日本国では建築物は個人の所有物と考えるだけでなく、社会の財産と考えます。
建築物は所有者が変わる可能性があるし、外から見え、他に影響がある場合があるからです。
なので、安全性能に関して「自己責任」という考え方はありません。構造基準に合わない物は違法です。
どんな物を作ってもその家が潰れて人命を助けなければいけなくなった時、みなさんの税金で助けに行かなければならないのですから。社会の迷惑行為になるということです。
ですが、勉強して建てられないことはありません。
自分のための工事でしたら建設業登録ももちろん不要。
さすがにコンクリートの手練りでは基礎はできないでしょうから生コン業者の協力は必要です。
基礎ぐらいは設計してもらって業者に作ってもらうとしても十分安上がりでしょう。
セルフビルドだって法的なサポートを受けたうえで行えば全然OKだと思います。
仕事しながら数年かけて自宅を建てたという話も聞きます。
完成までに抜本的な法改正さえなければ数年かけても問題はないでしょうね。
ま、基礎工事のためには地盤調査も必要ですので地盤の知識も蓄え、安い土地でも地盤が良くなければあ高くつくことになります。建築は多業種の集まりなのでコミュニケーションでコネクションを作り、知識を蓄え、健康であれば十分可能だと言えるでしょうね。
私は建築士なのですが女性ですのでセルフビルドはちょっと厳しいですが、
基礎と上棟までを業者にお願いしてそこから男性に生まれていれば自分の家の大工仕事をやると楽しいだろうなあと思います。
お礼
ものすごく奥深いんですね…。 本腰入れないとですね。 ありがとうございました。