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「AおよびB」とは?
「AおよびB」の意味が分かりません。 ただなんとなくこんな感じかな~?位の感性はあるのですが正確な意味がわかりません。 ネット辞書でしらべてもさまざまな意味が出てきてどの様に解釈してよいか分かりません。 つまり私の質問は「AおよびB」という文面が出てきた場合どのよな判断が国語的に正しい判断になるのか?という質問です。よろしくお願いします。
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- hakobulu
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#15です。 1. >≪「AもしくはBで来場してください」という意図での「A及びBで来場してください」は誤用だと私は思います。≫ 「誤用」とはどういう意味でしょうか?もし本来の意味でなく『もしくは』を使っていた人が何人か居た場合それは「誤用」ですかね? 「もしくは」という意味で「及び」を使い「もしくは」と同等として伝わった場合はそれは誤用ですか? : 「もしくは」という意味で「及び」を使った場合、誤用なので、「もしくは」と同等として伝わる可能性は基本的にあり得ない、ということです。 仮に伝わったとすれば、それは聞いた人も話し手と同様に誤った解釈をたまたましていたわけです。 さらに、及びには&の意味もあるという点は否定されておられないわけですから、「みかん及びりんごをあなたに差し上げます」と言われたような場合には、「&の意味?orの意味?」と聞き返す必要が生じることになるでしょう。 > 『もともとの意味はandでしたが「及び」を使っている間にいつの間にか「もしくは」と同等の意味で使う人が出てきた』それは誤用ですかね?どうですかね?私は本来の意味ではないかもしれないが通じれば「もしくは」の意味でもそんなに遜色はないと思いますが?どうでしょうか? : 「もしくは」の意味で通じるとすれば、それは、あくまでシチュエーションから判断しているだけであって、「及び」の用法に「もしくは」が含まれるわけではない、とわたしは思います。 シチュエーションからすると「及び=もしくは」という意味に捉えても差し支えない、という状況は多数あると思います。 たとえば、 「自転車及び徒歩でご来場の方にはタオルを差し上げます」というシチュエーションの場合、 「自転車に乗りながら、且つ徒歩で来場した人がタオルをもらえるのだ」という意味に解釈するはずはないのであって、 「自転車or徒歩で来場した人はタオルをもらえる」という意味になります。 しかし、だからといって「及び」自体が「もしくは」という意味を持っている、と考えるのは早計です。 これは、あくまで、『「タオルをもらえる条件」の中に、自転車&徒歩が含まれます』という意味だからです。 「及び」自体には&の意味しか無いが、文全体としてはorの意味になっていることもある、というのは、こういうことです。 それで意味が通じるのであれば、やはりorの意味も持っている、と考えたっておかしくないだろう、というのが、おっしゃりたいことだと思います。 しかし、そうすると、 「わたしは、みかん および りんごが嫌いです」というシチュエーションにおいては、 「あなたは、両方嫌いだと言っているのですか?それとも、どちらかが嫌いだと言いたいのですか?」と問い返す必要が出てきます。 みかんとりんごの問題だけならよいのですが、そうもいきませんから、これは、コミュニケーション上、極めて大きな齟齬をきたす、と言わざるを得ません。 わたしの見解に同意していただければ、これは一発で解決します。 2. >≪文全体としてはorの意味になる場合もある、という意味であれば同意できます。≫ 『文全体』という意味がよくわかりませんが、『a及びb』と使ったとした場合でも意味が通るなら、そうなるのではないだろうか?という意味です。 : これは、1ですでに触れていますので省略します。 3. > ≪あなたは、果物の中で何が好きですか?」と聞かれて、 「わたしは、りんご、および みかんが好きです」と答えれば、それは、 「りんご、& みかん 」という意味以外にあり得ないのであって、OR の意味にはならない、というのがわたしの考え方です。≫ ご自身の考え方がそうならそうで構いませんが、そうでない風に捉えたらどうなるんでしょうか?つまり「及び」を「もしくは」の意味で捉える人が居いてコミュニケーションが成立していた場合どうなるんですか? ついでに「わたしは、りんご、および みかんが好きです」は個人的には「わたしは、りんご、もしくは みかんが好きです」とほぼ同じ意味に感じてました。(ネットで調べる前の話ですがそう思っていました) : これも1で述べた内容を参照していただければと思います。 すでに表明されているご自身の考え方だと、「わたしは、りんご、と みかんが両方とも好きです」という意味にもなるわけですが、いちいち確認するのは面倒でしょう。 しかも、「わたしは、りんご、もしくは みかんが好きです」という意味には決してなりません。 4. >≪『「A及びB」自体にはあくまで「 A & B 」の意味しかない』≫ そういう意味でno.11に「そうです」と答えたんですか・・・・では「&」の中に「or」が含まれる場合はないでしょうか?つまり自転車と歩行者の例で言うと 「自転車及び歩行者は通行可能です。」と警察から言われた場合 「自転車と歩行者が両方通行していてもOK」or「自転車のみの場合でもOK」or「歩行者だけの場合でもOK」or「自転車と歩行者が通ってなくてもOK」and「自転車と歩行者以外は通行禁止」 という意味合いで「自転車&歩行者、通行可能」という意味だと思っているのですがどうですか? : 「通行可能な条件に含まれるのは、自転車&歩行者です」というのが、この文の趣旨です。 ここで注意する必要があるのは、「そういう条件なので、自転車のみの通行も可能」という結果が導かれているにすぎず、「通行可能な条件に含まれるのは、自転車のみ」という意味にはならない、という点です。 「通行可能な条件に含まれるのは、自転車&歩行者です」と 「通行するのは自転車のみでも可能」を比較する場合、 「通行(する)」と「通行可能な条件」とは区別しないとロジックが成立しなくなります。 5. >どこから『誤用』であってどこからが『誤用』ではないんでしょうか? : あらためてネット辞書で確認してみると、「使い方をまちがえること。また、そういう使い方」と解説されています。 ざっくり言って、正しく意味が伝われば誤用にはならないのでしょう。 全員が誤用じゃないと信じ込めば、それは誤用とは呼べなくなるでしょうし、実際そうした例も多数あると思います。 要は、間違った使い方である、と感じる人が、(単純にパーセンテージで判断はできないと思いますが)ある基準以上いるうちは、誤用になるのではないでしょうか。 6. >じゃあ相互的に意図があればよろしいということでよろしいでしょうか? : 誤用している人同士であれば通じるわけだから問題ないのではないか、という意味だと思いますが、誤用してない人も多数いるわけですから、とりあえず統一しておいたほうが何かと便利でしょう。 時代の移り変わりと共に誤用が誤用でなくなる時期が来ないとは断定できませんが、少なくとも、「及び」に関しては、まだと思われます。
- hakobulu
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#13、#14です。 1. >≪<可能条件に何が一緒に含まれているのか、ということに留意する必要はありません。> なぜですか? : 「駐車場が無いので車で来場することはできません」ということだけが伝われば良いのであって、来場するのにどんな可能な手段(条件)があるのか、ということは、この文の本質的意図とは関係ないからです。≫ それはその通りですが「A及びBで来場してください」の場合「AもしくはBで来場してください」の意味が強くなると思うわけです。 つまりご自身の理屈で言うと「ヘリコプターで来場しても戦闘機で来場しても構いません、とにかく車はやめてください」というのも別に悪いとはいわない、という風に聞こえてしまうからです。 : まず、 「AもしくはBで来場してください」という意図での「A及びBで来場してください」は誤用だと私は思います。その上で言うと、 「当会場に駐車場はございません。自転車または徒歩でご来場ください」の場合、自転車であろうが徒歩であろうがヘリコプターであろうがどうでも良い、という本質的ニュアンスがあります。 その内容については特に関知していません、ともかく車は困る、という意図。 ただ、ヘリで来る人は殆んどおらず、自転車か徒歩が圧倒的だろう、という予測に基づいての表現になっ ているだけです。 これが、「手段の中には何が含まれるか、という内容」を一括的に明示したい意図の場合は、「自転車及び歩行者は通行可能です」のようになるのではないか、と思うわけです。 2. >≪表現方法の問題になると思いますが、『「あり得ません」と断定してもよいほど(個人的な感覚ではありますが)確信はあります』 という意味と同義だと解釈いただければ幸いです。≫ そういう意味ですか・・・そうなると「経験上確信がある」とか「そういう意味にしか捉えてこなかった」とかそのような理由ということでしょう。 まあここは論点ではないのですが理由が重要であることは理解して貰いたいです。 : まあ、これも受け止め方の問題になると思います。 比較に挙げては申し訳ないのですが、(今回の例に関してではありませんが)専門家同士の考えが必ずしも一致しない、という現象は日常茶飯事的に発生しているわけで、そうした場合でも、どのように納得できるのか、という個人的な問題に帰される、という意味では同様と思われます。 3. >≪片方だけでも両方でも不可能なら意味的に「及び=(A、B両方)+(Aのみ)+(Bのみ)+(表現によってはA、B以外)+(条件によっては両方のみ)」という式になりませんか? : この式はよく理解できませんでした。 述語を含めて改めてお示しいただけると助かります。≫ つまり「及び」という表現は「両方でありながらAのみの場合でもOKですしBだけの場合もOKです。または表現によってはAとBを選択しなくてもOKですが含まれたり条件によっては「もれなく抽選でAとB両方をプレゼントします」などの完全に両方という表現の場合もある、それ以外にもあるかもしれませんがそのような意味合いではないでしょうか?ということです。 : 文全体としてはorの意味になる場合もある、という意味であれば同意できます。 4. > NO.11に ≪(1)・付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない (2)・付加の要素のみでしか『及び』単独で使われる事は無い。 とこの二つのパターンに辿りついたのですが私は(1)だと思っていたのですが、hakobuluさん的には(2)だろうという結論でよろしいでしょうか? : そういうことです。≫ と書かれてますが≪そういうことです。≫というのはちょっと違いませんか?