- 締切済み
国債金利とインフレターゲット
先ごろ政治家がインフレ率を3%にするという話があります。。 現在日本国債の金利は1%以下 日本税収等を見ると2%になった時点で利払いが税収を超えて支払い不能になり 金利が上がっては困る現状なはず。 日本国債が先物で売られる懸念もありますよね。 1から2%はあっという間だと思いますが・・・ 今の税収ではデフォルトしてしまいますよね? まあカイル・バスがいうようにはと思っていたら 自民が勝利したので本当になりそうかも・・ 金利動向は今のところ落ち着いていますよね。 しかし先月からドル高になってきた事と株高、新総裁はインフレにすると発言 既にインフレになりつつありますし、もう世界はその傾向にいます。 日本が円高であった影響でデフレ出会った希少な国であったとすれば これ以後インフレになったとして国債金利は一瞬にして2%超えませんか? そして超えた場合、政府は今の税収で国債の利払いを支払えますか? どうも自民党のインフレ論を聞いていると○○先生という権威ある先生が仰っているような 何か納得できない理屈で民主に勝ちたいがため言っただけなのか もしそれが自民の時に出来たのであれば何故以前に出来なかった長い長い期間があったのか どうも自民にも民主にも不信しかないのですが この日本の経済状況下において インフレにする事で経済が良くなると思えないのですが 善し悪しあるのかもしれません。 しかし、3%になった時の日本の国債の金利動向に全く触れていないので この件について詳しく御存じの方がおりましたら御説明お願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 4649D
- ベストアンサー率60% (407/668)
そんなに詳しくはないけれど、国債金利とインフレは直接的な関係はないのではないでしょうか? 国債の金利は世界的な景気の動向や、政治・経済動向や信用(格付け)で決まってきます。他の債券同様、市場で売買できます。 今日現在の国債市場は、2年国債(金利0.1%)、5年国債(0.18%)、10年国債(0.74%)です。 例えば、1年国債を100万円(年利0.1%=利息1千円)で発行したとします。つまり償還金額は100万1千円。これは市場で売買できるので、仮に日本の信用が落ちて国債の価格が下落して99万円になったとします。この場合の金利(実質的な利回り)は約1.1%(99万円÷100.1万円=98.9% 100%-98.9%=1.1%)となって、価格は下落、金利は上昇という状態になりますが、これは政府の償還額が増えたわけではなく、国債を売却した人が損をしただけです。 デフレだと、企業が儲からない→リストラや給料が上がらない→消費が滞る→企業が儲からないを繰り返し、負のスパイラルになります。 デフレ脱却のため、継続&強力な金融緩和をして物価の上昇を促しても、それによって景気が回復すれば税収が増えるので問題はないでしょう。国の信用に問題はありません。 物価は上昇したけれど景気が回復しなかった場合(いわゆるスタグフレーション)は、国の信用ガタ落ちになり、新たに国債を発行するとき金利は高くなるし、それでも買い手がいないかもしれない。この状態ならいよいよ破たんが現実的になるのではないでしょうか。 たぶん、そんな感じだと思います。間違っていたら、ごめんなさい。