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努力、忍耐、根性、は現代でも通用するのでしょうか?
昭和生まれのサラリーマンです。 私達の世代は、皆、勉強も、仕事も「努力、忍耐、根性」 だと教えられてきました。 会社で周りの人たちから何を言われても愚痴一つこぼさず、不平不満を言わず、ひたすらに仕事に専念する生き方は、現代でも通用するのでしょうか?
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理想としては、それで安定する時代は、社会が成長しているときなどでしょうかね。安定期には良いです。今でも、とりあえず生きていくというだけなら、通用するケースも多いでしょう。ただし、それが稼ぎとして適正(将来が約束された利益)になるかどうかという意味だと・・・。 残念ながら少なくなっていますし、一度そのレールから外れれば、それだけでは通用しなくなります。特に、趣味も興味も何もなく、ひたすら仕事だけというのは、そのレールから外れたときに、とても厳しい現実と直面するかもしれません。 それでは、足りないものがあります。それは、「挑戦」(希望や夢、目標からなるもの)です。本来は、努力の中にあってもよいのですが、この質問の考え方だと、入っていないと思われます。 人に言われたこと、同じことを常に努力して、同じように耐え忍び、根性でぶち当たれといっても、会社の業績が悪くなれば、下手をすると昭和的に「はい、それまーでーよー♪」ということも、今はごく普通の話です。それは、成長する拡大の時代から、日本であれば徐々に衰退期(老年期)に差し掛かっているためで、同じことでは利益が出なくなっているという企業の実態や社会の実態があるためです。 即ち、単に言われた通りに努力して、単に耐え忍んで、根性論で頑張ってもその根底が崩れれば、あの人は頑張ったけど、結局報われないねという話になります。だからといって、狡ければとか、人を騙せばよいわけではありません。 それは、確かに巧妙で見つからなければもしかすると、一時的または人生最期の瞬間にまで見つからずに良い暮らしができるかもしれませんが、その代価として、人の社会の裏側に足を突っ込むリスクが高くなります。また、自分自身も同じ狡い人に騙されるリスクもあるのです。そういう人は、きっと騙されると、ろくでもない人に豹変します。 すなわち、単に狡いのではなく、心に従って正しく行動をする必要があります。 そこで必要なのが、自分なりに挑戦するということです。新しい分野に移動する。自分がやったことがない業界で働くとか、そういうことも挑戦の一つです。今は、仕事を欲する人と、求人する人のギャップがあり、一度職業を追われると同じ職業は厳しいという現実があります。そこで、例えばずっと同じ職業で探し、努力だ根性だ忍耐だで我慢しても、最後に仕事が見つかることはないでしょう。 しかし、そこに挑戦という考え方があり、それにプラスする形で努力、忍耐、根性が生かされれば、新しい職業に挑戦し、そして簡単にやめたりはしない人になります。 まあ、そういう最悪からの挑戦もありますし、例えば今の仕事の中でよりスキルアップするという挑戦もあります。自発的に新しいことを探せば、それは挑戦です。もし、職を失ってもそれが生かされるかもしれません。または、今の職を飛び出して、事業を起こしたり、別の会社でさらにスキルを磨くこともできるかもしれません。 それが挑戦です。 これは、仕事に限らず、なんでもそうです。もしかすると、仕事以外で挑戦していたことが、仕事になるかもしれません。仕事が休みの日に、料理を勉強していたら、そちらが楽しくて、料理人や研究家になる人もいるかもしれません。 即ち、挑戦というのは仕事はもちろんですが、それだけにとらわれない興味であることが大事です。 それら4つをそろえれば、生き残れる可能性が高いです。まだ、他にもあるかもしれませんけど。 尚、挑戦を加えると面白いことに、愚痴ひとつこぼさずというのは、場合によって矛盾することになります。どういう意味かというと、相手に意見する挑戦というのも出てくるのです。愚痴とは違いますが、意見することで、変わるものや評価されることもありますからね。 