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前立腺癌放射線治療でPSA 0.00になる可能性と転移の有無について質問
- 前立腺癌の放射線治療によりPSA値が0.00になった症例を紹介します。放射線治療後9ヶ月経過しており、痛みや後遺症もなく安定しています。
- 新しい主治医から転移の有無を確認するためにホルモン治療を中止し、検査を行いたいと言われました。しかし、PSA値が0.00の状態での骨シンチ、CT、MRIの検査は可能なのか疑問に思っています。
- また、貧血気味で体力が落ちているため、骨の病気が原因である可能性も考えられるのか質問しています。
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治療前のPSA値、病期、病理所見が分からないですが、概してもともと骨転移のなかった前立腺がんで、PSAが測定限度以下で経過している場合はあまり再発を疑いません。しかしまれにPSAが上昇しないか極僅かしか上がらないタイプの前立腺癌もあり、その場合前立腺がんとしては特殊なマーカーを測定したりすることがあります。先生が断定的に骨転移があるということは相当診断に自信があるみたいなので、とうしてその様に診断するのか尋ねてみては如何でしょう。 A1:出来ます。ホルモン療法が効いている骨転移はシンチでうつりにくくなりますが出来ます。ホルモンを止めなくては発見出来ない様な転移を発見することにどの程度臨床的価値があるのかは別問題です。 A2:上記のごとくまれですがありえます。その可能性は場合により治療前のPSA値、病期、特に病理所見からある程度予測できます。 A3:骨の病気に限らず色々考えられます
その他の回答 (1)
PSA数値はあくまでマーカー指標ですから、PSAが低値であっても転移が無いというわけではありません。 質問者さんは放射線治療をされているので、PSAが下がるのもわかります。 切除後は一時的に大きく下がり、放射線治療でさらにゆっくりと下がりますのでね。 PSA「低値」での再発や転移は臨床的再発であって、質問者さんのお考えになっているのはそれとは違うPSA「高値」での生化学的再発と呼び、見方や治療方針が変わってきます。 まずはこの違いをご理解されると、以下の疑問が解決します。 質問(1)>上記のPSA 0.00の状態で 臨床的再発ですから、PSA値に関係なく検査を推奨されるでしょう。 転移の有無や場所はPSAだけではわかりませんので、シンチや造影で調べ、生検で確認をするしか方法がありません。 質問(2)>PSA0.00の時でも転移する事が有りますか。 先程の回答の通り、PSA低値での再発や転移は臨床的再発です。臨床的再発を発見するのは、PSAの変化だけではわかりにくく、感度が低い為、造影等の検査で発見するしかないのです。 >放射線治療前の検査で見落としが有った事も有りますか? 現在の検査、MRI・PET・マーカー・CT等の全てを組み合わせても、それでも見えない部位や発見不可能ながんもあります。 見落としではなく、発見できる状態ではなかったという事です。 また、MRIやシンチ等で疑いがあるものがあっても、生検不可能な大きさであった場合等では診断がつきません。 質問(3)体力が落ちているとの事、医師に確実にお伝えください。 管理栄養士や医師からなる、患者さんのQOL向上を手助けできるチームがあると思いますので、その方々に適切な栄養指導や生活指導を受けられると良いでしょう。 お大事になさってください。
お礼
早速のご回答有難う御座います、ご説明が解りやすく私にもはっきり理解できました、御忙しい処 有難う御座いました。
お礼
お忙しい中 私の質問にご回答頂き有難う御座います、お礼の送信が遅くなり申し訳ありません。 3ヶ月間の診察期間が有りますので次回の診察のおりに主治医にいろいろ質問して見ます。