無いとすぐに売却出来ません)。この場合の保管料金です。日本の証券に投資する場合は保管振替機構に預託する為保管手数料は不要です。 さて、キャンペーンで割り戻しが発生するとすれば、募集手数料だけが対象です。信託報酬は確かに販売会社にも入りますが、これは決算報告書や売買報告書(計算書)の郵送料やコールセンター・支店窓口の対応に対してのものです。後のものは販売会社には入らないので、割り戻し不可能。 後、投資信託の購入から3ヶ月以内に手数料割れした状態で解約・売却すると金融庁から指導が販売会社に入ります(株式の場合は購入から8日以内)。手数料を稼ぐ為に「投資意思の無い客」に無理矢理売り付けたとしてです。 従ってキャンペーンで購入するのは自由ですが「どれくらいの期間保有するか」「どういうリターンを期待するか」で決定すべきであり、キャンペーン明けに即日売却して損切りするつもりなら最初から買わない事を奨めます(個人向け国債の方がマシな位です)。
お礼
返信遅くなりました。参考にさせていただきます、ありがとうございました。