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卒業論文のテーマの選定に困っています。
現在、通信制大学に行っています。 卒業論文のテーマの選定に困っています。ぜひぜひ、アドバイスをお願いいたします。 大学の説明会では「興味のある事柄を」というようなものでした。 私は卒業しやすいテーマ、即ち書きやすいテーマを考えています。 文学部文学専攻ですが、文学作品論評以外のテーマを考えています。 ちなみに昨年の卒業生で文学作品論評以外該当するテーマは次のとおりです。。 フランスワインの今後の行方 古典・絵巻に描かれた災害 中世絵巻にみる弓矢からの一考察 などです。この他に英語学関連のテーマがいくつかあります。 ただ、英米文学(英語学も含む)に関しては英語が必修ですが、外国語が苦手ですので不可能です。 英語の単位が取れなくても卒業はできます。 独文・仏文は必ずしも外国語が必修ではありません。(大学のガイドに明記されています) なお、「文学専攻」とは「国文」「独文」「仏文」などを含んだ専攻です。 この他に「哲学専攻」と「史学専攻」があり、これらに該当するテーマを選ぶことはできません。 幅広く意見をいただきたいため、「国文」「独文」「仏文」のどれに該当するテーマでも構いません。 更に「仏文」には一般にフランス文学科で行われている研究は全てを含むと考えていただいて構いません。ですので「フランスワインの今後の行方」というテーマがあるのかと思います。 「独文」もドイツ語学やドイツ語圏の文化なども独文学に含むと明記されています。 ぜひよろしくお願いいたします。 テーマを決めて、大学に提出すると指導教官が決まるシステムですので、テーマを指導教官と相談するようなことはできません。 テーマと適当な参考文献が載っている本の紹介でも構いません ぜひアドバイスをよろしくお願いいたします。 投稿日時 - 2012-09-26 21:38:54 業論文のテーマの選定に困っています。
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- TANUHACHI
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フフッ。こちらが何も知らないとの前提で話を覆してきましたか。 >4年で卒業するなら卒論登録から卒業まで1年半大学のシステム的にかかるのですが、実際には文学専攻では最短2年、標準3年はかかるからです。同じような理由で学士入学でも最短修業年限での卒業はシステム的に不可能です。 通学過程での卒論作成は三年時の後期が始まった頃にスタートします。これは現場に直接指導に携わる者としての僕の職務の一つでもある。実際に卒論作成に三年かけるなどの話は学生個別にはあってもシステム的にはありません。卒論指導のステップは一年次から始まる基礎課程、二年次以後の専門課程と並行するイメージで進みます。朧気ながら「この時代について知りたい」「この分野について知りたい」との問題意識からスタートしそれが次第に具体的な事象に絞られていき、殆どの学生がそれを卒論のテーマとして申請する形です。 僕は歴史学の日本史学を領域としていますが、三年次後期の「卒論説明会」では時代史を担当する教員が一応の守備範囲を紹介し、それを一つの目安として学生がそれぞれの担当教員の研究室を訪問し、扱う対象領域やテーマの確認をする。そして四年次の4月に事務室で卒論の「タイトルと指導教員の登録申請」手続きを済ませてから正式に卒論作成が始まるとのタイムスケジュールが確定されています。提出は12月一週目の木曜日・及び金曜日とし文学部の学生にとっては毎年恒例のメイン・イベントです。実質は6ヶ月間、並行して教育実習や就活そして通常の学業もこなすとのハードスケジュールですから、事前準備が必要となり入学時や時あるごとに卒論に向けての心構えなどを話すこととなります。 ですから、卒論テーマを指導教員に相談するとの回答を強ち的外れとはいえません。現在10月ですから、12月までは比較的相談する機会もあります。それを過ぎてしまいますと、卒論審査やら入試関連の仕事そして年度末成績判定会議などが重なり、時間をさくことがままならなくもなります。 >また、昨年の卒業テーマですが、「英語学」があるのに「国語学」を勧めるような回答がひとつもないのか大変不思議です。私がもしも回答する立場なら文学論評でもなく外国語も不要なそれこそ妥当な答えでないでしょうか? この情報は初めての書き込みですね?。でしたら回答者としては知らされていなかった事項です。質問者が知らなかった事実を他の回答者がどうして知り得るのでしょう。そして最も肝腎な事項です。 >「方言の考察」「流行語の研究」などいくらでもありそうです。 質問者様は「国語学」を専攻しましたか?。日本文学科にある「国語学」の講座だけでは「実際の国語学の領域」をカバーできることにはなりません。文法論にはじり、音韻論、語彙論、文字論、言語としての変遷、階層などの社会学的見地からの検証(言語社会学)等、これまでの研究史を概観することだけでも相当の時間と手間のかかる仕事です。 「方言の考察」といっても、何を基準語(=標準語)として設定し、何を方言と呼ぶのか。地域Aと地域Bでは「標準語で○○○と呼ぶ言葉」をそれぞれ何と呼んでいるか、そしてその理由はいつ頃、どの様にして発生してきたかなどの時間的空間的そして政治的要因などを丹念に調べねばならない必要があることなどおわかりでしょう。そのためには膨大な論文を読まねばならず既に蓄積があります。多くの先達が関わっています。その中から問題点を探り出すだけでも「新たな知見」となるほどです。 いくらでもありそう、などとノー天気な物言いをされては国語学の研究者から顰蹙を買うだけでしょう。大学の卒論ならば「○○の××に関する一考察」が妥当です。「○○の研究」などとした場合には、指導教員による「最初のアドバイス」で必ずダメ出しが入ります。卒論作成時に何度か指導教員のチェックが入る段階で「タイトル変更」や「テーマ変更」のアドバイスを受ける場合もあります。史料すらも満足に読めない学力の持ち主が時代区分論などをまともに論ずることができるとお考えですか?。 >卒論は中身ということはわかりますが、あくまで、回答者に目安として単に昨年のテーマを紹介しているだけです。ちなみに哲学専攻の中にいくつかこまかな専攻があるのですが、哲学専攻の卒論の中には「源氏物語が教科書にのるまで」や「後天的な算数・数学嫌いについて」「今日の料理の変遷」などがあります。 これ本当に「哲学専攻」の卒論のテーマですか?。「源氏物語~」の論文からは「国語科教材編成過程」の問題であり教育学や日本文学科の領域として扱うのが普通です。「後天的~」も教育学や発達心理学、「料理の変遷」は家政学やカルチャーセンターが得意とする分野です。哲学ならば西洋哲学史や倫理学などの領域から一人の思索家や著作を対象として選び出し、それをめぐって考察するのがスタンダードです。この様な無茶なテーマを哲学科の卒論として認める大学を聞いたことがありません。もし哲学科であるならば「哲学科-哲学専攻」「哲学科-教育学専攻」「哲学科-心理学専攻」「哲学科-社会学専攻」などのコース編成の下で可能となりますが、単なる「哲・史・文」の三区分編成だけならば余りに無謀な話です。 質問者様が文学科に在籍しているとして、その中にも日本文学科や英文科・独文科・仏文科・露文科・中国文学科などの括りがあるはずです。であるならば、必然的にその専攻領域から卒論テーマを選ぶことになるはずです。何らかの目的意識を持って通教課程に進んだわけですから、もしそうでなければ、これまでに学生として過ごしてきた時間は質問者様にとって無意味な時間だったとの評価になってしまうこととなります。 日文科の教員を務めている友人によりますと、日文科で扱う近代作家としてスタンダードなところは漱石・芥川だそうで、戦後作家やプロレタリア文学、女性作家を選ぶ学生にはそれとなく避けるようにアドバイスしているとのことです(これは文壇に巣くっているゴッドファーザー達に餌食にされる危険性から若い芽と大学を守るとの緊急避難的な発想からだそうです)。 独文ならば「ギュンター・グラスとホーホフートの比較」などは面白いテーマでしょうね。 最後に「補足としての追加説明」であっても、回答者に対するマナーとして相手を呼び捨てにすることは質問者様の社会人としての品位を疑わせますので、慎まれることをアドバイスさせていただきます。因みに僕は学部卒業後に文学部に学士入学し、キッカリ二年の間に専門ゼミも卒論も仕上げました。これは目的意識がはっきりしていたからであり、100%留年するなどのご心配は無用です(専門科目だけですので当然の事ながら単位は全て優でした)。
絵巻物みたいな,特殊な史料(資料)にもとづく研究はやりにくい。いっぽう,過去の新聞記事のような,県立図書館にいけば数十年分が通してみられるようなものはやりやすい。 フランスワインのネタが通っているなら,清酒(日本酒)辛口ブームでもいい。ほんらい清酒は甘口の酒で,たしか三河地方では味醂を混ぜて飲むことすらした。うちの祖父は西日本人だが,そうやって飲んでいたし,正月の屠蘇は味醂だった(で,ぼくは5歳にして酒を覚えた 笑)。新聞広告で「辛口」の記述がどういうふうに多くなっていくのか。
- TANUHACHI