まああまりその辺は問いませんが・・・書くなら「(2)という訳ではありませんが(2)の意味合いは強いと感じています」という感じで書いて欲しかったな~まあ修正できたからいいけど・・・ : 会話ではない文章による遣り取りということの難しさを感じますが、わたしとしては、 「付加の要素のみでしか『及び』単独で使われる事は無い。」は、 これは、わたしが一貫して申し上げているですが、 『「A及びB」自体にはあくまで「 A & B 」の意味しかない』 と同じ意味である、と解釈したため「そうです」と申し上げたわけです。 5. > ≪「付加の要素(&)があれば付加の要素以外(OR)が含まれていても」・・・・(1) ということではなく、 「言葉自体には付加の要素(&)のみ強いが、文全体として、付加の要素以外(OR)の意味に結果としてなることは当然ある」・・・・(2) ということになります。≫ (1)はわかりますが(2)の場合若干矛盾してませんかね?つまり「&の要素のみが強い」と「付加の要素以外(OR)の意味に結果としてなる」結果としてORの意味になるのであれば『及び』という語は結果的にORの要素が強くなる場合があるということになりませんか?そうなると(1)の意味の方が当てはまると思うのですが? : (1)というのは、 「付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない」 という内容でしたね。 正確に表現すると、 「付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても、ORの意図で『及び』単独でも使っても構わない 」ということだと思います。(違っていればご指摘ください) 「単独で」の解釈にもよるのかもしれませんが、単独で「及び」を使う(とわたしが解釈した)例文を挙げてみます。 「あなたは、果物の中で何が好きですか?」と聞かれて、 「わたしは、りんご、および みかんが好きです」と答えれば、それは、 「りんご、& みかん 」という意味以外にあり得ないのであって、OR の意味にはならない、というのがわたしの考え方です。 6. >なら例えば警察の事情聴取で本人がどのような生地を使ったか分からない財布を盗まれたとしましょう。 そこで警察が「どのような革財布を奪って行きましたか?」と聞いたときに 被害者:「ワニ及び蛇だと思います。」 はどう解釈されます? : このような具体的な例のほうが、論点が明確になりますね。 文字通りに真面目に受け取れば、警察は、 「それは、一部がワニで一部が蛇でできている財布なのですね?」と言うでしょう。あるいは、 「ひょっとして、財布を2つ盗まれたのですか?」と言うかもしれません。 とはいえ、現実的には、 「ワニか蛇かはっきりしない、という意味ですか?」と応じるのが一般的でしょう。 むろん、その可能性が一番高いからであって、被害者が単に表現を正確に使わなかったと判断するのが妥当だからです。 しかし、この意図で被害者がそのように言ったのだとすれば、明らかな誤用ということになるでしょう。 これがわたしの見解です。 7. > そう言われると身も蓋もありませんが、とにかくhakobuluさんは両方の意味が強いという絶対的感性であるわけだ? たとえ私一人になってもorの意味も単独でありえると感じればそれはそれで好いわけですよね? なら統一する必要性はなく本人がandと感じればandだしorと感じればorという結論になりますがそれでよろしいですか? : 「それでいい」と思っていれば、ここまでしつこく回答しません。 OR の意味で言っているのに & の意味に相手が受けとってしまうと、コミュニケーションの齟齬につながるでしょう。 そうならないようにするほうが好ましい、と思うからこそ応じているわけです。 しかし、それでもなお、いや、そう思わない、と言うのであれば、それ以上回答者としてはどうしようもありません。 ましてや、学問的根拠が無いわけですしね。 ですから、質問者の方がどう解釈するか、ということが最も重要なことなのです。 ただ、あえて申し上げると、仮に、学問的根拠がある、という解釈ができたとして、その解釈自体が、質問者さんの判断によるしかないわけでしょう。 つまり、なにを根拠に学問的根拠がある、と判断したのか、その根拠を示せ、と問われた場合、何を根拠にそれを証明できるのか、という問題は依然として残るような気はしますね。 まあ、これは余談として聞き流してもらったほうが良いでしょうが。 8. > いや私が聞きたいのはその感覚の方です。無意味にその感覚が出てきたわけではないだろうからその理由はなんでしょうか?ということです。 : 感覚の由来を説明するのは、案外難しいことのような気がします。 たとえば、teient さんが、及び単独でも「OR」の意味を持つと思うのはご自身の感覚だと思うのですが、なぜそう思うのか?と問われれば、おそらく明確に答えることはできないだろうことと同様です。 今までの経験を元にして、自分が普段何気なく無意識的に使っている日本語の内容を分析してみると、そう思う、ということぐらいしか言えないですね。 9. > ≪「及び」を使う場合、「うちにはA、B & Cがありますが」ということを表わす意図があります。 しかし「お客さま、A、B、また(または)C のどちらがお好みでしょうか?」の場合、【&という要素を使って選択肢をまとめて示そうとする意図】はありません。≫ 納得しました。しかしながら当人に意図があればあるという事でよろしいでしょうか? : いえ、意図があっても相手に伝わらなければ言語としての意味は為しませんので、それでよろしいということには(少なくとも国語的には)ならない、と思います。
補足
回答ありがとうございます。 ≪「AもしくはBで来場してください」という意図での「A及びBで来場してください」は誤用だと私は思います。≫ 「誤用」とはどういう意味でしょうか?もし本来の意味でなく『もしくは』を使っていた人が何人か居た場合それは「誤用」ですかね? 「もしくは」という意味で「及び」を使い「もしくは」と同等として伝わった場合はそれは誤用ですか? 『もともとの意味はandでしたが「及び」を使っている間にいつの間にか「もしくは」と同等の意味で使う人が出てきた』それは誤用ですかね?どうですかね?私は本来の意味ではないかもしれないが通じれば「もしくは」の意味でもそんなに遜色はないと思いますが?どうでしょうか? ≪文全体としてはorの意味になる場合もある、という意味であれば同意できます。≫ 『文全体』という意味がよくわかりませんが、『a及びb』と使ったとした場合でも意味が通るなら、そうなるのではないだろうか?という意味です。 ≪あなたは、果物の中で何が好きですか?」と聞かれて、 「わたしは、りんご、および みかんが好きです」と答えれば、それは、 「りんご、& みかん 」という意味以外にあり得ないのであって、OR の意味にはならない、というのがわたしの考え方です。≫ ご自身の考え方がそうならそうで構いませんが、そうでない風に捉えたらどうなるんでしょうか?つまり「及び」を「もしくは」の意味で捉える人が居いてコミュニケーションが成立していた場合どうなるんですか? ついでに「わたしは、りんご、および みかんが好きです」は個人的には「わたしは、りんご、もしくは みかんが好きです」とほぼ同じ意味に感じてました。(ネットで調べる前の話ですがそう思っていました) ≪『「A及びB」自体にはあくまで「 A & B 」の意味しかない』≫ そういう意味でno.11に「そうです」と答えたんですか・・・・では「&」の中に「or」が含まれる場合はないでしょうか?つまり自転車と歩行者の例で言うと 「自転車及び歩行者は通行可能です。」と警察から言われた場合 「自転車と歩行者が両方通行していてもOK」or「自転車のみの場合でもOK」or「歩行者だけの場合でもOK」or「自転車と歩行者が通ってなくてもOK」and「自転車と歩行者以外は通行禁止」 という意味合いで「自転車&歩行者、通行可能」という意味だと思っているのですがどうですか? ≪文字通りに真面目に受け取れば・・・・とはいえ、現実的には、 「ワニか蛇かはっきりしない、という意味ですか?」と応じるのが一般的でしょう。 むろん、その可能性が一番高いからであって、被害者が単に表現を正確に使わなかったと判断するのが妥当だからです。 しかし、この意図で被害者がそのように言ったのだとすれば、明らかな『誤用』ということになるでしょう。 これがわたしの見解です。≫ もう少し『誤用』という意味を模索したいのですが、昔は横文字を右から左に読んでいましたね、詳しくはしりませんがその時期があった筈です。しかしながら現代に置いては左から右に文字を読むようになりました。どのような経緯でそうなったのか知りませんが、普通なら「昔は右から読むのが普通だった、しかし時代が変わりゆく中でいつのまにか左から読むようになった」というなら分かるのですが、横文字を左から読んでいる人は皆誤用してるんでしょうか? お米なんかもそうなんですがお米は外来種ですが国産米と名前を付けて売りこんでいる精米会社がありますよね?誤用ですかね?「国産外来米」とでも名づければ誤用にはならないでしょうが「『国産米』と言うと語弊を招くので『国産米』は誤用だ!」という人は殆どいないと思う訳です。どこから『誤用』であってどこからが『誤用』ではないんでしょうか? ≪OR の意味で言っているのに & の意味に相手が受けとってしまうと、コミュニケーションの齟齬につながるでしょう。≫ そうかもしれません。 ≪そうならないようにするほうが好ましい、と思うからこそ応じているわけです。≫ ありがとうございます。 ≪しかし、それでもなお、いや、そう思わない、と言うのであれば、それ以上回答者としてはどうしようもありません。≫ そう思わなくはないです。初めは本来の意味自体も「もしくは」と同等だろうと思っていたのが「&」が主要であり法令用語的にも「&」線が濃厚であることがよく分かりました、ただ本来の意味ではそうかもしれないが未だに「もしくは」と同等に扱うこと自体払拭しきれていないという認識に変わりました。その上で問うさせてもらっています。 ≪ただ、あえて申し上げると、仮に、学問的根拠がある、という解釈ができたとして、その解釈自体が、質問者さんの判断によるしかないわけでしょう。 つまり、なにを根拠に学問的根拠がある、と判断したのか、その根拠を示せ、と問われた場合、何を根拠にそれを証明できるのか、という問題は依然として残るような気はしますね。≫ それは同意です。 ≪感覚の由来を説明するのは、案外難しいことのような気がします。 たとえば、teient さんが、及び単独でも「OR」の意味を持つと思うのはご自身の感覚だと思うのですが、なぜそう思うのか?と問われれば、おそらく明確に答えることはできないだろうことと同様です。≫ まあそんなこともありませんが・・ ≪今までの経験を元にして、自分が普段何気なく無意識的に使っている日本語の内容を分析してみると、そう思う、ということぐらいしか言えないですね。≫ そこそこ説明できてるじゃありませんかw ≪<納得しました。しかしながら当人に意図があればあるという事でよろしいでしょうか?> : いえ、意図があっても相手に伝わらなければ言語としての意味は為しませんので、それでよろしいということには(少なくとも国語的には)ならない、と思います。≫ じゃあ相互的に意図があればよろしいということでよろしいでしょうか?
