>依存度を低くしなきゃいけないと個人的に思うのですが、
>何かいい案はないでしょうか?
・地熱発電
現行方式の地熱発電ではとてもじゃないけど原発の代わりにはなりません。
数億円かけて水蒸気を取るための井戸を掘っても1本あたり数千kWにしかなりませんし、それだって10年20年程度で枯れますからね。
国内最大の地熱発電所でさえ11万2千kW程度しか出力がありませんので問題外です。
現在研究中というマグマ発電が実用化すれば状況は変わる可能性がありますが、現時点では原発の代替としては使えません。
・風力発電
日本における年間平均稼動率は20%程度なので、100万kWの電力を得たい場合は500万kW分以上の風車を建てないといけません。
風車の数が増えるほどバードストライク・落雷・強風によって破損する台数も増えますし、日々のメンテナンスコストも増加します。
そういったコスト増を電気代に反映しても良いというのなら代替として使えないことも無いでしょうね。
ただし、現状の風車では1台あたりの出力が低すぎますので、現在三菱で開発中の新型風車(7000kWクラス)の完成を待ってからかな。
・太陽光発電
現状の全量買い取り制度を維持するのなら、将来的に失敗することが確定しているので微妙。
そもそも、現時点では発電コストが高すぎるのにどんどん導入しちゃってるのが問題です。
今は発電量がそれほどでもないから大きな問題にはなっていませんが、このまま普及していくと自宅で太陽光発電をしている人としていない人の格差が問題になります。
日本と同じ定額での買い取り制度を実施していたドイツでは、太陽光発電をしていない人の電気代は10年前と比べて2倍になっているらしいですから。
・火力発電
CO2排出量の問題さえ無視すれば一番無難な選択肢。
最新設備なら発電効率60%以上と他を圧倒する発電効率を誇る。
燃料代の問題もありますが、それを考慮しても再生可能エネルギーに比べりゃマシ。
唯一の問題は、燃料のほとんどが海外産だということ。
メタンハイドレートの採掘に成功すればこの問題も解決可能なので将来に期待かな。
・水力発電
現地住民などの反対が大きいので無理。
・某半島の某国と海底ケーブルで云々という戯言
あの国は原発トラブルが連発中で電力不足に陥っているので、そんなことをやっても電力を取られるだけ。
日本にとってのメリットは全く無い。
お礼
回答ありがとうございます。 正直、非道いですよね。 まさに「政治とお金」「利益利権」かなと思います。