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行政書士、司法書士事務所について

はじめまして。私は現在35歳のサラリーマンです。実は今の会社をいつか辞めて行政書士や司法書士の事務所を開業するなり、もしくは事務所で働かせてもらって下積みするなりしていずれベテラン書士になりたいと考えています。 そこでご質問なのですが、事務所ではだいたい何歳ぐらいまでなら新米書士で雇っていただけますか?あまりこういった情報ってハローワークとかに出てくることも少ないし、多分私の今の年齢なら厳しいかもしれませんが…。できれば右も左もわからない時分からいきなり開業して独学で頑張るより、少しでも経験のある方から色々と学ばせていただきたいのですが…。

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  • suko22
  • ベストアンサー率69% (325/469)
回答No.2

結論から言うと35歳以上ではほぼ求人はないです。 まず行政書士事務所の現状を申しますと、ほとんどの方は1人でやっていらっしゃいます。事務員を雇う余裕がないのです。行政書士専業だと、事務所は自宅で開業している方がほとんどだと思います。たま~に、ハローワークで求人が出ることはあるます。また、ネットで行政書士法人が募集をしている場合があります。ただ数はとても少なく、年齢制限もあるでしょう。 司法書士事務所ですが、こちらはハローワークやマイナビなどの転職サイトにたまに求人が載っています。ただ、司法書士を取り巻く環境も厳しいので、35歳を超えた新人を雇う余裕のあるところはどうでしょう、聞いたことがありません。なにか特殊な知識を持っていれば採用される確率は高いと思いますが。 もし、事務所に入れたとしても、実務を学ばせてもらえるかはわかりません。将来独立を考えている人に簡単にノウハウを教える人はほとんどいないと思います。 ここからは補足です。 士業は今仕事の取り合いの時代です。そもそも弁護士にしろ、司法書士にしろ、行政書士にしろ人数が多すぎるんです。今は弁護士ですら広告を出す方がいます。司法書士になると一般の週刊誌レベルや新聞の3行広告にまで広告を出しています。行政書士になると、宣伝したいけど広告費すら出せないという事務所がほとんどです。特に行政書士は仕事が余りないわりに、登録人数が多すぎます。お調べになったらわかると思いますが、日本の全人口を行政書士数でわると、びっくりする数字がでてきます。 弁護士はそれでも法律資格の最高峰ですし、実際問題世の中に法律がある以上、需要が減ることはないでしょうが、司法書士や行政書士は、一部代理権が認められていますが、基本はただの代書屋です(司法書士に関してはいいすぎかもしれませんが)。これからもネットの利便性はますます向上し、行政的な手続きは専門家に頼まなくても自分で申請できるものが増えてくるものと思われます。また、今流行の相続や遺言業務も巷に素人向けにわかりやすく書かれた本がたくさんあり、将来想定されている相続税法の改正により税理士に対する需要は増えても、行政書士、司法書士に対する需要は逆に減っていくだろうと考えられます。行政書士や司法書士は、10数年後はほんとどうなっているかわからない士業です。特に行政書士は、その仕事内容のあいまいさからよほど特殊な専門知識を持ち合わせていて、人脈もなければまず生活していくのは難しいと思います。 それから行政書士は今巷では「街の法律家」などと名乗っていますが、法律家ではありません。ただの代書屋です。法律相談は弁護士の業務ですし、紛争性のある事案は弁護士の守備範囲です。行政書士が民事について法律云々語ることはそもそもおかしいことなんです。許認可業務なら行政書士の得意とするところでそこについての法律なら行政書士ということになろうかと思いますが、許認可業務は少ないぱいの取り合いで、さらに値崩れを起こし、とても儲かりません。 行政書士事務所や司法書士事務所は運がよければ、資格がなくても事務員として働かせてもらえるところも探せばあるかもしれません。探し方は電話帳をみて一つ一つ問い合わせることです。無給でもいいのでとお願いするのも手かもしれません。余計なお世話かもしれませんが、一度実態を見たほうがよいと思います。 司法書士になるには相当の覚悟が必要です。行政書士なら清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟が必要です。 もし質問者様がなんらかのビジネスプランがあるのなら、また今の仕事から何かこの資格にビジネスの種を見つけていらっしゃるなら挑戦する価値はあるかもしれません。 「脱サラは慎重に、特に士業は慎重に」が余計なお世話かもしれませんが、私からのアドバイスです。 ご参考までに。

ytakeuchi52713
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 貴重なご意見ありがとうございます。 >司法書士になるには相当の覚悟が必要です。行政書士なら清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟が必要です。 →そうでしょうね。確かに現状は厳しいです。私も知っています。 決して軽い気持ちで質問したわけではありません。士業の合格率もその後の仕事を軌道に乗せる事の難しさも色々自分で調べています。 しかし現状そんな中、それでもこの現状をくぐりぬけて一人前になって業務を軌道に乗せている人もこの日本国内にいるはずです。年齢的に事務所で雇ってもらうのは厳しいかもとは思っていましたが…。やはり実力で独立開業でくぐりぬけるしかなさそうですね。副業行政書士としてやってみるか、もう少し将来設計考えます。