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
#13です。 すみません。 訂正があります。 × 「お客さま、A、B、また(または)C のどちらがお好みでしょうか?」の場合、【&という要素を使って選択肢を列挙しようとする意図】はありません。 ○ 「お客さま、A、B、また(または)C のどちらがお好みでしょうか?」の場合、【&という要素を使って選択肢の内容をまとめて示そうとする意図】はありません。 私の意図をもう少し他の視点で説明させていただきますと、 「または」の場合は、A、B、C を順次提示して、どれが好きですか?と尋ねている。 「及び」を使う場合は、「A、B、C 」が入った袋を提示して、この中にA、B、それに加えてC が入っているのですが、その中のどれが好きですか?と尋ねているニュアンス。
補足
≪『「付加の要素(&)があれば付加の要素以外(OR)が含まれていても」ということではなく、 「言葉自体には付加の要素(&)のみ強いが、文全体として、付加の要素以外(OR)の意味に結果としてなることは当然ある」 ということになります。』 ということです。 つまり、 「鉛筆及びシャープペンは持ち込み不可能です」という表現のみが、「鉛筆&シャープペンは持ち込み不可能という条件の中に入っています」という意図を表わそうとしているのであって、 「鉛筆またはシャープペンは持ち込み不可能です」という表現の場合には、「鉛筆&シャープペンは持ち込み不可能という条件の中に入っています」ということを示そうとする意図は無く、「鉛筆だけでもシャープペンだけもちこんでもアウトですよ」という意図だけに特化して表現しているのではないか、ということです。≫ あ~なるほど合点行きました。それは確かにその線が濃厚だと思います。そうなると NO.11に ≪(1)・付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない (2)・付加の要素のみでしか『及び』単独で使われる事は無い。 とこの二つのパターンに辿りついたのですが私は(1)だと思っていたのですが、hakobuluさん的には(2)だろうという結論でよろしいでしょうか? : そういうことです。≫ と書かれてますが≪そういうことです。≫というのはちょっと違いませんか?まああまりその辺は問いませんが・・・書くなら「(2)という訳ではありませんが(2)の意味合いは強いと感じています」という感じで書いて欲しかったな~まあ修正できたからいいけど・・・ ≪「付加の要素(&)があれば付加の要素以外(OR)が含まれていても」・・・・(1) ということではなく、 「言葉自体には付加の要素(&)のみ強いが、文全体として、付加の要素以外(OR)の意味に結果としてなることは当然ある」・・・・(2) ということになります。≫ (1)はわかりますが(2)の場合若干矛盾してませんかね?つまり「&の要素のみが強い」と「付加の要素以外(OR)の意味に結果としてなる」結果としてORの意味になるのであれば『及び』という語は結果的にORの要素が強くなる場合があるということになりませんか?そうなると(1)の意味の方が当てはまると思うのですが? ≪「及び」の意味は本質的にはあくまで&であるが、文全体の意味としてorになっているという客観的な状況になることはあり得る。≫ そうであるならなおさら「(1)付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない」こちらの意味になりませんか? : そうはならないと思います。 単独の意味はあくまで「&」だ、というのがわたしの見解です。≫ なら例えば警察の事情聴取で本人がどのような生地を使ったか分からない財布を盗まれたとしましょう。 そこで警察が「どのような革財布を奪って行きましたか?」と聞いたときに 被害者:「ワニ及び蛇だと思います。」 はどう解釈されます? ≪具体的な例で論じたほうが誤解が少なくて済むと思うので端的な挙げてみましょう。 A~E という5種類の品物があるとします。 「この中で好きなのはなんですか?」 「A 及び C です」 これが、「及びを単独で使う」という意味になると思います。(違えばそのように指摘してください) この場合、「A OR C が好きです」という意味になることは、あり得ない、とわたしは言っているわけです。 『及び』単独でも使っても構わない、とおっしゃるからには、この例の場合でも、「A OR C が好きです」という意味になる可能性がある、とお考えなのだと思いますが、その感覚を、わたしがどうこう言う資格はありません。 あくまで、一回答者としては違和感がある、と(ある程度の確信を持ってですが)述べているにすぎませんので、あとは、それをどのように受け止めるか、質問された方のご自由だということです。≫ そう言われると身も蓋もありませんが、とにかくhakobuluさんは両方の意味が強いという絶対的感性であるわけだ? たとえ私一人になってもorの意味も単独でありえると感じればそれはそれで好いわけですよね? なら統一する必要性はなく本人がandと感じればandだしorと感じればorという結論になりますがそれでよろしいですか? ≪そこまで『あり得ません』と断定してくるならそれなりの理由がないと話が進みませんよ。 : ですから、あくまで個人的な感覚です、と再三申し上げています。 かなりの確信は持っているので、ある程度断定的な表現は交えていますが、個人的な感覚であることはすでに表明済みだと思います。≫ いや私が聞きたいのはその感覚の方です。無意味にその感覚が出てきたわけではないだろうからその理由はなんでしょうか?ということです。 ≪そうでないとしても、これは、単なる強い断定表現であって、どんな断定にしろ、語尾に「と、わたしは思う」という暗黙のフレーズがつながらないはずはないのですから、その表現の仕方について、とやかく言われることは無いと思います。≫ 別にその事をとやかく言ったつもりはありませんが・・・ ≪なぜ、そのように断定するのか、という論拠のほうに着目すべきであって、そこに反論があれば、いくらでも応じさせていただきますが。≫ その意味で聞いたわけです。 ≪断定するから話しが進まないとのことですが、それは理由や根拠を述べずにただ闇雲に断定的主張【のみ】を述べるような場合の話です。 「それなりの理由がないと」というのは、学問的根拠がないと、という意味でしょうが、それは無いと言っているわけですから、あくまで学問的根拠をご希望であれば、わたしとの応酬から得られるものがないことは自明のことだと思います。 ですから、改めて質問を立てるほうが良いのではないですか、とも申し上げました。≫ いや学問的根拠を求めているのではなく、それなりの理由を求めているわけです。 改めて質問を立ててもよいですが、おおよそ、それなりの理由を述べて書く人はおおよそいないだろうと思われますからどうしようか迷っています。 ≪・≪4≫の余談もまんざら今のご自身の『及び』=『&でありorはありえない』と豪語しているのと似てるかもしれまんねw もしご自身の感性のみで絶対だと思っているなら疑ってみる価値はあると思いますよ。 : 客観的に、そういうことは言えますね。 そうおっしゃる以上は、おそらく、ご自身も、同様の客観的な視点は失っておられないものと思います。≫ まあそういうことになりますねw ≪「及び」を使う場合、「うちにはA、B & Cがありますが」ということを表わす意図があります。 しかし「お客さま、A、B、また(または)C のどちらがお好みでしょうか?」の場合、【&という要素を使って選択肢をまとめて示そうとする意図】はありません。≫ 納得しました。しかしながら当人に意図があればあるという事でよろしいでしょうか?
- hakobulu
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#12です。 1. >≪可能条件に何が一緒に含まれているのか、ということに留意する必要はありません。≫ なぜですか? : 「駐車場が無いので車で来場することはできません」ということだけが伝われば良いのであって、来場するのにどんな可能な手段(条件)があるのか、ということは、この文の本質的意図とは関係ないからです。 2. >≪「当会場に駐車場はございません。自転車および徒歩でご来場ください」という表現はあり得ません。≫ あり得ないと断定する根拠がわかりません。もし感覚的なら『あり得ません』と断定は出来ないでしょう? 相当な理由や根拠があるから『あり得ません』と断定しているわけでしょ?そこを教えて頂けます? : 表現方法の問題になると思いますが、『「あり得ません」と断定してもよいほど(個人的な感覚ではありますが)確信はあります』 という意味と同義だと解釈いただければ幸いです。 3. >≪「持ち込み不可能という条件の中に入るのは、鉛筆&シャープペン」という意味になります。 ですから、片方だけでも両方でも不可能です、ということになります。≫ 片方だけでも両方でも不可能なら意味的に「及び=(A、B両方)+(Aのみ)+(Bのみ)+(表現によってはA、B以外)+(条件によっては両方のみ)」という式になりませんか? : この式はよく理解できませんでした。 述語を含めて改めてお示しいただけると助かります。 たとえば、(表現によってはA、B以外不可能)とおっしゃっているのか、(表現によってはA、B以外可能)とおっしゃっているのか不明、という意味です。 4. >≪「当会場に駐車場はございません。自転車および徒歩でご来場ください」という表現はあり得ません。≫ いやまったくあり得ると個人的には感じてるし、そのような表現を見たこともあります。その『あり得ません』という絶対的感覚がよくわからないです? : なるほど。 そのお気持ちはわからないでもありません。 学問的根拠も無いのに、よくそんな断定ができるな!とおっしゃりたいのでしょうが、2で述べたような意味と解釈していただければ、と思います。 「いやまったくあり得ると個人的には感じてるし、そのような表現を見たことも」ある、という感覚はよくわかるつもりです。 それで、前回、あえて、あのような余談を開陳してみたわけです。 つまり、ずっと信じ続けてきた意味や用法が、実は誤った思い込みや勘違いであることは、誰にしても案外多いのではないか、ということをお伝えしたかったわけです。 むろん、そのことをもって「及び」自体にorの意味が絶対に無いのだ、という根拠にしようとするつもりはありません。 ただ、わたしとしては、かなりの確信を持って、そう思う、ということです。 その説明内容に、納得いく場合もありますし、行かない場合もあり、それは個人の自由だと思います。 teientさんが、「いやまったくあり得ると個人的には感じてる」と同様に、 わたしは、「いやまったくあり得ないと個人的には感じてる」ということになりますが、なぜ、そうなのか、という学問的根拠がお互いに示せないので、なかなか難しい問題ではありますね。 先回も述べましたが、個人個人が相手の論拠にどこまで納得できるか、ということに掛かってくると思います。 5. >≪だからといって「及び」が「or」の意味を表わしているわけではない、ということを申し上げてきたつもりです。 「及び」はあくまで&であって、「持ち込み不可能という条件の中に、鉛筆&シャープペン が存在しますよ」という意図の文です。≫ 「持ち込み不可能という条件の中に、鉛筆&シャープペン が存在しますよ」というのは 「持ち込み不可能という条件の中に、鉛筆&シャープペン が存在しますよ」=「鉛筆とシャープペンは持ち込み不可能であり、鉛筆だけでもシャープペンだけもちこんでもアウトですよ」 という意味ですよね?ならno.9の補足に書いた「(1)付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない」という事になりませんか? : #11で述べたことの繰り返しになりますが、 『「付加の要素(&)があれば付加の要素以外(OR)が含まれていても」ということではなく、 「言葉自体には付加の要素(&)のみ強いが、文全体として、付加の要素以外(OR)の意味に結果としてなることは当然ある」 ということになります。』 ということです。 つまり、 「鉛筆及びシャープペンは持ち込み不可能です」という表現のみが、「鉛筆&シャープペンは持ち込み不可能という条件の中に入っています」という意図を表わそうとしているのであって、 「鉛筆またはシャープペンは持ち込み不可能です」という表現の場合には、「鉛筆&シャープペンは持ち込み不可能という条件の中に入っています」ということを示そうとする意図は無く、「鉛筆だけでもシャープペンだけもちこんでもアウトですよ」という意図だけに特化して表現しているのではないか、ということです。 6. >≪「及び」の意味は本質的にはあくまで&であるが、文全体の意味としてorになっているという客観的な状況になることはあり得る。≫ そうであるならなおさら「(1)付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない」こちらの意味になりませんか? : そうはならないと思います。 単独の意味はあくまで「&」だ、というのがわたしの見解です。 具体的な例で論じたほうが誤解が少なくて済むと思うので端的な挙げてみましょう。 A~E という5種類の品物があるとします。 「この中で好きなのはなんですか?」 「A 及び C です」 これが、「及びを単独で使う」という意味になると思います。(違えばそのように指摘してください) この場合、「A OR C が好きです」という意味になることは、あり得ない、とわたしは言っているわけです。 『及び』単独でも使っても構わない、とおっしゃるからには、この例の場合でも、「A OR C が好きです」という意味になる可能性がある、とお考えなのだと思いますが、その感覚を、わたしがどうこう言う資格はありません。 あくまで、一回答者としては違和感がある、と(ある程度の確信を持ってですが)述べているにすぎませんので、あとは、それをどのように受け止めるか、質問された方のご自由だということです。 >・そこまで『あり得ません』と断定してくるならそれなりの理由がないと話が進みませんよ。 : ですから、あくまで個人的な感覚です、と再三申し上げています。 かなりの確信は持っているので、ある程度断定的な表現は交えていますが、個人的な感覚であることはすでに表明済みだと思います。 そうでないとしても、これは、単なる強い断定表現であって、どんな断定にしろ、語尾に「と、わたしは思う」という暗黙のフレーズがつながらないはずはないのですから、その表現の仕方について、とやかく言われることは無いと思います。 なぜ、そのように断定するのか、という論拠のほうに着目すべきであって、そこに反論があれば、いくらでも応じさせていただきますが。 断定するから話しが進まないとのことですが、それは理由や根拠を述べずにただ闇雲に断定的主張【のみ】を述べるような場合の話です。 「それなりの理由がないと」というのは、学問的根拠がないと、という意味でしょうが、それは無いと言っているわけですから、あくまで学問的根拠をご希望であれば、わたしとの応酬から得られるものがないことは自明のことだと思います。 ですから、改めて質問を立てるほうが良いのではないですか、とも申し上げました。 >・≪4≫の余談もまんざら今のご自身の『及び』=『&でありorはありえない』と豪語しているのと似てるかもしれまんねw もしご自身の感性のみで絶対だと思っているなら疑ってみる価値はあると思いますよ。 : 客観的に、そういうことは言えますね。 そうおっしゃる以上は、おそらく、ご自身も、同様の客観的な視点は失っておられないものと思います。 >・正直言いますと3つの場合も今一意味不明だったのですが≪「お客さま、A、B、及びC のどちらがお好みでしょうか?」=「お客さま(うちにはA、B及び CがありますがAまたはBまたは C)どちらがお好みでしょうか?」≫とno.8の下記に書かれていますがこれは右辺の省略が左辺だと思うのですが、これが通るなら結局「お客さま、A、B、及びC のどちらがお好みでしょうか?」の『及び』=『また』という解釈でもよいという事になりませんか? : まず、#8でも触れましたが、このケースで及びを使うのは、あまり適切な日本語とは言えないと思います。 とりあえず、「及び」を使う場合、「うちにはA、B & Cがありますが」ということを表わす意図があります。 しかし、 「お客さま、A、B、また(または)C のどちらがお好みでしょうか?」の場合、【&という要素を使って選択肢を列挙しようとする意図】はありません。
