• ベストアンサー

クラッチのセンタリング

自動車整備経験者さまのみにお伺いします。 クラッチ板交換の際、センタリングを行いますが、そのことについておうかがいします。 1.センタリングを十分に行っていない場合、何がおきますか?(インプットシャフトは入ったと仮定する) 2.1.の場合、スプラインに負荷がかかり、クラッチ側、インプットシャフト側の歯車部分を削り取ってしまうようなことは起きますか? 3.いくらセンタリングをしても2.の事態が発生する場合、対策はありますか? 4.センタリングができない車両、というのはあるものですか? 以上、よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yotani0425
  • ベストアンサー率30% (1185/3898)
回答No.5

No4です。 「補足」を拝見致しました。R系でも同様事例はあるのですね。 少なくとも300馬力(トルクは45kgm程度)までの乗用車のマニュアルミッション(ゲトラグ製もありました)でも経験が無かったもので、確かに摺動しながらトルクを伝えるので摩擦はあるのでしょうが、削れる(痩せていく)などは全く経験が無く、考えも及ばなかった事例です。 自動車のミッションを見る限りでは、インプットシャフトはそれなりの強度・硬度を持った材質ではないかとは思われますし、スプライン部も表面加工くらいはしてあるのではないかと思うのですが、メーカーの見解はいかがなのでしょうか? *私は現役引退の身でして、以前関係していた国産メーカー技術部門との繋がりも数年前に途絶えてしまっており、もう問い合わせが出来ない状況でして・・・。 もし、材質面での正確な情報が得られるのなら、それに基づきWPCなりDLCなりの表面加工は施してみることも良いのではないか、とは思います。丁度ミッションの各ギヤやデフのギヤの表面加工の要領でしょうか。 ただし、ジュラルミンなどの材質で新たに作り上げるというのは大変なことですよ、それこそ強度や熱などのあらゆる可能性を計算しつくして、また実際に試作品の耐久テストを繰り返して・・などなど。 あと、メーカー(BMW)の競技部門のミッションはどうなっているのでしょうかね、パリ・ダカにも散々参加し、優秀な実績を上げてきているはずですが・・強度を上げた物を使っているとか・・・そのような国内外の「つて」を手繰って問い合わせていけないものでしょうか? それにしても、ちょっと考えられない事例です。 回答になっていないかもしれませんが、ご容赦を・・。

mas-george
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 素人の突拍子も無いことに耳を傾けていていただき、ありがとうございます。 おそらく クラッチ板は交換となり、インプットシャフトは新品なり、中古をさがして組みなおしとなるでしょうから、出来るところから取り掛かってみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • yotani0425
  • ベストアンサー率30% (1185/3898)
回答No.4

No3です。再度すみません。 ちなみにR系では同様事例は無いのでしょうか?(同じく乾式単板のエンジン・クラッチ・ミッションが直列でシャフトドライブだと思いましたが・・) もし縦置きエンジンのKシリーズだけでの発生であれば、Kシリーズ用に新たにクラッチ・ミッションを設計したときの持ち病(設計や製造・強度などの元々の問題)だったのかもしれません。 もう製造終了から20年近く(?)になるようですから、メーカー対応もなかなか難しいかもしれませんが、同様事例でお困りの人たちやディーラー・ショップなどで協力してメーカーに申し入れするしか方法としては無いような気がします。それとも諦めるか・・・・。 個人段階での原因追求や解析や分析、それに基づく補強品などの製作は難しいのではないでしょうかね。 メーカーとしてはとっくに情報や傾向などは掴んでいるのではないかと思うのですが・・・。

mas-george
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 旧2バルブ、新4バルブのフラットツインでも頻度は不明ですが、出ているようです。 WEB上の知り合いで同じバイクにお乗りの方は同じ車両で2回も経験されています。 思いますに、以下の点が腑に落ちません。 1.クラッチ板が減るのは仕方ないですが、その前にスプラインが削れてしまうということ 2.ミッション側のスプラインまで削れてしまうと、都度ミッションを分解整備しなければならない。 素人考えの思いつきですが、以下の方法は有効でしょうか。 1.クラッチ板、インプットシャフトの両方のスプライン部に(WPC、DLCなど)表面加工を施すことで、ある一定の強度を持たせることにより、少なくともクラッチ板の磨耗までライフを伸ばす。 2.インプットシャフトをジュラルミンで単品製作することで、削れるのをクラッチ板だけにする。