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その他の回答 (3)

noname#179020
noname#179020
回答No.4

まあ、行政書士試験の合格率も司法書士試験の合格率も調べていないでしょうか。 どちらも合格率は数パーセントです。つまり難関です。 まあ、最初から補助者として雇ってもらって、その傍らで資格勉強をするというのは、時間的には無理がありそうです。 そもそも、最初から行政書士や司法書士として独立開業を目指している人を雇う事務所は皆無だと思います。 理由は、将来のライバルにノウハウを教えてしまうことになるからです。 それに、試験合格に必要とされる知識と実務に必要される知識は別なものです。 このような簡単なことも分からないなら、商売人としての適正がないと思われます。

ytakeuchi52713
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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  • qazwsx21
  • ベストアンサー率32% (1286/3939)
回答No.3

今は、どういう状況ですか?資格試験には合格している?していない?関係ないかもしれませんが、合格するのが大変です。それは何とかなったとしましょう。法人化の事務所がある反面、先生1人と事務補助者という事務所も多いと思います。あなたが所長だったら、開業のために勤めたいというヤツに、食っていく方法を給料まで払って教えますか?それが基本ですが、開業予定場所とは全く違う地域の事務所でなら、修行ができないわけではないだろうと思います。自分で何かこれという分野を持てば、やっていけるはずです。

ytakeuchi52713
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 行政書士の資格は合格しています。司法書士はまだです。 もちろん、行政書士、司法書士の現状、資格試験の合格率などわかっています。最近ではわざわざその手の講座のスクールまであります。 確かに将来の商売敵に仕事を教える人はそうそういないでしょう。しかしそれでも一人前になって業務を軌道に乗せ、働いている書士もいるはず。ではなぜそのような人達が書士になれているのか?っていうのを考えていただきたいのです。 (1)親が書士だから。 (2)スクールが紹介してくれたから。 私が考えてみたところ、この2点はあるかもしれません。 しかしそれだけではないはずです。 私が行政書士の本試験を受けに行った際に高年齢と見受けられる方もわざわざ高い受験料払って多数受験されていました。中には記念受験もいるかもしれません。でもみんな目的を持って受験しに来ているわけです。合格切符を手に入れ、その先の夢を実現するために。。 >開業予定場所とは全く違う地域の事務所でなら、修行ができないわけではないだろうと思います。自分で何かこれという分野を持てば、やっていけるはずです。 →この意見は何か役に立ちそうです。ありがとうございます。

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  • yosifuji20
  • ベストアンサー率43% (2675/6115)
回答No.1

あまりお勧めしません。 この業界は新規開業が極めて困難です。 殆どの事務所が世襲かのれんわけのような形で、全くの新規開業はほとんど聞いたことがありません。 資格をとって事務所を開いても誰も顧客が来ないでしょう。 行政書士だけでは生活できないでしょう。 今時誰がわざわざ有料で代書屋を使うのでしょうか。 という事で低賃金を我慢すれば雇ってもらえるかもしれませんが、その先の展望はまず殆どないと思ったほうが良いと思います。 残念ながらその計画はおやめになったほうが賢明です。

ytakeuchi52713
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >今時誰がわざわざ有料で代書屋を使うのでしょうか。 →確かにそうですね。 しかし私はマンションを購入して住宅ローンを組んだ時、行政書士を利用しましたよ。会社の同僚もマンション購入時に司法書士を利用したと言っていました。これはほんの一例ですけど。。。しかし行政書士の仕事は世の中に一万種以上あると言われているわけです。司法書士はある程度仕事の的が絞られるのでそこまではないですが…。みんなが知らない仕事ももしかするとあるかもしれません。確かにみなさん危ない橋を渡るようなものだと言うでしょう。 しかし現実に成功している人もいるわけです。それがたとえ宝くじに当るぐらい確率が低いことかもしれませんが、それでも世の中士業を軌道に乗せている人もいるわけです。 副業行政書士として様子見しながらどうするか決めるとか、もう少し自分なりに考えてみます。

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