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前回お話しさせていただいた問題点は「卒業しやすいテーマ、即ち書きやすいテーマを考えている」との部分にありました。そしてそれを現実化する目的で「テーマと適当な参考文献が載っている本の紹介でも構わない」と自身が犯そうとしている過ちを開き直って正当化する姿勢を僕は批判しました。 「学部の卒論」には指導教員もさほどの期待をしてはいません。学部の4年間ほどで新たな知見を示すことができるほどの甘い世界ではないことも既に織り込み済みです。とはいえ、それは論文を作成する時の手順やルールを学ぶ機会です。ですから「自身でテーマを設定すること自体」に意味があると説明できます。 質問者はその意図に反して「大学卒業の肩書」を欲しがっているだけにすぎない。だから「卒業しやすいテーマ」や既製品を求めてしまうのでしょう。必ず来年3月に卒業しなければならないとの要件もどこにもありません。留年したら格好悪いから、恥ずかしいからでは「なぜ大学で学ぶ」「文学部で文学系を専攻する」のかとの目的意識を酌み取ることなど到底できません。更に「フランスワインの今後の行方」とのタイトルから安易に「仏文では一般にフランス文学科で行われている研究は全てを含むと理解する」この動機も逆です。その論文の内容を読んでいない限りはこのような想像に基づく根拠などを確認することなど不可能であり観念論的です。 質問者の姿は事前にパンフレットも集めず旅行代理店のカウンターを突然に訪れ、どこか良い旅先を教えて、それもゴージャスでリッチなホテルに安い値段で宿泊できる場所がいいと担当者を困惑させていると同様です。大人ならばもう少しまともに考える必要があります。
あなたのために書きます。 自分で考えましょう。 ただでさえ、 >私は卒業しやすいテーマ、即ち書きやすいテーマを考えています。 から、なまけものと考えられるのですから。 その上、テーマを考えてほしい、ではひどすぎます。 今、頑張らないとロクな人間にならないです。
少々失礼な言い方をおゆるし下さい。あなた自身が何について書きたいのか分からないなら、他人は、あなた以上に分かりませんよ。 でも書く必要はあるのですよね。 いろいろな論文のタイトルを、さあーと眺めて見ることをおすすめしたいです。ヒントが見つかる可能性があると思います。 ○ シェークスピアの描く「女性像」 ○ ワーズワースと自然 ○ロレンスと「性」 等々、いろいろなタイトル、テーマに触れていたら、論文をかく姿勢が理解できるようになりますよ。 いろいろな方法があるけれど… たとえば、いろいろな大学のホームページに入っていって、教授がどんなタイトルの論文を書いているかを眺めたら、文学研究の視点、アプローチが理解できますよ。 あと、日本英文学会、日本アメリカ文学会などのサイトをみると、学会の大会の発表のテーマなどがしらべられます。そこからヒントは得られるでしょう。
補足
質問のところどころ勘違いされているところがありましたので、かえて再度投稿ました。 たとえば、「文学専攻」を「文学部」と勘違いされたり、卒論のテーマを「指導教官に相談する」という回答をよせられたりしましので。ちなみにそういうシステムの通信制大学もあります。 また、昨年の卒業テーマですが、「英語学」があるのに「国語学」を勧めるような回答がひとつもないのか大変不思議です。私がもしも回答する立場なら文学論評でもなく外国語も不要なそれこそ妥当な答えでないでしょうか? 「方言の考察」「流行語の研究」などいくらでもありそうです。ただし、通信制大学では「通信制学生」を快く思っていない先生も多く、「通信学生を快く思っていない先生にあたると12年かかっても卒業できない」という卒業生の切実なアドバイスがありました。国語学の先生は独自調査の結果、通信学生を快く思っていない先生に該当します。 卒論は中身ということはわかりますが、あくまで、回答者に目安として単に昨年のテーマを紹介しているだけです。 ちなみに哲学専攻の中にいくつかこまかな専攻があるのですが、哲学専攻の卒論の中には「源氏物語が教科書にのるまで」や「後天的な算数・数学嫌いについて」「今日の料理の変遷」などがあります。 ついでに 来年2月ころに卒論登録するのであり、通信制ではそんなにすぐ卒業できません。 留年とのことですが、もしもTANUHACHIが今の大学の文学専攻に入学されても100%留年します。なぜなら、4年で卒業するなら卒論登録から卒業まで1年半大学のシステム的にかかるのですが、実際には文学専攻では最短2年、標準3年はかかるからです。 同じような理由で学士入学でも最短修業年限での卒業はシステム的に不可能です。 但し、学年というものがないので「留年」という言葉はありません。 最長修業年限は入学方法にかかわりなく12年と決まっています。