補足
回答ありがとうございます。 ≪<可能条件に何が一緒に含まれているのか、ということに留意する必要はありません。> なぜですか? : 「駐車場が無いので車で来場することはできません」ということだけが伝われば良いのであって、来場するのにどんな可能な手段(条件)があるのか、ということは、この文の本質的意図とは関係ないからです。≫ それはその通りですが「A及びBで来場してください」の場合「AもしくはBで来場してください」の意味が強くなると思うわけです。 つまりご自身の理屈で言うと「ヘリコプターで来場しても戦闘機で来場しても構いません、とにかく車はやめてください」というのも別に悪いとはいわない、という風に聞こえてしまうからです。 ≪表現方法の問題になると思いますが、『「あり得ません」と断定してもよいほど(個人的な感覚ではありますが)確信はあります』 という意味と同義だと解釈いただければ幸いです。≫ そういう意味ですか・・・そうなると「経験上確信がある」とか「そういう意味にしか捉えてこなかった」とかそのような理由ということでしょう。 まあここは論点ではないのですが理由が重要であることは理解して貰いたいです。 ≪片方だけでも両方でも不可能なら意味的に「及び=(A、B両方)+(Aのみ)+(Bのみ)+(表現によってはA、B以外)+(条件によっては両方のみ)」という式になりませんか? : この式はよく理解できませんでした。 述語を含めて改めてお示しいただけると助かります。≫ つまり「及び」という表現は「両方でありながらAのみの場合でもOKですしBだけの場合もOKです。または表現によってはAとBを選択しなくてもOKですが含まれたり条件によっては「もれなく抽選でAとB両方をプレゼントします」などの完全に両方という表現の場合もある、それ以外にもあるかもしれませんがそのような意味合いではないでしょうか?ということです。 ≪ずっと信じ続けてきた意味や用法が、実は誤った思い込みや勘違いであることは、誰にしても案外多いのではないか、ということをお伝えしたかったわけです。 むろん、そのことをもって「及び」自体にorの意味が絶対に無いのだ、という根拠にしようとするつもりはありません。 ただ、わたしとしては、かなりの確信を持って、そう思う、ということです。≫ かなりの確信ということはあるいみ絶対的感覚の派生により、確信をもって「あり得る」と述べているということですね。わかりました。 ≪先回も述べましたが、個人個人が相手の論拠にどこまで納得できるか、ということに掛かってくると思います。≫ その通りです。なので何回もhakobuluさんに質問するわけです。もっと学術的な人に質問した方が速と思われるでしょうが、まず学術的に知っている人を探すのに時間が掛かるし、まれにその人が見つかったところで相手にしてくれるわけないだろうと感じるので、ここでは真をもとめられそうなhakobuluさんに聞いているわけです。 no.14の補足へ続く
- hakobulu
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#11です。 今回わかりやすい例を2つ挙げていただいたので、ここに特化してお答えするほうが良いと思います。 1. > では「自転車及び歩行者は通行可能です」という教習所の教科書にもし書いてあった場合、どうなりますかね? 私としてみれば「自転車、歩行者両方通行可能でありなお且つ自転車のみでも歩行者のみでも通行可能です」という意味にとらえますがhakobuluさんの見解で言うと「自転車と歩行者の同時通行は可能だが歩行者のみであった場合や自転車のみである場合は通行不可能」ということになりませんか? : 「及び」が、「一緒に通ってもよい」という意味を表わしているわけではありません。 「通行可能という条件の中に入るのは、自転車であり、それに加えて歩行者である」という意味です。 「通行可能という条件の中に入るのは、自転車&歩行者 ですよ」というニュアンス。 【結果として】、自転車でも、歩行者でも、そして当然、自転車と歩行者一緒でも、通行可能になるわけです。 重要なのは、「この条件の中に納まるのは・・・」という意図を表わしたいがために「及び」という表現を使っている、ということです。 そこで、「自転車または歩行者は通行可能です」という文の場合はどうなるか、という疑問が浮かぶことと思われます。 この場合は、「通行可能条件として2つが含まれます」ということを示す意図が無い文だということが言えます。 orの意図なので、「自転車はいいですよ。あ、それか、自転車以外では、歩行者もオッケーね」という感じでしょうか。 ですから、「明日は、自転車で来てくださいね。あ、それか、自転車以外では、歩いて来てくださいよ」という意図を示す場合には、 「明日は、自転車または徒歩で来てくださいね」と表現するはずですし、 「明日は、自転車及び徒歩で来てくださいね」とは表現しないでしょう。 若干くどくなるかもしれませんが、これに関連してもう少し述べてみます。 「当会場に駐車場はございません。自転車または徒歩でご来場ください」という表現があるとしましょう。 この場合、「来場可能な条件として自転車&徒歩が含まれます」という意図は無いわけです。 「当会場に駐車場はございませんから、自転車できてください。あ、そうそう、自転車でない場合は徒歩できてください」というニュアンス。 可能条件の内容を「&の要素を用いて示そうとする意図」がほとんどない表現です。 それは、この文の最大の目的が車は使えない、ということを言いたいからなのであり、それさえ通じれば、可能条件に何が一緒に含まれているのか、ということに留意する必要はありません。 留意しようとすれば(文意から乖離するわけですから)逆に不自然になります。 「当会場に駐車場はございません。自転車および徒歩でご来場ください」という表現はあり得ません。 2. >私はむしろ「『両方』もしくは『どちらか片一方でもかまわない』」という感覚や認識から抜け出せません。 逆に言えば『及び』の意味に対して質問している人とほぼ似た感覚です。でなければ「andなのorなのそれともand、or両方なの?」という質問はネット上に存在しないでしょう。 : それは言えてますね。 3. >でなければ「鉛筆及びシャープペンは持ち込み不可能です」と言われて「じゃあどちらか片一方ならいいのか」と思う人が居るとは到底思えないからです。もしhakobuluさんの感性が正しいとすると「どちらか一方ならOK」という感性という事になりますがそのような感性になりますか? : この論理がちょっとわかりづらかったのですが、わたしの説明不足だったのかもしれません。 この場合も、1と同様なのですが、「持ち込み不可能という条件の中に入るのは、鉛筆&シャープペン」という意味になります。 ですから、片方だけでも両方でも不可能です、ということになります。 ただ、前回まで縷々述べてきたことに関連しますが、このような場合、「鉛筆&シャープペン」を一緒に持ち込むのは不可能です、という解釈はあり得ないと思います。 あくまで「鉛筆orシャープペン」を持ち込むことは不可能、という意味になるはずです。 ただ、だからといって「及び」が「or」の意味を表わしているわけではない、ということを申し上げてきたつもりです。 「及び」はあくまで&であって、「持ち込み不可能という条件の中に、鉛筆&シャープペン が存在しますよ」という意図の文です。 「及び」の意味は本質的にはあくまで&であるが、文全体の意味としてorになっているという客観的な状況になることはあり得る。 といったようなことを以前述べたと思いますが、それは、こういうことです。 4. ここからは余談です。 わたしは中学一年まで、接続助詞「が」の、 1 単に前の句をあとの句へつなぐ意を表す。「なかなかの美人だ―、話しじょうずだ」「すみません―、しばらくお待ちください」 という用法を知りませんでした。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%8C&dtype=0&dname=0na&stype=1&index=02711700&pagenum=1 2 相反する句をつなげる。けれども。「昼は暖かい―、夜はまだまだ寒い」「走りつづけた―、間に合わなかった」 という用法だけしか知らなかったのです。 ある日英語の授業で、「ベティは、朝早く起きたのですが、その日は何か得をしたような気が一日中していました」のような訳を先生がして、どうしても納得が行かなかったことがあります。 朝早く起きたなら、得をしたような気持ちになるのは、むしろ当然で、相反する句ではないのに、なぜ「が」で接続するのか・・・?というわけです。 一般的な単語とは異なる助詞というものを辞書で引く習慣がおそらくなかったのかもしれません。 その頃、gooがあれば聞いていたと思いますが、先生にも聞けず、ずっと違和感を感じ続けていました。 その後、なんどか似たような文に接する機会が増えて、自然に1の用法であることが理解できたように記憶していますが、ともかく、相当長い間の私的懸案事項だったことはたしかです。 直接的な関連はありませんが、ふと、こんなことを思い出した次第です。
お礼
回答ありがとうございます。 つまりはある要素の中にAとBが含まれますというのが「A及びB」という表現でありそこがメインであるというのはよく分かったのですが、そうなるとなんでもかんでも可能であり A:「どちらですか?」 B:「A及びBです」 という会話があった場合「AかB」つまり「AorB」をメインにしていますよね?そのような使われ方もあるのではないかというのが私の質問であります。もしそれが違うならその根拠たるものを示して頂けなければ納得できません。 わたくしも並列メインでつかわれる事が多いような気はしてますが、ご自身の場合絶対的に並列メインというのが疑わしいと言っているわけです。また並列メインで使われたとしてもorの要素が含まれている場合もあるのではないか?というのが私の質問です。
補足
回答ありがとうございます。 ≪可能条件に何が一緒に含まれているのか、ということに留意する必要はありません。≫ なぜですか? ≪「当会場に駐車場はございません。自転車および徒歩でご来場ください」という表現はあり得ません。≫ あり得ないと断定する根拠がわかりません。もし感覚的なら『あり得ません』と断定は出来ないでしょう? 相当な理由や根拠があるから『あり得ません』と断定しているわけでしょ?そこを教えて頂けます? ≪「持ち込み不可能という条件の中に入るのは、鉛筆&シャープペン」という意味になります。 ですから、片方だけでも両方でも不可能です、ということになります。≫ 片方だけでも両方でも不可能なら意味的に「及び=(A、B両方)+(Aのみ)+(Bのみ)+(表現によってはA、B以外)+(条件によっては両方のみ)」という式になりませんか? ≪「当会場に駐車場はございません。自転車および徒歩でご来場ください」という表現はあり得ません。≫ いやまったくあり得ると個人的には感じてるし、そのような表現を見たこともあります。その『あり得ません』という絶対的感覚がよくわからないです? ≪だからといって「及び」が「or」の意味を表わしているわけではない、ということを申し上げてきたつもりです。 「及び」はあくまで&であって、「持ち込み不可能という条件の中に、鉛筆&シャープペン が存在しますよ」という意図の文です。≫ 「持ち込み不可能という条件の中に、鉛筆&シャープペン が存在しますよ」というのは 「持ち込み不可能という条件の中に、鉛筆&シャープペン が存在しますよ」=「鉛筆とシャープペンは持ち込み不可能であり、鉛筆だけでもシャープペンだけもちこんでもアウトですよ」 という意味ですよね?ならno.9の補足に書いた「(1)付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない」という事になりませんか? ≪「及び」の意味は本質的にはあくまで&であるが、文全体の意味としてorになっているという客観的な状況になることはあり得る。≫ そうであるならなおさら「(1)付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない」こちらの意味になりませんか? ・そこまで『あり得ません』と断定してくるならそれなりの理由がないと話が進みませんよ。 ・≪4≫の余談もまんざら今のご自身の『及び』=『&でありorはありえない』と豪語しているのと似てるかもしれまんねw もしご自身の感性のみで絶対だと思っているなら疑ってみる価値はあると思いますよ。 ・正直言いますと3つの場合も今一意味不明だったのですが≪「お客さま、A、B、及びC のどちらがお好みでしょうか?」=「お客さま(うちにはA、B及び CがありますがAまたはBまたは C)どちらがお好みでしょうか?」≫とno.8の下記に書かれていますがこれは右辺の省略が左辺だと思うのですが、これが通るなら結局「お客さま、A、B、及びC のどちらがお好みでしょうか?」の『及び』=『また』という解釈でもよいという事になりませんか?
