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バイクのアイドル回転数を制御する部品

バイクのFIシステムについて教えてください。 一昔前の車のようにアイドリングの回転数をコントロールする部品がついているバイクはあるんでしょうか? また、それは吸気管圧力で制御するシステムで使っているのか、スロットル開度で制御するシステムで使っているのか、教えてほしいです。

みんなの回答

回答No.2

お返事遅くなってすいません。 噴射量自体は、ECU内にあらかじめプログラムされているデータに完全に依存しています。 実際上は回転数とスロットル開度(≒負荷)の二点のみを手がかりにしています。 (水温での補正もありますが、それは今回無視します。) 例えばTPSの数値が5~12程度(全閉)の時、噴射量は 1000rpm → 30 2000rpm → 20  ・  ・ 12000rpm → 10 みたいな感じでプログラムされています。これは、自動車のようにエアマス(エアフロー)センサーやO2センサーの要素によって影響されませんので不変的です。したがい、全閉減速時は上記で表現したように不安定な極低回転でちょっと燃料を濃くするぐらいで、噴射はすごく少なめに設定されています。 4000回転などの高回転ではISCは必要ありませんので当然ながらISCはストップしています。ISCのデューティー制御開始は極低回転から始めますがそのタイミングはまちまちです。 参考になりましたでしょうか?(^^

erikas88
質問者

お礼

ありがとうございました

回答No.1

主要メーカーで採用されている一般的な制御方法をお答えします。 まずアイドリングの調整は主に以下の三種類、いずれかによって行われています。 ・従来のキャブ車と同様に、スロットルストップスクリュでバタフライ開度を調整するだけのシンプルなタイプ。 ・ISCVをスロットルボデーに搭載し、全閉時にアイドリング専用の吸入路を開閉するタイプ。 ・バタフライの動きをサーボモーターで完全にコントロールしてしまうタイプ。 いずれもクランクポジションセンサーから検出された回転数を元に、アイドリングが常に狙い値になるようデューティー制御にて開閉の微調整を行います。冷間始動時と暖機後のエンジンコンディションも大幅に異なりますので、通常は各メーカーとも水温センサー(一部モデルは油温センサー)からの信号も補正値として採用しているようです。 蛇足ですが・・・2ストに搭載されていたYPVSと同様、Y社の場合はメインスイッチをONした際にバルブの開閉を行い清掃を行います。使用環境が極端な場合に汚れが蓄積し、調子が悪くなることが希にあります。部品のダメージを防ぐため、ISC通路へのキャブクリ使用は禁止となっておりますのでメーカー側はこの状況に陥った場合に基本Assyでの交換を推奨しています。 ただしこのスロットルボデーAssyがキャブレターとは比較にならないほど高額なため、現場ではキャブクリなどをISCに吹き込んでしまうこともままあります。

erikas88
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 もう少し教えて頂きたいのですが、スロットル開度で噴射量を制御しているシステムの場合、アイドリングなどスロットル全閉時の噴射量はどうやって決めているのでしょうか? ISCのデューティ比だけでは減速時などはエンジン回転数で精度が狂うと思うのですが?

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