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太陽光発電パネルのメーカー選び SOLA
既存の一戸建の屋根で、太陽光発電をしようと考えています。 我が家の小さな屋根でも東芝のパネルなら4kw以上可能という事で、現在数社から見積りを取っております。 そんな中である業者さんが、スカイベースソーラー社のパネルを勧めてきました。 このパネル、我が家の屋根にほぼぴったりに設置できるので、パネルあたりの発電能力は多少劣るものの、総発電量は東芝よりも若干上。しかも、設置価格が1割ほど安いのです。 この、スカイベースソーラーの評判を検索して探すものの、有効な口コミが見当たりませんでした。 パネルを実際設置された方や、比較検討された方、その他事情をご存知の方、 スカイベースソーラーも検討材料として、問題はありませんでしょうか?
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太陽光は今バブル状態で、来年3月までの42円全量買取に間に合うよう、各所で取り組みがなされています。 私は以下の点に注意する必要があるのでは、と考えています。 1、モジュールの発電効率と実際に売電するときの発電電力量は違うということです。 例えば、北海道でソフトバンクが各主要メーカーの同一発電量規格のパネルを並べて、発電電力量を統計とっているのを 見れば、発電効率の規格値では当然単結晶のパネルが17~18%と高く、化合物系などは13~14%で差があります が、半年~1年単位で各社のパネルを比較すると、現時点では化合物系のソーラーフロンチアが1番となっているようで す。 2、保障期間について 最長保障期間は、中国サンテック製の25年、国内メーカーではソーラーフロンチアが20年、その他のメーカーは10年とな っています。 ただ、25年、20年と保障を謳っていても、その会社が倒産した後も保障が続くかは疑問です。数年前まで生産量世界ト ップを誇っていたドイツのQセルズは倒産し、韓国の会社が買い取ったように聞いています。 3、不具合事例 独立行政法人産業技術総合研究所の加藤和彦さんが「太陽光発電システムの不具合事例ファイル」(日刊工業新聞社) という本で、全国のたくさんの不具合事例を紹介されていますが、10年経たないうちに色々な不具合が発生するようで す。しかしその不具合は、なかなか一般の人には解りずらいようです。 4、こうして考えてくると、太陽光の設置も慎重にならざるを得ません。 結論からいえば、資金があって10年でもとがとれ、その後は少しでも発電が続き、何がしかの小遣いがもらえればもうけ ものぐらいのつもりで、設置すれば良いのではと思います。 5、最後に申し訳有りませんが、スカイベースソーラーの実績についてよく解りません。しかし、設置価格が1割ほど安いという のは、車も一緒ですが1割安くしないと売れないということかもしれません。
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- phantomth
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スカイベースソーラー社は中国製のパネルだそうです。 太陽光パネルの選ぶ争点は値段ではなく耐久性です。 もともと補助金+買取制度ありきの太陽光発電ですので、制度が変われば当然負担は施主にのしかかります。また出力低下のリスクと保障期間対象を考えてみると最終的な費用効果がどうなるのか検討しないとなんともいえません。 その点で中国製のパネルをあなたが信頼おけるかどうかだと思います。 出力低下についてはPID現象で検索してみてください。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 中国製だからイコール駄目とは思わないものの、確かに不安があります。 保障期間は国産のほとんどと同じ10年なのですが、やっと利益になりだしたと思ったらすぐ出力低下では困りますので悩んでいます。
お礼
ご回答ありがとうございます。そして詳しい解説、助かります。 まだ、知らない部分が多く、理解できていないところもありました。 「バブル状態」、なるほど今回各業者さんとお話を勧めていく中で、尋常ではない雰囲気を感じ取っています。 1~5全て、なるほどと理解しました。 太陽光発電自体、まだまだ国内では実績の出ていないモノです。 ましてや、内外のメーカーがいつまで存続しているのさえ分からない状態です。 4 当初よりこの10年以内にペイできるかどうかに基本を置いていたのは、間違っていなかったってことですね。 5 スカイベースソーラーは、ばっさりと切り捨てる事にしました。