- hakobulu
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#9です。 1. >≪「選べるのはどれでしょうか?」に対する応答として ・ ・ ・ 「AおよびB」は完全にアウトと思います。≫ その根拠となる理由はなぜでしょうか?単純に「hakobuluさん的にアウトだと感じるから」とか「そのようは表現を聞いたことがないから」とかなんでもよいです。教えていただけると幸いです。 : 学問的根拠が示せない以上、そのように感じるから、としか言いようがない、ということになると思います。 あとは、(今回のことに限りませんが)各自が無意識に使っている言葉の用法について改めて考えてみた際に、わたしの解釈で得心がいくかどうか、という相手側の受け止め方次第だと思います。 Aさん:「選べるのはどれでしょうか?」 Bさん:「AおよびBです」 という会話に違和感を覚えないとのことですが、では、次の会話の場合は、どう解釈なさいますか。 Aさん:「どれを召し上がりますか?」 Bさん:「AおよびBです」 teient さんの感覚ですと、A は「え?両方とも召し上がるのですか?それとも、どちらか一方だけ召し上がるということですか?」と聞き返す必要が出てくるわけでしょうね。(後者の場合は、まだ決定していない、という意味に解釈されることになりますが) わたしの場合は、「承知しました。両方お持ちします」と即答できるのですが。 しかし、この感覚の違いをいくらここで応酬してみても仕方ありませんけどね。 2. >≪【『AまたはB』という用法は『AとBは存在する』という条件の中に『AまたはB』という表現がある】 というのは、全くおっしゃるとおりなのですが、これは、あくまで客観的な事象である、ということになると思います。 しかし、話し手がこの表現をするとき、この客観的事象は念頭に無い、つまり、意図していない、とわたしは思います。 話し手の頭にあるのは、「A なのか B なのか」という問題だけであって、『「AとBは存在する[=ひとつの選択肢の中に共存する」という条件』を提示(暗示)しようという意図はありません。≫ ということは主観的に共存的、並列的な意図を感じているか否かが境目のポイントということでしょうか? そうなると個人(主観)が共存的、並列的に感じれば他の人が聞いて不適合と感じようが感じまいが『及び』を使って構わないということでよろしいでしょうか? : 不適合と感じるようでは不都合なので統一する必要性があり、そのためのご質問と思います。 いずれの場合も、おっしゃるように『AとBは存在する』という客観的な事実は変えようがないでしょう。 その点に留意せず、単に選択のみを迫る意図の場合は、 「AまたはBから選んでください」と言うでしょうし、 留意する場合には、 「A及びBの中から選んでください」などと言うと思います。 「A及びBの中」と表現することで、『選択肢の中にAとBが存在しますが、その中から選んでください』という意図を示していることになります。 ですから、「及び」を使って選択を迫る際には、「の中(の内)」などという表現が重要なのであり、「A及びBから選んでください」は、私的にはあり得ません。 ただ、先回も触れましたが、「A 、B、及び C から選んでください」は可です。 理由は一度述べていますし、くどくなるので繰り返しません。 3. >≪問題は、付加の要素以外は表現できないのではないか、ということです。≫ ≪付加の要素以外は表現できない≫というのは (1)・付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない (2)・付加の要素のみでしか『及び』単独で使われる事は無い。 とこの二つのパターンに辿りついたのですが私は(1)だと思っていたのですが、hakobuluさん的には(2)だろうという結論でよろしいでしょうか? : そういうことです。 (2)に則って(1)の内容について若干述べてみますと、 「付加の要素(&)があれば付加の要素以外(OR)が含まれていても」ということではなく、 「言葉自体には付加の要素(&)のみ強いが、文全体として、付加の要素以外(OR)の意味に結果としてなることは当然ある」 ということになります。 ですから、付加の要素以外(OR)に特定されるような場合、 たとえば、数種類が入った果物の盛りかごを前にして、 「みかん か りんご か どちらか一方をあげる」と言いたいシチュエーションにおいて、 「みかん 及び りんご をあげます」という表現はあり得ません。 「みかん 及び りんご のうち、どちらかをあげます」であればセーフです。 「みかん または りんご をあげます」が理想的でしょう。 4. 一貫性のない回答に終始してしまい申し訳なく思いますが、#9の補足でお示しの、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Aさん:「選べるのはどれでしょうか?」 Bさん:「AおよびBです」 という会話があまり不自然に感じない ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー という感覚に、わたしは違和感を覚えますし、ここが論点になるのだと思います。 「AおよびB」に「 A OR B 」の意味は無い、というのが結論です。 ネット辞書には、 「複数の事物・事柄を並列して挙げたり、別の事物・事柄を付け加えて言ったりするのに用いる語。」 となっていますが、わたしとしては、 「複数の事物・事柄を並列して挙げたり」という用法が単独で用いられることは無いのではないか、あくまで「別の事物・事柄を付け加えて言ったりするのに用いる」という用法と併用される必要があるのではないか、と述べてきたことになると思います。 「ここに、AおよびBがある」は「A & B がある」という意味ですし「A OR B がある」という意味にはなり得ません。 「A 及び B の内から好きなほうを選んでください」は、どちらか一方を選ぶという文意なので、一見すると、「A OR B 」の意味を「及び」という語が持っているように見えます。 しかし、実際は、「選択肢の中には A & B がある(A に加えて B がある )ので、その内から好きなほうを選んでください」という意味の構文になっているだけです。 ですから、「(選択肢の中には A & B があるので)その内(中)から」という意図を明示せずに、 「A 及び B から好きなほうを選んでください」とすると不自然になるでしょう。
補足
回答ありがとうございます。 ≪学問的根拠が示せない以上、そのように感じるから、としか言いようがない、ということになると思います。≫ ということは感覚的にということですか・・・よくわかりましたそれならそれでそれ以上は問いません。 ≪あとは、(今回のことに限りませんが)各自が無意識に使っている言葉の用法について改めて考えてみた際に、わたしの解釈で得心がいくかどうか、という相手側の受け止め方次第だと思います。≫ まあそうですね、私自信が納得出来ないと前へ進めません。 ≪Aさん:「選べるのはどれでしょうか?」 Bさん:「AおよびBです」 という会話に違和感を覚えないとのことですが、では、次の会話の場合は、どう解釈なさいますか。 Aさん:「どれを召し上がりますか?」 Bさん:「AおよびBです」 teient さんの感覚ですと、A は「え?両方とも召し上がるのですか?それとも、どちらか一方だけ召し上がるということですか?」と聞き返す必要が出てくるわけでしょうね。≫ そうなりますね。 ≪わたしの場合は、「承知しました。両方お持ちします」と即答できるのですが。 しかし、この感覚の違いをいくらここで応酬してみても仕方ありませんけどね。≫ そうですよね、そこでネットで詳しく調べてみたのですが99.9%位の人が私と同じような質問にhakobuluさんとほぼ同じ見解で答えているのですが、残りの0.1%位の人で私と同じく『両方もしくはどちらか一方でもよい』という回答をしている人が居ました。HPコピーしてくれば良かったですが忘れてきましたw。 そういう意味では私の感性では基本両方でもいいしその両方の中一方でも良いという感じであってどちらか一方でなければならないという意味とは違います。ここだけは留意して下さい。 ≪そうなると個人(主観)が共存的、並列的に感じれば他の人が聞いて不適合と感じようが感じまいが『及び』を使って構わないということでよろしいでしょうか? : 不適合と感じるようでは不都合なので統一する必要性があり、そのためのご質問と思います。≫ まあそうですが人間多種多様ですから統一されたと思っていても統一されていない場合もでてくるでしょう。 ≪いずれの場合も、おっしゃるように『AとBは存在する』という客観的な事実は変えようがないでしょう。 その点に留意せず、単に選択のみを迫る意図の場合は、 「AまたはBから選んでください」と言うでしょうし、 留意する場合には、 「A及びBの中から選んでください」などと言うと思います。 「A及びBの中」と表現することで、『選択肢の中にAとBが存在しますが、その中から選んでください』という意図を示していることになります。 ですから、「及び」を使って選択を迫る際には、「の中(の内)」などという表現が重要なのであり、「A及びBから選んでください」は、私的にはあり得ません。≫ では「自転車及び歩行者は通行可能です」という教習所の教科書にもし書いてあった場合、どうなりますかね? 私としてみれば「自転車、歩行者両方通行可能でありなお且つ自転車のみでも歩行者のみでも通行可能です」という意味にとらえますがhakobuluさんの見解で言うと「自転車と歩行者の同時通行は可能だが歩行者のみであった場合や自転車のみである場合は通行不可能」ということになりませんか? そうなると ≪<(1)・付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない (2)・付加の要素のみでしか『及び』単独で使われる事は無い とこの二つのパターンに辿りついたのですが私は(1)だと思っていたのですが、hakobuluさん的には(2)だろうという結論でよろしいでしょうか?> : そういうことです。 (2)に則って(1)の内容について若干述べてみますと、 『「付加の要素(&)があれば付加の要素以外(OR)が含まれていても」ということではなく、 「言葉自体には付加の要素(&)のみ強いが、文全体として、付加の要素以外(OR)の意味に結果としてなることは当然ある」 ということになります。』≫ ちょっと『』内の意味が理解できないのですが、この場合(1)の意味合いに近いようなきがするのですが? ≪ですから、付加の要素以外(OR)に特定されるような場合、 たとえば、数種類が入った果物の盛りかごを前にして、 「みかん か りんご か どちらか一方をあげる」と言いたいシチュエーションにおいて、 「みかん 及び りんご をあげます」という表現はあり得ません。≫ 前述した自転車、歩行者の例で言うとあり得ないという感性になるのではないでしょうか? ≪一貫性のない回答に終始してしまい申し訳なく思いますが、#9の補足でお示しの、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Aさん:「選べるのはどれでしょうか?」 Bさん:「AおよびBです」 という会話があまり不自然に感じない ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー という感覚に、わたしは違和感を覚えますし、ここが論点になるのだと思います。≫ まあそういうことですね ≪「AおよびB」に「 A OR B 」の意味は無い、というのが結論です。≫ 確かにそのように書かれている人が多いです。これはビックリしました、探せど探せど殆どhakobuluさんの意味そのままでした。 ≪ネット辞書には、 「複数の事物・事柄を並列して挙げたり、別の事物・事柄を付け加えて言ったりするのに用いる語。」 となっていますが、わたしとしては、 「複数の事物・事柄を並列して挙げたり」という用法が単独で用いられることは無いのではないか、あくまで「別の事物・事柄を付け加えて言ったりするのに用いる」という用法と併用される必要があるのではないか、と述べてきたことになると思います。 「ここに、AおよびBがある」は「A & B がある」という意味ですし「A OR B がある」という意味にはなり得ません。≫ いや~なんとなくですがその感性は『及び』の意味を理解している99.99・・・?%位の人はそう思い込んでいると思いますが、私はむしろ「『両方』もしくは『どちらか片一方でもかまわない』」という感覚や認識から抜け出せません。 逆に言えば『及び』の意味に対して質問している人とほぼ似た感覚です。でなければ「andなのorなのそれともand、or両方なの?」という質問はネット上に存在しないでしょう。 でなければ「鉛筆及びシャープペンは持ち込み不可能です」と言われて「じゃあどちらか片一方ならいいのか」と思う人が居るとは到底思えないからです。もしhakobuluさんの感性が正しいとすると「どちらか一方ならOK」という感性という事になりますがそのような感性になりますか?
