腹筋は最初から割れているので、
大して発達してなくても体脂肪率次第で浮き出て見えますね。
それをぼこぼこにするのはかなり大変だと思います。
腹筋のトレーニングは種目が少ない上に地味なのですが、
基本は腹直筋上部、腹直筋下部、腹斜筋の3つに分けてトレします。
腹直筋上部はクランチ、腹斜筋はサイドベントを
それぞれ重りを持ってやればいいですね。
腹直筋下部はしっかり説明しないと
一生ものの怪我に直結するので簡単に説明を。
腰付近には2箇所前屈できる箇所があり、
お辞儀をするときと脚を蹴り上げるときとでは別の筋肉が働きます。
脚を上げるのは腰腸筋、骨盤を胸の方に引き付けるのが腹直筋下部の仕事になります。
寝転がりながら、骨盤ごと下半身を引き付けお辞儀の動作をすることで下部を鍛えられます。
種目としてはヒップリストかヒップスラストです。
一方寝転がって両足を上げる、いわゆるレッグレイズは腹筋の鍛錬にはなりません。
これは腰腸筋がターゲットのトレになります。
両足を同時に上げると脚の重みで骨盤が引っこ抜けるのを防ぐために腹筋が収縮しますが、
補助筋としてしか使われないので腹筋のトレとしては不要です。
それどころかこの動きが原因で慢性的な腰痛になりえます。
なのでレッグレイズをさせようとする人の言うことは信用しないほうがいいです。
腹筋ローラーで腰を反ったまま行なうと危険だといわれるのも、
全く同じ理由によりますね。
以上から、腹筋を肥大させるにはクランチ、サイドベント、ヒップスラストの3つをやりましょう。
ただし腹筋だけを肥大させると上半身のバランスが悪くなるので、
全身のトレは必要だと個人的には思いますね。
お礼
回答ありがとうございます。 全身バランスよくやりたいと思います。