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中間の存在しない形質/型
血液型など、数種類あるだけで、その中間はありません。 (最近の研究ではもう少し多くの種類があるようですが) 一重まぶた、二重まぶたには、一般的に中間はないようです。 耳垢の湿り/乾きの遺伝もあるようです。 身長や体型や容姿など、おそらく人の殆どの部分は遺伝的に中間となりえるのに対して、特定の特徴については中間が存在しない理由を教えてください。
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あまり自信はありませんが、身長や体型や容姿はたくさんの遺伝子に規定されているのに対し、体の限定的な場所の表現型(一重まぶた、二重まぶた)は「ひとつの遺伝子」に支配されているからかもしれません。 ABOの血液型に関してはABは「2つの遺伝子」が支配するため、共優性で、いわば中間の型(AB)をとることができます。 >遺伝子A及びBはOに対して優性であるが、AとBの間には優劣関係が無いことが分かる。 >3種の遺伝子の組み合わせによる表現型、ABO式血液型を決定する遺伝子は第9染色体に存在する。H物質発現をコードする遺伝子は第19染色体に位置し、H前駆物質をH物質へ変換させる。この遺伝子が発現しない場合はボンベイ型となる(後述)。 A型 - A遺伝子をすくなくとも一つ持ち、B遺伝子は持たない(AA型、AO型)→A抗原を持つ。B抗原に対する抗体βが形成 B型 - B遺伝子をすくなくとも一つ持ち、A遺伝子は持たない(BB型、BO型)→B抗原を持つ。A抗原に対する抗体αが形成 O型 - A遺伝子・B遺伝子ともに無い(OO型)→H抗原のみ持つ。A,B抗原それぞれに対する抗体α、抗体βが形成
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- 雪中庵(@psytex)
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全ての人が、同じ遺伝子を持っている訳ではありません。 同じ遺伝子を持っていても、環境によって個体差が表れます。 それが体重や身長、思考力などです。 一方、そうした形質には、先ほどの、持っている遺伝子の違い が影響するものも少なくありません。 血液型や目の色などがそうです。
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- alphaXXX
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量的な形質と質的な形質の違いです。 量的な形質とは身長体重のように、数量が存在する形質のことで、複数の遺伝子の影響や栄養状態などの後天的な影響など多数の要因で様々な数値を取り得るものです。 一方、血液型などは質的な形質です。数値ではなく特定遺伝子の発現によって決まった型が発現します。 ABO式の血液型であればABOとはそれぞれ特定の抗原の型を規定します。抗原の型は特定遺伝子によって厳密に決まるので30パーセントA型で70パーセントB型とはなりません。
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