- hakobulu
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#9からの続きです。 8. >≪これに沿ってご提示の内容を編集すると、私的には、おっしゃるように、 「お客さま、A、B、及びC のどちらがお好みでしょうか?」=「お客さま(うちにはA、B及び CがありますがAまたはBまたは C)どちらがお好みでしょうか?」 となるわけであって、「及び」の意味では『お客さまはA「または」B「または」Cのどちらがお好みでしょうか?』という「または」はあり得ないと述べている、とお考えいただいて差し支えありません。≫ ここがしっくり着ません、前述にも書きましたが『AまたはB』という用法は『AとBは存在する』という条件の中に『AまたはB』という表現があるわけであて 手元にAもしくはBがあろうが無かろうがAとBは存在するわけであってその上で『AまたはB』と表現するわけだから『A及びB』という表現が誤用とは思えないのですが : ここが焦点でしょうね。 【『AまたはB』という用法は『AとBは存在する』という条件の中に『AまたはB』という表現がある】 というのは、全くおっしゃるとおりなのですが、これは、あくまで客観的な事象である、ということになると思います。 しかし、話し手がこの表現をするとき、この客観的事象は念頭に無い、つまり、意図していない、とわたしは思います。 話し手の頭にあるのは、「A なのか B なのか」という問題だけであって、『「AとBは存在する[=ひとつの選択肢の中に共存する]」という条件』を提示(暗示)しようという意図はありません。 つまり、 【AとBは存在するわけであってその上で『AまたはB』と表現するわけだから】 というロジックがわたしにしてみれば、違う、と思うわけです。 【AとBは共存的に(あるいは並列的に)存在する、という点に着目する場合は、『A及びB』と表現し、その点を無視する傾向が強い場合には『AまたはB』などと表現する。この場合は、あくまで選択という行為自体が興味の対象となっており、その元となる選択肢の内容に関しては(事実としてはむろん存在するわけだが)無視に近い感覚での表現をしていることになる】 となります。 以上、学問的根拠はありませんので、個人的な見解にすぎない、と一蹴することも無論、ご自由です。 わたしの記述内容に矛盾があると思われたら再度補足なりしていただければ、いくらでも応じさせていただきますが、言葉や用法に関して個人的な感覚の成否を過剰に遣り合っても進展はないような気もします。 納得いかない場合は、この遣り取りを叩き台として、新たに、質問を立ててみるのも面白いでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 ≪いくらでも応じさせていただきますが、言葉や用法に関して個人的な感覚の成否を過剰に遣り合っても進展はないような気もします。 納得いかない場合は、この遣り取りを叩き台として、新たに、質問を立ててみるのも面白いでしょう。≫ そうですね面白いと思います。なかなか人の感性は変化し変わっていくものですから、一筋縄ではいかないかもしれませんが質問を立ててみる価値はあるでしょう。
補足
no9に書かせていただきました。
- hakobulu
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1. >≪『「~A及びB~」の「~」の部分によって全体的に「AorB」という見方ができる場合はある』ということとは若干異なり、 「~A及びB~」が、結果的に「AorB」という意味になる場合はあるが、あくまで本質的意図としては「A & B」である。 ということです。≫ 本質的意図として「A&B」であるというのは良く分かるのですが、本質的ではない意味で「AorB」のような意味で表現したり、そのように捉えたりする場合もあるということですか? : そうです。 シチュエーションというか、前後の文脈によってはそうなることがある、ということです。 たとえば、 「りんご、みかん、および モモの中から好きなものを選んでください」という文があるとします。 「および」は、「ここにあるものは、りんご&みかん&モモです」という意味で使われています。 ですから、仮に、これが、 「この中にあるのは、りんご、みかん、および モモです」という文であれば、 「りんご&みかん&モモがあります」という意味になります。 決して、 「りんごorみかんorモモがあります」という意味にはならないでしょう。 先に挙げた文では「(中から)選んでください」というフレーズがあるので、or の意味になるわけですが、それは、「および」という言葉の用法とは無関係だということになると思います。 「AおよびB」は、本質的には「A&B」であるが、シチュエーションや前後の文脈によっては、「および」でつながれた各項目に関して「A OR B」になることもある。 ということです。 「A OR B」という意味になるのは、「および」の用法とは関係ないという点では一貫しているはずですので、その点をご留意いただければ、と思います。 2. >≪しかし、「及び」を使って言う場合、 「りんごか、みかんか、モモか、その中から選んでいいよ」 という意図ではない、ということです。 「ここに選択肢があり、その中身はりんごと、みかんと、モモです。その中から好きなものを選んでいいよ」というニュアンス。≫ ということは含まれたなかからの選択であれば「及び」という表現が的確であり、含まれない要素を含めた場合的確ではないということですね? : そうですね。 『選択肢の中身は「りんご&みかん&モモ」ですよ』という意図を含むのが「および」である、ということです。 「りんごか、みかんか、モモか」の場合、この意図は無いでしょう。 3. >≪『AとBから選んでください』の場合には、『「AとB」がありますが』というニュアンスは無いのではないか、ということが言いたいことの要旨です≫ しかしながら、それは多少hakobuluさんに御幣があるか自分(私)の感性が国語的に間違えているのか知りませんが、『AとBから選んでください』の場合『ここに選択肢AとBがありますが』と『ここには選択肢AとB(もしくはAかB)はありませんが』のどちらかの用途で使われているのではないのですか? : 2で述べたように、「A か B から選んでください」であれば、、『「AとB」がありますが』というニュアンスは無いと思いますが、「と」の場合は微妙かもしれませんね。 ちょっと自信はありません。 たとえば、 「選べるのはどれでしょうか?」に対する応答として、最も適切なのは、 「AまたはB」または、 「AかB」でしょう。 「AとB」でもそれほど不自然ではありませんが、 「AおよびB」は完全にアウトと思います。 4. >≪しかし、『この301号室に抽選で入居できるのはAさん、Bさん、「及び」Cさんです』という表現は可能でしょう。 これは、むろん、「Aさん、Bさん、Cさん」が一緒に入居できるということではありません。 「入居できる」というひとつの条件の中に、「Aさん、Bさん、及びCさん」が一緒に存在している、という&の意味(意図)で「及び」が使われているわけです。≫ なのであれば『この301号室に入居するのはAさん「か」Bさんのどちらかです』の場合「入居可能性」という条件の中に「AさんBさん」という意図で使われているわけだから『及び』と表現しても間違いではないような気がするのですが? そうなると≪結果として入居できるのは、「Aさん OR Bさん OR Cさん」ですが、「及び」という語自体にORの意味が付与されているわけではない≫というのが考え難いのですが? : 『この301号室に入居するのはAさん「か」Bさんのどちらかです』の場合は、「入居可能性」を提示する意図がない表現だとわたしは思います。 『この301号室に入居するのはAさんです。それでなければBさんです』というニュアンス。 あくまで、どちらか一方の選択であることを述べているだけであり、(A&Bというニュアンスを含む)「入居可能性」について特に言及している表現とは解釈しない、ということです。 ただ、今回ご提示の表現には、「どちらか」という文言が含まれているため、「入居可能性として2つあるうちのどちらか」というニュアンスが無いとも言えず、入居可能性としての「A&B」という解釈が全く不可能ということにもならないかもしれません。 ただ、その場合でも、「どちらか」という文言を省いて、 『この301号室に入居するのはAさん「か」Bさんです』とした場合はどうなるか、をご検討いただければ、わたしの申し上げる意味がご理解いただけるような気もします。 5. >≪前回回答の4でも述べたことですが、「A及びBのどちらですか?」という表現は誤りだと思います。 3つ以上の例を並列させる場合に、「A、B、及び C のどちらですか?」という表現であれば、(紛らわしいので好ましくはないが)かろうじて可です。≫ そんなこともないような気がするのですが『A及びBどちらがお好みですか?』という表現自体誤用であるとすると、その表現法はあり得ないわけですか? 三つ以上でなければ『及び』を使えないというのは初耳でした。 : 繰り返しになりますが、また、あくまで私見ですが、「A及びBのどちらですか?」や『A及びBどちらがお好みですか?』という表現はあり得ないと思います。 ただし、 「A及びBがございますが、そのうちのどちらですか?」や『A及びBがございますが、どちらがお好みですか?』は可です。 「がございます」と表現することで、&の要素が保持できるからであり、「選択肢の中にA&Bがございますが・・・」というニュアンスが確保できるからなのだと思います。 「三つ以上でなければ『及び』を使えない」というのは、あくまで「どちらですか?」「どちらがお好みですか」のように、選択肢を提示する意図が無い状態で、いきなり選択を迫る場合に限ってのことです。 上の例で言うと、「がございますが、そのうち」「がございますが、どちら」などが無い状態では不可という意味です。 6. >≪「および」は付加の要素が強いと思うので、2つだけのどちらかを選択させる場合に使うのは不向きなのでしょう。≫ 付加の要素が強いのであれば別に三つ以上でなくても二つでも付加の要素としてはあり得るわけですから『及び』を使ってもよさそうなものですが、間違いですかね? : 問題は、付加の要素以外は表現できないのではないか、ということです。 「A及びBのどちらですか?」という場合、付加の要素としてのA&Bしかないわけですから、あくまで「A且つB」ということであり、「A且つBのどちらか?」という思考は論理的には成立しないでしょう。 3つ以上の例を並列させる場合に、「A、B、及び C のどちらですか?」という場合は、「選択肢として、A、B、及び Cがありますが、その中のどちらですか?」というニュアンスにすることが可能です。 これは、「選択肢として、A、B、及び Cの3つが考えられますが、その中のどちらですか?」という意味が醸成可能であるのに対して、 2つしかない対象に関して、「選択肢として、A、及びBが考えられますが」と前置きするのは不自然であり、直接的に「どちらですか?」と聞くのが自然である、ということになるのだと思います。 7. >≪3つ以上の選択肢の場合は、「2つだけでなくさらにもうひとつ」という意味で「および」の付加の要素が自然に発揮できる、ということではないか、と(勝手に)推測します。≫ ん~それは知りませんでした。しかしhakobuluさんの推測ですので100%間違いないという根拠は無い訳ですよね?それなのにも関わらずそのような根拠が出てくるのは何故ですか? : たしかに学問的根拠はありません。 まあ、誰か偉い人が言っているのであれば得心できるが、というお気持ちはわかりますが、残念ながら、一素人の感覚でお答えしているにすぎません。 わたし自身の感覚を根拠にして回答している、ということです。 間違っているかもしれませんが、間違っていない確率のほうがおそらく高いと思います。 むろん、これにも根拠はありませんが。 字数制限となったようなので以下は別項で。
補足
ご回答ありがとうございます ≪「選べるのはどれでしょうか?」に対する応答として ・ ・ ・ 「AおよびB」は完全にアウトと思います。≫ その根拠となる理由はなぜでしょうか?単純に「hakobuluさん的にアウトだと感じるから」とか「そのようは表現を聞いたことがないから」とかなんでもよいです。教えていただけると幸いです。 このような理由を聞くのはなぜかと言いますと Aさん:「選べるのはどれでしょうか?」 Bさん:「AおよびBです」 という会話があまり不自然に感じないからです。あくまで私の感性ですのでなんとも言えませんがhakobuluさん的には違和感があるということだったので ≪【『AまたはB』という用法は『AとBは存在する』という条件の中に『AまたはB』という表現がある】 というのは、全くおっしゃるとおりなのですが、これは、あくまで客観的な事象である、ということになると思います。 しかし、話し手がこの表現をするとき、この客観的事象は念頭に無い、つまり、意図していない、とわたしは思います。 話し手の頭にあるのは、「A なのか B なのか」という問題だけであって、『「AとBは存在する[=ひとつの選択肢の中に共存する」という条件』を提示(暗示)しようという意図はありません。≫ ということは主観的に共存的、並列的な意図を感じているか否かが境目のポイントということでしょうか? そうなると個人(主観)が共存的、並列的に感じれば他の人が聞いて不適合と感じようが感じまいが『及び』を使って構わないということでよろしいでしょうか? ≪問題は、付加の要素以外は表現できないのではないか、ということです。≫ ≪付加の要素以外は表現できない≫というのは (1)・付加の要素があれば付加の要素以外が含まれていても『及び』単独でも使っても構わない (2)・付加の要素のみでしか『及び』単独で使われる事は無い。 とこの二つのパターンに辿りついたのですが私は(1)だと思っていたのですが、hakobuluさん的には(2)だろうという結論でよろしいでしょうか?
