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鶏糞やピートモスを混ぜて直ぐに植物を植えれない?
- 鶏糞やピートモスを直ぐに植物に混ぜて植えることは避けた方が良いです。
- 鶏糞やピートモスを入れた花壇で植物を植える前に一定期間放置することが推奨されます。
- 知人から植木を植えるのを避けた方が良いと言われた理由は明確ではありませんが、植物が鶏糞やピートモスに適応するまで時間がかかる可能性があるためです。
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2m四方、480Lの土に鶏糞40L(15kgくらい?)だと、ずいぶん多いですね。2m四方なら、植え付け時の肥料は500gから1kgも施用すれば十分だと思います。そもそも、「野菜の土」というものには肥料分が含まれているのではないでしょうか?肥料を多く与えると、植物が軟弱に育ち病気や害虫が出るなど、良い事がありません。それにしても、多すぎます。 一般的に有機肥料としては、鶏糞や油かす(菜種などの油を絞った残渣)などが良く使われますが、それらは土に混ぜられて水分が加わると発酵が始まり、数週間から数カ月かけて植物が吸収し易い肥料分に分解されてゆきます。そして、その過程で発熱します。施した量や深さ、水分、通気などの条件次第では温度は50-60℃を越えるので、すぐ近くに植物の根があると、熱でやられてしまいます。 また、肥料が多すぎると、根の周りに肥料分が充満し、浸透圧が高まることで根が水を吸収することが出来なくなります(水は濃度の薄いところから濃いところへ流れるので)。その結果、植物は枯れてしまいます。 今回の例を見る限り、その両方の危険があると思います。 発熱に関しては、植え付けまでの期間を空けることで解決します。1-2カ月も経てば発熱は治まっているでしょうから、その後で植え付ければ良いでしょう。でも、今から1-2カ月というと真冬ですので、柑橘類の植え付けには向いていません。暖かくなるまで待って、4月頃に植え付けた方が良いと思います。 多肥については、何度も水をたっぷりかけて余分な肥料分を洗い流すか、土を入れ替えるか、でしょう。洗い流しの場合、何十リットルもの水を期間をおいて何度も灌水しないといけまぜんし(しかも水であまり流せない成分もあります)、どの程度になればOKなのかご自分で判断できないと思うので、思い切ってもう一度土を入れ替えるのが無難かもしれません。震災で津波を被った田畑も同じような状態で、農家は作土(野菜が根を張る深さの土)を入れ替えたり、何度も水を貯めては流して土壌にたまった塩類を洗い流したそうです。 もし枯れてもイイという気持ちで植えるのなら、上記のように何度も大量に水をやった上で、4月頃に木を植えてみてはどうでしょう。うまくいけば根付くと思います。
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- yamm916
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濃度の濃い肥料が直接根に触れると、浸透圧の関係で根が死んでしまうことがあります。鶏糞は有機肥料としては肥料分が多いので、施肥するときは直接根が触れないようにするか、一定程度時間をおいて肥料分が分散、分解してからのほうがいいのです。また、鶏糞は微生物によって発酵しないと、植物はその養分を吸収することができません。未発酵のものが一気に発酵すると、熱を発しますので、その熱で根が傷んでしまうこともあります。これらが「肥焼け」と呼ばれる現象です。
- organic33
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鶏糞が混じっているので、いくら発酵鶏糞と言ってもすぐに植えると植えた物の発根したばかりの根が灼けてしまう。 お住まいの地方が判りませんが、柑橘系の植木を植えるなら、春が良いかと思います。 春まで寝かしておけば何ら問題のない土になりますから。 植木も今年の猛暑で弱っています。来春なら、回復した物のみが店に出回るでしょうから、それらの中から選んだ方が良いかと思います。