  • yotani0425
  • ベストアンサー率30% (1185/3898)
回答No.3

こんにちは。 前回にも回答差し上げた者です。BMWのバイク(乾式単板の直列4気筒エンジン)でしたか。 あくまで乗用車を整備していた経験からの観点ですが、 1.クラッチOH時のセンタリングがうまく出来ていないということは、ディスクのスプライン部とインプットシャフトの整列・嵌合が出来ていないということですから、インプットシャフトが挿入できませんし、ベルハウジングがブロックに接合できないということになります。 *「インプットシャフトが入らない状態」のことを「センタリングが出来ていない状態」と言っております。 2.センタリングが出来なければ、スプライン部の損耗以前に、ミッションとエンジンの結合が出来ないということですので、クラッチOHのためにミッションを下ろしたとき、何らかのミスがあり、インプットシャフトを損傷させたとか、新品のクラッチディスクに問題があったとしか考えられません。 *OH以前には、センタリングは出来ていた(普通にクラッチが機能していた)のでしょうから。 3.センタリングが出来て、ミッションとエンジンの結合も出来、クラッチの機能も果たし、クラッチの操作時に異音や異常振動など、異常が見られなければ、外観上からではスプラインの摩耗の原因を探すのは難しいでしょうね。 自動車でもしそのようなこと(新車から初めてのOH時にスプライン部が異常摩耗していた)が散発する車両が出るようなら、即、メーカーの技術者が出向いて来るか、エンジン・ミッションを持ち帰って原因究明するかでしょうね。ディーラーに長くおりましたが、即対応を求めるケースですよ。 4.2で書かせていただきましたが、以前、装着できていた車が出来なくなったというならOH時の作業時に何らかの問題があったとしか考えられません。 *新車で組立時にはセンタリングが出来たのでエンジンとミッションが結合できて問題なく出荷されたのでしょうから・・。 OHしたときにスプライン部の摩耗がすでにあったということでしたら、インプットシャフトの材質と精度(振れや曲り?)の問題、クラッチディスクセンター嵌合部(スプライン部)の材質の問題、インプットシャフトベアリングの精度の問題、エンジンフライホイールセンター部(インプットシャフトとの結合部)の精度の問題などが考えられますが、BMWほどの製品が・・・当然、クラッチが消耗してしまうまでの耐久テストなども十分に行なって製品化するのが普通でしょう、これはメーカー絡みでないと問題は解決しないのではないでしょうか? 回答になったかどうか・・・少しでもご参考になれば幸いです。

mas-george
質問者

お礼

前回もお世話になりました。 ご回答ありがとうございます。 まさに3.の状態で悩んでいる状態です。 毎回とても勉強になっております。 ありがとうございます。

  • blue1200
  • ベストアンサー率60% (331/543)
回答No.2

1.センタリングを十分に行っていない場合、何がおきますか? インプットシャフトが入ったという事は、センタリングが出来ているという事です。 センタリングというのは、あくまでインプットシャフトを入れる為に必要なだけで、インプットシャフトはミッション内のベアリングで保持されていますし、一方のクラッチ側はインプットシャフトに環合しているだけですので、入ってしまえばOKです。 2.1.の場合、スプラインに負荷がかかり、クラッチ側、インプットシャフト側の歯車部分を削り取ってしまうようなことは起きますか? インプットシャフトを入れる際にかかる力は、ミッションをエンジン側に押す作業者の力だけです。余程、斜めの状態でグリグリやれば先端に傷位は入るかも知れませんが、表面上の問題程度で、支障は無いでしょう。 3.いくらセンタリングをしても2.の事態が発生する場合、対策はありますか? クランク軸に対するインプットシャフトの角度⇒エンジンブロックに対するベルハウジングの端面の平行度に注意し、軸の先端が当たったら軽くミッション本体を軸が回転する方向に揺さぶる。 それでだめなら、一度ミッションを離してシャフトを少し回してスプラインの位置を変える。 で、もう一度最初の手順を繰り返す。 4.センタリングができない車両、というのはあるものですか? 一般的なマニュアルクラッチの場合は無いはずです。 恐らく、ミッションが入らなくて困っているのだと思いますが、センタリングが不十分で入らないという事は少ないのでは? もしくは、センタリング工具を使った作業手順が間違っているとか? ※センタリング工具は、クラッチハウジングを締め付ける前にセットして下さいね。

mas-george
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 自動車の場合の標準的な見解をお伺いすることができました。 ありがとうございました!

  • fjdksla
  • ベストアンサー率26% (1812/6770)
回答No.1

昔、2トン~大型トラックを整備してました。 その後は、乗用車とかライトバンなど一般的な小型車を整備してます。 1.インプットシャフトが入ったなら問題ないです。 フライホイールにパイロットベアリングを使ったものだと 後一歩のところで入らないですが、一生懸命入れようとすればそのうち入りますから 入ってしまえば問題ないです。 2.そんなことは無いです。 3.そんなことは無いので心配ないです。 4.シングルクラッチの普通乗用程度では見たこと無いです。 ダブルクラッチの物は経験無いので分かりません。

mas-george
質問者

お礼

さっそくのご回答ありがとうございます。 貴重な経験からのご回答感謝します。 自動車のマニュアルミッションと同様の構造を持つ、BMWのオートバイでK1100LTというオートバイがあり、 そのインプットシャフトとクラッチ板のスプライン部分が磨耗する、という症状がでています。 BMWのミッションでは比較的多い症状らしく、今回わたしの所有する個体も出ました。 一方、自動車でおなじようなトラブル事例があるのかを知りたかったわけですが、 ない、聴いたことがない、ほとんどない、ばかりでした。 これはいったいなぜ起きるのか??? いまだ調査中です。メーカー、ディーラーでも原因不明(とされている)。 センタリングが原因なのかと質問させていただきました。 ありがとうございます。

関連するQ&A