- hakobulu
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#7です。 1. >まとめると hakobuluさんは学術的に正しいかどうかは分からないがhakobuluさん個人の感性で感じるには「A及びB」の場合「A&B」であり「AorB」はあり得ない。しかし「~A及びB~」の「~」の部分によって全体的に「AorB」という見方ができる場合はあるが単独で「A及びB」のみ考えれば「A&B」であり「AorB」ではない。という事でよろしいでしょうか? : 大体おっしゃるとおりです。ただ、 『「~A及びB~」の「~」の部分によって全体的に「AorB」という見方ができる場合はある』ということとは若干異なり、 「~A及びB~」が、結果的に「AorB」という意味になる場合はあるが、あくまで本質的意図としては「A & B」である。 ということです。 「りんご、みかん、およびモモから好きなものを食べていいよ」と言う場合、 結果としては、「りんご、or みかん or モモから好きなものを食べていいよ」という意味にはなるでしょう。 しかし、「及び」を使って言う場合、 「りんごか、みかんか、モモか、その中から選んでいいよ」 という意図ではない、ということです。 「ここに選択肢があり、その中身はりんごと、みかんと、モモです。その中から好きなものを選んでいいよ」というニュアンス。 2. >≪『「A及びB」を含んだ選択肢がありますが、その中から選べます」といったニュアンスになるでしょうか。≫ これはつまりは 『「A及びB」がありますが「AかB」どちらに致しますか?』というニアンスですか? : そうですね。 『AとBから選んでください』の場合には、『「AとB」がありますが』というニュアンスは無いのではないか、ということが言いたいことの要旨です。 3. > しかしながら未だに違和感があるので聞きますが hakobuluさんの感性が正しいなら 『この301号室に入居するのはAさん「及び」Bさんです』 などの場合 『この301号室に入居するのはAさん「と」Bさんです』 という事になります。 僕の場合『この301号室に入居するのはAさん「及び」Bさんです』と言われると『この301号室に入居するのはAさん「か」Bさんのどちらかです』という風に聞こえてしまうのですが、hakobulさん的に言えばそれは間違いということになりますか? ; はい。 この文例の場合、「2人のうちのどちらか」という意味で「及び」を使うのは、明らかな誤用だと思います。 しかし、『この301号室に抽選で入居できるのはAさん、Bさん、「及び」Cさんです』という表現は可能でしょう。 これは、むろん、「Aさん、Bさん、Cさん」が一緒に入居できるということではありません。 「入居できる」というひとつの条件の中に、「Aさん、Bさん、及びCさん」が一緒に存在している、という&の意味(意図)で「及び」が使われているわけです。 結果として入居できるのは、「Aさん OR Bさん OR Cさん」ですが、「及び」という語自体にORの意味が付与されているわけではない、というのがわたしの考え方です。 4. > もうすこし例を挙げますと接客をしている人が 「お客さまA及びB商品どちらがお好みでしょうか?」 などの場合 「お客さまAもしくはBどちらがお好みでしょうか?」 端的に言えば 「お客さまAまたはBどちらがお好みでしょうか?」 というようなニアンスに私には聞こえてしまうのですがhakobuluさん的には 「お客さまA及びBどちらがお好みでしょうか?」=「お客さま(うちにはA及びBがありますがAまたはB)どちらがお好みでしょうか?」 となるわけであって、「及び」の意味では『お客さまはA「または」Bのどちらがお好みでしょうか?』という「または」はあり得ないと考えてよろしいでしょうか? : 前回回答の4でも述べたことですが、「A及びBのどちらですか?」という表現は誤りだと思います。 3つ以上の例を並列させる場合に、「A、B、及び C のどちらですか?」という表現であれば、(紛らわしいので好ましくはないが)かろうじて可です。 この場合は、「選択肢に含まれる商品として、A、B、及び C が並んでいますが、この中のどちらですか?」というニュアンスになるからだろうと思います。 「および」は付加の要素が強いと思うので、2つだけのどちらかを選択させる場合に使うのは不向きなのでしょう。 3つ以上の選択肢の場合は、「2つだけでなくさらにもうひとつ」という意味で「および」の付加の要素が自然に発揮できる、ということではないか、と(勝手に)推測します。 ですから、今回の例で言いますと、「お客さまA及びB商品どちらがお好みでしょうか?」はアウト、ということです。 これに沿ってご提示の内容を編集すると、私的には、おっしゃるように、 「お客さま、A、B、及びC のどちらがお好みでしょうか?」=「お客さま(うちにはA、B及び CがありますがAまたはBまたは C)どちらがお好みでしょうか?」 となるわけであって、「及び」の意味では『お客さまはA「または」B「または」Cのどちらがお好みでしょうか?』という「または」はあり得ないと述べている、とお考えいただいて差し支えありません。
補足
≪『「~A及びB~」の「~」の部分によって全体的に「AorB」という見方ができる場合はある』ということとは若干異なり、 「~A及びB~」が、結果的に「AorB」という意味になる場合はあるが、あくまで本質的意図としては「A & B」である。 ということです。≫ 本質的意図として「A&B」であるというのは良く分かるのですが、本質的ではない意味で「AorB」のような意味で表現したり、そのように捉えたりする場合もあるということですか? ≪しかし、「及び」を使って言う場合、 「りんごか、みかんか、モモか、その中から選んでいいよ」 という意図ではない、ということです。 「ここに選択肢があり、その中身はりんごと、みかんと、モモです。その中から好きなものを選んでいいよ」というニュアンス。≫ ということは含まれたなかからの選択であれば「及び」という表現が的確であり、含まれない要素を含めた場合的確ではないということですね? ≪『AとBから選んでください』の場合には、『「AとB」がありますが』というニュアンスは無いのではないか、ということが言いたいことの要旨です≫ しかしながら、それは多少hakobuluさんに御幣があるか自分(私)の感性が国語的に間違えているのか知りませんが、『AとBから選んでください』の場合『ここに選択肢AとBがありますが』と『ここには選択肢AとB(もしくはAかB)はありませんが』のどちらかの用途で使われているのではないのですか? ≪しかし、『この301号室に抽選で入居できるのはAさん、Bさん、「及び」Cさんです』という表現は可能でしょう。 これは、むろん、「Aさん、Bさん、Cさん」が一緒に入居できるということではありません。 「入居できる」というひとつの条件の中に、「Aさん、Bさん、及びCさん」が一緒に存在している、という&の意味(意図)で「及び」が使われているわけです。≫ なのであれば『この301号室に入居するのはAさん「か」Bさんのどちらかです』の場合「入居可能性」という条件の中に「AさんBさん」という意図で使われているわけだから『及び』と表現しても間違いではないような気がするのですが? そうなると≪結果として入居できるのは、「Aさん OR Bさん OR Cさん」ですが、「及び」という語自体にORの意味が付与されているわけではない≫というのが考え難いのですが? ≪前回回答の4でも述べたことですが、「A及びBのどちらですか?」という表現は誤りだと思います。 3つ以上の例を並列させる場合に、「A、B、及び C のどちらですか?」という表現であれば、(紛らわしいので好ましくはないが)かろうじて可です。≫ そんなこともないような気がするのですが『A及びBどちらがお好みですか?』という表現自体誤用であるとすると、その表現法はあり得ないわけですか? 三つ以上でなければ『及び』を使えないというのは初耳でした。 ≪「および」は付加の要素が強いと思うので、2つだけのどちらかを選択させる場合に使うのは不向きなのでしょう。≫ 付加の要素が強いのであれば別に三つ以上でなくても二つでも付加の要素としてはあり得るわけですから『及び』を使ってもよさそうなものですが、間違いですかね? ≪3つ以上の選択肢の場合は、「2つだけでなくさらにもうひとつ」という意味で「および」の付加の要素が自然に発揮できる、ということではないか、と(勝手に)推測します。≫ ん~それは知りませんでした。しかしhakobuluさんの推測ですので100%間違いないという根拠は無い訳ですよね?それなのにも関わらずそのような根拠が出てくるのは何故ですか? ≪これに沿ってご提示の内容を編集すると、私的には、おっしゃるように、 「お客さま、A、B、及びC のどちらがお好みでしょうか?」=「お客さま(うちにはA、B及び CがありますがAまたはBまたは C)どちらがお好みでしょうか?」 となるわけであって、「及び」の意味では『お客さまはA「または」B「または」Cのどちらがお好みでしょうか?』という「または」はあり得ないと述べている、とお考えいただいて差し支えありません。≫ ここがしっくり着ません、前述にも書きましたが『AまたはB』という用法は『AとBは存在する』という条件の中に『AまたはB』という表現があるわけであて 手元にAもしくはBがあろうが無かろうがAとBは存在するわけであってその上で『AまたはB』と表現するわけだから『A及びB』という表現が誤用とは思えないのですが
