自民党 が 勝った訳ではありません。
と、自民党の多くの方々が 自覚されてました。
この大不況は、民主政権の時からでなく、自民党政権時代から既に不況になっていた訳ですから、もう何十年間も続いているのです。
ゆえに、いくら消費増税を強行したいから といって、そんなに簡単に、景気は良くはならないと思います。
そして、民主党が国民に対して増税法案をこの大不況の最中に通す、という背信行為をしたこと、それを反対する議員に圧力をかけ、民主政治を崩壊させたこと、は簡単に国民に許しを得られることではなかった 結果が 民主党が惨敗となっただけ、なので、自民党政権に一時戻り、これもある意味 自民党には 国民から呆れられた悪事、政治とカネ問題と暗黒政治イメージから脱却し、信頼を取り戻すチャンスであることは確か、かも知れませんが、民主党が見せた縮図と同様に、景気回復したかのように見せかけ、個人の生活はゆとりも持てていないのに、国会議員の優遇や定数削減で身を切ることなしに、消費税増税したり、弱者国民に尻拭いを強要するような政策を押通すことがあれば、またすぐに 総理大臣が任期満了もせぬ内に、コロコロ支持率低下の度、入れ替わり、立ち代わり、国際的には愚かだと陰で言われ、他の党に戦略で議席が増えてしまう、という状態が繰り返されるのは 確実だと思われます。
新しく出来たばかりの党や、他の党が 自民党政権を奪い、総理大臣を押し出すことは容易ではない事 ですが、だからといって、古い体質から一向に変われていないままの自民党政権が今後国民に支持され続けるとは限らず、長い事議員や大臣まで勤めた方々も、落選したりしている政権交代が続いているので、明日は我が身、であっても、国政というのは国民のための政治で、国民のために存在するものなので、国家が個人の私利私欲、権力のために利用したり、政権を維持させるために国民弱者を苦しめ、敵に回すことは 絶対に許されない、出来ないことが よくわかった選挙 になったこと、とも思います。
たぶん 3党合意といえど、消費増税については 国民から政治生命奪われるくらいに難しいことであることに 民主党崩壊をもって、自民、公明とも、気づかされたことと思います。
若い世代の人たちは、自民+公明党政権が 長年政権を握っていて、今回民主党がした国民への欺きよりもたくさんの悪い事をして来た からこそ 民主に政権奪われた経過 を知らない世代なのかも?