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地震予知研究とIPS細胞研究、税金を投入するなら

IPS研究だって結果的にうまくいったというだけでどんな研究も確実に成果が出ると前もって予測できるものなど無いのになぜか地震予知研究が無駄であると決め付ける人たちが最近多い気がします。未来から来た人ではないのにどうして無駄だとわかるんでしょうか?

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回答No.7

価値観の違い。アメリカ型価値観は,極めて実用主義的です。 経済性を重視する余り,基礎研究が疎かにされます。 原発がその良い例です。科学者の血と汗の結晶が,何時しか科学者の手を離れ,政治家の管理下に置かれてしまい,真面目な科学者の警告などは無視され,邪魔者扱いされます。 1960年代にはプレートテクトニクス理論が提唱され,80年代にも疑義を挟む人達も居ました。今では動かしがたい定説とも成っています。それには,地道な地震研究が基礎となり,地震波の解析によって地球の内部構造も推定できたことが大きく寄与しています。 日本地震学会は,現在でも世界最先端の観測と解析によって地震予知に挑戦し,津波の予測を含む防災研究に邁進しています。にもかかわらず,目先の金儲けに成らない分野は軽視・軽蔑されます。 話が飛びますが,古文献には『地震』とのみ書かれ,『ないふる』と訓点が付されていました。その事から『ない』とは地震を示す古語と誤解されていました。『ない』が地面を指し,『ないふる』が『地面が揺れる』意味と解明したのは,田山実氏でした。文豪田山花袋氏の実弟です。 田山氏は,明治の濃尾大地震を契機に発足した日本地震学会の機関誌『地震』に古文献数千点の検証から,太平洋沿岸近くの地震の周期性を発見,発表しています。それには,古代の暦法や年号から,陽暦への換算・時刻推定など,多大な労力と知見が必用でした。そうした明治人の努力が,今日の地震予知研究にも受け継がれています。 何万人に一人とか,それ以上に希有な原因も治療法も不明な難病に苦しんでいる人も,少なくありません。人の体についても,まだまだ知られていない事柄は少なくありません。ましてや地球内部の事など,何も知らないに近い状態です。だから研究が無駄だ等とは誰にも言えません。 分野を問わず,基礎研究を大切にし,専門家の意見に耳を傾けなければ,何度痛い目に遭っても災害や難病からの予防・救済は期待出来ません。

その他の回答 (6)

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.6

”未来から来た人ではないのにどうして無駄だとわかるんでしょうか? ”      ↑ 無駄だ、と判ってそういう発言をしている訳では ないのです。 費用対効果が少ない、ということです。 地震予知は難し過ぎて、いくらお金を投入しても効果が 判りません、というよりも効果を出せませんでした。 これに対して、ips細胞はお金をつぎ込めば、それなり の効果が期待できます。 何より、お金が儲かります。 限られた予算でやる限り、これはある程度しょうが無いのです。 御指摘の通り、目先に捕らわれないで、数十年、数百年 単位で研究を続けるべきだと思います。 それだけの価値がある研究だと考えます。 無駄な予算はいくらでもあります。 そういう予算を削って、研究費にあてるべきでしょう。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.5

お金うんぬんの問題もありますが、一番の問題は日本の地震学会が、地震予知はナンセンスだと頭からバッサリ否定していることです。 政治の世界に入る前に、学者の主流派が否定している以上、地震予知への政府補助はあまり期待できません。 こういう状況にへこたれず、傍流だろうがなんだろうが、頭の固い連中を蹴飛ばすだけの画期的な成果を、地震予知を研究している学者さんが出してくれることを期待しています。 ※個人的には、地震予知は不可能じゃないだろうと思っていますが……  ギリシャではVAN法なんかもありますし。  まあ、一素人の独り言です。

  • v008
  • ベストアンサー率27% (306/1103)
回答No.4

厳しくチェックすればするほど 説得できる研究事業に金が行くんです つまり 金と 権威と 世論と 後ろ盾 世間体 それに少しだけ 本当に成果が出るかどうか。 でも始まっても ISPも今年金を削られているし はやぶさは一時解散しています。ははは。 どれが上手くいくかではなく 上手くいくものが出るまでとっかえひっかえやり続ける事しかないんです

回答No.3

お偉方は高速道路や建て物を建てるのが好きだから…

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.2

『地震予知研究』ですね  IPS細胞研究は金になるので黙っていても企業が金を投資します。対し地震予知研は金になりません。なので税金投入が必要だと思います

  • IDii24
  • ベストアンサー率24% (1597/6506)
回答No.1

今までたぶんIPS細胞より多額の予算をつぎ込んでいた地震予知研究でしたが、結局何の役にも立たず大災害が発生してしまった。 そういうことです。 成果が出なかった研究に金をつぎ込むのは変ですよね。何十年もさんざん予算を食い尽くしていた研究ですよ。はっきり言えば40年以上です。 しかも、今までは小さい地震は無理でも大きい地震は予知可能と言っていた。なぜなら地殻が事前に大きく動くからだと。嘘でしたよね。 今回成果を上げたのは地震の初期振動をとらえて新幹線を止めた機能だけ。でもこれは予知では無く起こってからだからね。 相手は自然現象ですよ。宇宙へ行くより難しいと言うのはわかると思います。もうほぼやるだけの事はやったのです。それでもダメだった。しばらく大地震が無かったので証明できなかっただけです。これ以上お金をかけても無理だとわかるでしょう。それに偶然ならお金はいらないですよ。

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