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1. >≪「また」に or の意味を持つ可能性が残されているわけではありません。 ただ、 「当校では、英語、ドイツ語、またフランス語を学べる」 「ここにいるのは、医者、また文学者である」 などの場合は、& 以外に or の可能性が残されます。 つまり、曖昧な表現となるので「また」の使用は避けるべき、ということになるでしょう。≫ というのは「及び」というのは「and」であり「or」はありえないというのでしょうか? : わたしはそう思います。 2. >≪いずれにせよ、「AおよびB」が、どのようなシチュエーションで出現しているのか、ということが判断の材料として必要になるのではないか、と思います。≫ その場合orは省かれると?そういう意味ですか? : シチュエーション次第で、「また」の意味がor なのか &なのか絞りやすくなる場合が多いと思う、ということです。 たとえば、 「彼は医者、教授、および文学者である」は、 「彼は医者、教授、また文学者である」と言い換え可能ですが、このシチュエーションで or はあり得ないことがわかります。一方、 「彼は医者、教授、および文学者の道を選択することができる」は、 「彼は医者、教授、また文学者の道を選択することができる」と言い換え可能ですが、このシチュエーションでは or の意味が付与されるのではないか、という疑問が浮かぶでしょう。 私見ですが、この「また」は、or(=または) でもあり、&(=と)でもあると思います。 & の場合は、「彼には選択肢が3つあり、その中身は、医者と教授と、さらにもうひとつ文学者の道である」というニュアンス。 or の場合は、「彼は医者でなければ、教授、または文学者の道を選択することができる」というニュアンス。 そして、「および」を使う場合には、この&の意味が適用される、ということになると思うわけです。 3. >≪また、「及び」に関する辞書説明が「また」の用法を網羅していないという点で不十分であると言ってもよいでしょう。≫ 確かにその通りですが、no.5の補足、回答欄に書いたように 「AとBのどちらですか?」というような表現の場合 「A及びBのどちらですか?」というような表現も出来そうな気がするのですが、その辺はどうなるんでしょうか? : 微妙ですが、わたしの感覚としては違和感があります。 ただ、2でもお示ししたように、 「A及びBから選べます」であれば可能でしょう。 『「A及びB」を含んだ選択肢がありますが、その中から選べます」といったニュアンスになるでしょうか。 「AとBのどちらですか?」の場合は、「AとBが並んでいますが、そのうちのどちらですか?」というニュアンスになるので違和感はないのだと思います。 「および」と「と」が、全ての点で合致した意味を持っているわけではない、ということになると思います。 その根拠について述べるだけの知識はありません。 ただ、どちらも並列の要素と付加の要素を持っていると思いますが、「および」は並列よりも付加の要素が強いのではないかという気がします。 4. > 「AとBのどちらですか?」という文章の場合「と」はorとなる場合があると考えていいと思うわけです。そのように考えると「及び」という接続語は「AandB」もしくは「AorB」の要素を兼ね備えているような気がしてならないのですが、その辺の詳しい内容は国語的な定義で言えば状況によってandの用法に使われる場合もあるがorの場合に使われる場面もあるという見方でよろしいでしょうか? : 「AとBのどちらですか?」という文章の場合は、たしかにorでしょうね。 ただ、「A及びBのどちらですか?」は、個人的には不可と思いますので、3でも述べましたが、「及び」は「&ONLY 」とわたしは思います。(学問的根拠があるかどうかは知りません) 「と」や「また」が意味として挙がっているのは、あくまで&という共通要素に該当する場合を言っているのでしょう。 曖昧性は残されますが、「と」や「また」にORの意味があっても、同じ意味を「および」が持つと解釈する必要はないと思います。 さらに、同じ&の要素を持つ場合の「A及びB」「AとB」「AまたB」も、それぞれ微妙にニュアンスが異なるはずです。 無論、&という共通の要素は含んでいるわけですが、その点においてだけ共通の意味があるので、辞書説明として記されている、ということなのだと思います。
お礼
もうすこし例を挙げますと接客をしている人が 「お客さまA及びB商品どちらがお好みでしょうか?」 などの場合 「お客さまAもしくはBどちらがお好みでしょうか?」 端的に言えば 「お客さまAまたはBどちらがお好みでしょうか?」 というようなニアンスに私には聞こえてしまうのですがhakobuluさん的には 「お客さまA及びBどちらがお好みでしょうか?」=「お客さま(うちにはA及びBがありますがAまたはB)どちらがお好みでしょうか?」 となるわけであって、「及び」の意味では『お客さまはA「または」Bのどちらがお好みでしょうか?』という「または」はあり得ないと考えてよろしいでしょうか?
補足
回答ありがとうございます。 まとめると hakobuluさんは学術的に正しいかどうかは分からないがhakobuluさん個人の感性で感じるには「A及びB」の場合「A&B」であり「AorB」はあり得ない。しかし「~A及びB~」の「~」の部分によって全体的に「AorB」という見方ができる場合はあるが単独で「A及びB」のみ考えれば「A&B」であり「AorB」ではない。という事でよろしいでしょうか? ≪『「A及びB」を含んだ選択肢がありますが、その中から選べます」といったニュアンスになるでしょうか。≫ これはつまりは 『「A及びB」がありますが「AかB」どちらに致しますか?』というニアンスですか? しかしながら未だに違和感があるので聞きますが hakobuluさんの感性が正しいなら 『この301号室に入居するのはAさん「及び」Bさんです』 などの場合 『この301号室に入居するのはAさん「と」Bさんです』 という事になります。 僕の場合『この301号室に入居するのはAさん「及び」Bさんです』と言われると『この301号室に入居するのはAさん「か」Bさんのどちらかです』という風に聞こえてしまうのですが、hakobulさん的に言えばそれは間違いということになりますか?
補足
≪「もしくは」という意味で「及び」を使った場合、誤用なので、「もしくは」と同等として伝わる可能性は基本的にあり得ない、ということです。≫ それは単に決めつけというやつじゃないでしょうか? ≪仮に伝わったとすれば、それは聞いた人も話し手と同様に誤った解釈をたまたましていたわけです。≫ その場合はどうなんでしょうか?間違えた使い方という基準はなんでしょうかね? ≪さらに、及びには&の意味もあるという点は否定されておられないわけですから、「みかん及びりんごをあなたに差し上げます」と言われたような場合には、「&の意味?orの意味?」と聞き返す必要が生じることになるでしょう。≫ というのはorが含まれる場合があることを認めたということでしょうか? ≪シチュエーションからすると「及び=もしくは」という意味に捉えても差し支えない、という状況は多数あると思います。≫ なのであれば「及び≒もしくは」と捉えても「及び≒または」(≒はほぼ同じとういう意味です)と捉えてもいいわけですよね? ≪「自転車及び徒歩でご来場の方にはタオルを差し上げます」というシチュエーションの場合、 「自転車に乗りながら、且つ徒歩で来場した人がタオルをもらえるのだ」という意味に解釈するはずはないのであって≫ ないのであれば必ずしも「且つ」や「両方」のみが「及び」という意味にはならないということになりませんか? ≪「自転車or徒歩で来場した人はタオルをもらえる」という意味になります。≫ でしょ? ≪しかし、だからといって「及び」自体が「もしくは」という意味を持っている、と考えるのは早計です。 これは、あくまで、『「タオルをもらえる条件」の中に、自転車&徒歩が含まれます』という意味だからです。 「及び」自体には&の意味しか無いが、文全体としてはorの意味になっていることもある、というのは、こういうことです。≫ しかしながら文全体というのは「の中で1つ」とかちゃんと条件を書くという意味での文全体という事にならないでしょうか?状況はあくまで状況なのですから文全体とは言い難いでしょう? ≪それで意味が通じるのであれば、やはりorの意味も持っている、と考えたっておかしくないだろう、というのが、おっしゃりたいことだと思います。≫ まったくもってその通りです ≪しかし、そうすると、 「わたしは、みかん および りんごが嫌いです」というシチュエーションにおいては、 「あなたは、両方嫌いだと言っているのですか?それとも、どちらかが嫌いだと言いたいのですか?」と問い返す必要が出てきます。 みかんとりんごの問題だけならよいのですが、そうもいきませんから、これは、コミュニケーション上、極めて大きな齟齬をきたす、と言わざるを得ません。≫ それはその通りでしょう。 ≪わたしの見解に同意していただければ、これは一発で解決します。≫ 100%理解できますが100%同意できません、同意できる部分もあるといった感じです。 ≪あなたは、果物の中で何が好きですか?」と聞かれて、 「わたしは、りんご、および みかんが好きです」と答えれば、それは、 「りんご、& みかん 」という意味以外にあり得ないのであって、OR の意味にはならない、というのがわたしの考え方です。≫ 「りんご、& みかん 」というのは「リンゴが好きな場合もあればみかんが好きな場合もある」と解釈しても無理のない解釈ではないだろうか?という意味で単独の意味でorが含まれないだろうか?という問いです。 ≪すでに表明されているご自身の考え方だと、「わたしは、りんご、と みかんが両方とも好きです」という意味にもなるわけですが、いちいち確認するのは面倒でしょう。 しかも、「わたしは、りんご、もしくは みかんが好きです」という意味には決してなりません。≫ なぜでしょうか?辞書的にでしょうか?もしそうなら「一つを選択する」という意味の捉え方の問題になるでしょう。一つ選択するといっても「好き」の土台の上で「もしくは」を使った場合「及び」とそんなに遜色ないと思われます。 つまり「AもしくはBが好きである」というのは「AとBは好きの選択の中に含まれその上でAかBが好きです」という意味になりえるのだろうと思うからです。 ≪「通行可能な条件に含まれるのは、自転車&歩行者です」というのが、この文の趣旨です。≫ じゃあ趣旨ではない意味でorが使われている状況になっている場合があると言えませんか? ≪ここで注意する必要があるのは、「そういう条件なので、自転車のみの通行も可能」という結果が導かれているにすぎず≫ とご自分で証明してますがそうなると&というのがorを導いている場合もあると言っても過言ではないと思う訳です。 ≪「通行可能な条件に含まれるのは、自転車のみ」という意味にはならない、という点です。 「通行可能な条件に含まれるのは、自転車&歩行者です」と 「通行するのは自転車のみでも可能」を比較する場合、 「通行(する)」と「通行可能な条件」とは区別しないとロジックが成立しなくなります。≫ なかなか難しい表現ですが、しかしながら「通行可能なのは自転車だけでもよい」となおせはロジックは解けたという事になると思います。つまり「通行(する)」=「通行可能なのは」にすれば済む話で特にロジックと大げさな表現をするまでもない話です。 ≪あらためてネット辞書で確認してみると、「使い方をまちがえること。また、そういう使い方」と解説されています。 ざっくり言って、正しく意味が伝われば誤用にはならないのでしょう。≫ であれば意味が一人でも二人でも伝われば誤用にはならないと同等でしょう。 ≪要は、間違った使い方である、と感じる人が、(単純にパーセンテージで判断はできないと思いますが)ある基準以上いるうちは、誤用になるのではないでしょうか。≫ ≪ある基準以上いるうちは≫ 数で決めるんですか?しかしながら数で決めるのが誤用か否かとはあまり関係ないでしょう? ≪誤用している人同士であれば通じるわけだから問題ないのではないか、という意味だと思いますが、誤用してない人も多数いるわけですから、とりあえず統一しておいたほうが何かと便利でしょう。≫ 便利かどうかは今回は無関係で願います。 ≪時代の移り変わりと共に誤用が誤用でなくなる時期が来ないとは断定できませんが、少なくとも、「及び」に関しては、まだと思われます。≫ hakobuluさんの感覚ででしょ?