アーサー王物語について
私はトマス・ブルフィンチ著「中世騎士物語」を読んで疑問に思ったのですが、なぜアーサー王は、王妃ギネヴィアとランスロットの関係について、アグラヴェインから聞かされるまで知らなかったのでしょう?
アーサー王の父違いの姉もかなり前から知っていたし、宮廷でもすいぶんと噂になっていたようなのに…
ここで事件が起きます
最初、王はアグラヴェインの告発を信じませんでした
そこでトラブルメーカー兄弟・アグラヴェインとモウドレッドは不倫の証拠を押さえようとしますが、罠に気付いたランスロットは逃げます
反逆罪で死刑になる王妃を救おうとして、ランスロットは王や多くの円卓の騎士と戦争する事になります
その後モウドレッドが王権を狙ってアーサー王に対して戦を起こした時、↑の様な戦争状態だったため、王の軍は押され、ついに王は殺されてしまいます
もちろん不倫はいけない事です
でも、多くの無関係な人を巻き込んだ大戦争に発展する前に、また王はモウドレッドに殺される程疲弊する前に、当事者の3人で話しあって和解もしくは2人を処刑して早々に事件が解決出来たのでは?と不思議に思うワケです
そのためにはやはり、第三者から告げ口される前に王が不倫の事実を知っておく事が重要です
周りの人があんだけ気付いて噂しているのに、浮気とか不倫とかって普通気付くモンじゃないのでしょうか?
てゆーか、伝説の名作をこんな現代チックな方向にもってきたらダメですかね笑
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