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トラック、ダンプの2デフって?
いすゞ大型ギガ2デフ車の RFデフ、RRデフとはどんな構造なのでしょうか? 乗用車のデフは本やネットで簡単に調べることができますが、 トラックはなかなか資料がありません。 写真やパーツリストなどありましたら見てみたいです。
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- sailor
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大型トラックなどの2デフは基本的に同じギア比のデフが2台並んだ構造であると言えますが、前方(よりエンジンに近い側)のデフには後方のデフに後方のデフに動力を伝達する為のアウトプットシャフトを設ける為のギア(基本的にデフの入力側と同じ構造のハイポイドギアによるもの)を持つと言う違いがあります。ただ、そのままではトランスミッションからのプロペラシャフトとデフ同士の間のプロペラシャフトの回転方向は逆になってしまうので、同じデフを二つ並べたのでは駆動軸の回転方向が逆になってしまうので、ピニオンに対するリングギアの位置が上から見た位置での左右方向が逆になるように組まれるか、または同様デフを使い間に1:1のギアをいれ逆転させる機構を持ちます。 このような機構は一般的に泥濘地を走行する可能性の高いダンプトラックや寒冷地を走行する可能性の高い車両で採用される場合(通常舗装路であれば通常の2軸駆動で十分であり、駆動装置による摩擦損失の増加や重量の増加によるデメリットの方が多いので採用の意味が無いため)が多く、特にダンプトラックなどではどちらか一方もしくは両方のデフの動作を制限するデフロック機構を持ったものあります。 デフそのもの構造は一般の乗用車と基本的に同じですが、車種によってはデフとデフの間に回転方向をそろえるためのギアボックスを持つものや、前後のデフで左右対称の構造を持つ点が異なるといえます。
少し説明不足がありましたのでお詫びします。軍事用のトラック(例えば装甲車など)には3デフもあります、これは前輪にも駆動軸があります。
いわゆる、後輪二軸の4WDとお考えください。大型は以前から後輪二軸の2デフはありましたが、近年普通免許で運転できた4トン車は”中型免許”になりその中型にも後輪二軸も多くみられるようになりました。4WDとはいっても、前輪には駆動軸はありません、あくまでも後輪の二軸車です。利点は雪道に強い、ぬかるみ(ダンプ車などの工事現場など悪路走行)に適した構造です。あなたが街中で気をつけて見てもらえると、ダンプ車には多数の2デフを見かけると思います。たまには貨物用トラックにも気を付けていれば見られますし、トラクタ(トレーラーの頭部分)にもあります。参考のURLはトラクタの2デフ車です。なお引きずられている箱にはデフはありません。補足として引きずられる荷物を積んだ台車及び箱には近年ABS取り付けが義務付けられてます、ブロックしての事故があまりに多く、ブロックしたために運転手よりも前方に台車が来てしまうとか、ブロックしたための台車の行くところにトラクタまでも巻き添えになり運転手の死亡事故の多さからです。
補足
回答ありがとうございます。 私の言葉足らずでしたので補足します。 できれば トラックのタイヤの外観ではなく、 いすゞギガの2デフそのものが写った写真やギガの2デフの分解図 などと一緒に説明してもらえませんか。 百聞は一見にしかずで、言葉では分かりずらいので、よろしくお願いします。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 でも、やはり文字だけではイメージがわきにくいです。 2つのデフがいっしょに並んでいる写真や図があるとわかりやすいと思います。 整備士でもない限り、なかなか写真なんか撮れないとは思いますが。