4つ目の挑戦が仕事に限らないというのは、意欲的な人ほど多くの人が「この人なら」、と思ってくれる可能性が高まるからです。常に多くのこと、いろいろなことに挑戦したいと思うこと、そして実践することが大事なのです。 まあ、質問者様が教えられたことは、特に戦前教育の延長にある考えの一部でもあります。これは仏教の道徳から抜き出された六波羅蜜*の考え方が2つ使われているといえるでしょう。そして、1つ(根性=本来は禅定の方が望ましい)は残りを隠蔽する意味があるのかもしれません。この考え方は、国力が安定し、一つに集中させるのは良いのですが、時代の変化には弱く、まっすぐ目前だけを見るように教育されているとも言えます。これ自体は、そのまま行いとして使っても経済にはあまり適さない部分が多いです。 六波羅蜜は今の経済にはなかなか通用しにくいですが、災害時や非常時の人々の行動では、ためになるでしょう。日本人の大半には結構染みついています。 最後に、教えられたことには有効期限(効力)や使い方による効果の違いがあります。それだけで効果があるときがあれば、必ずその終焉もやってきます。それは、虫よけスプレーのように匂いが弱くなり、徐々に弱ってくるかもしれませんし、違う虫には効かないかもしれません。ある日突然、意味がないと知るかもしれません。雨が降って流れてしまうケースもある。 突然失えば、自暴自棄になる可能性もあります。徐々になら、まだ信じるかもしれませんし、もしかすると何かを足すことで、効力が戻ることを知るケースもあるかもしれません。 そういうものです。そのため、本来は通用するものではなく、通用させていくためには、何をプラスすればよいか、を考えるのが本来は良いかもしれません。それがある意味、智慧かもしれません。 *六波羅蜜(ろくはらみつ)。仏教における道徳で、6つの大まかな決まり。布施(ふせ=独り占めせずに分け与えること)、持戒(じかい=規律や戒律を守ること)、忍辱(にんにく=耐え忍ぶこと)、精進(しょうじん=努力すること、励むこと)、禅定(ぜんじょう=物事、いまするべきことに集中すること)、智慧(ちえ=曇りなく心で物事を見定めること)の6つのこと。智慧は仏教精神における智慧なので、今の社会における賢さ理論的知識とは異なります。(尚、少しニュアンスを変えています。宗教的解釈とは違うかもしれません。)
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- hekiyu
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現代でも通用すると思います。 ”愚痴一つこぼさず” ↑ 愚痴をこぼして、憂さが晴れますか。 周りが同情して慰めてくれますか。 ますます凹み、軽蔑されるだけです。 特別な才能を与えられた訳でもなく、 親の七光りも期待できない普通の 人間は、ただひたすら黙々と頑張る のが最善だと思います。 ”ひたすらに仕事に専念する” ↑ 人生で一番よい時間に仕事をしている 訳です。 それを不平不満で過ごすのは愚かなことです。 懸命に仕事をしている姿は、魅力的だと 思います。
>現代でも通用するのでしょうか? 昔はそれだけで一生何とか食わせてもらえたわけですが、 今はそういう奴を使い捨ててはばかりない世の中ですから。 今はそれにプラス、ずる賢さや先を見通す力が 求められる時代なのでしょう。
お礼
有難うございました。 「努力、忍耐、根性」 も良いと思いますが、誤解されることもありますので、 「上司と仲良くなる」 のがもっと手っ取り早いのではと最近では思っています。
- yana1945
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私は、定年退職した身ですが、 38才のイチロー サッカーの本田圭佑(たしか25才) 2人とも、とにかく良く練習をします。 今、私が退職した企業でも、仕事に燃える若者が増え、 1988年~93年のバブルで遊ぶことしか知らな かった中年より、 はるかに活躍し、かつ、ものすごく勉強をしています。 努力する人間は、社外からの評価も良く、一層仕事に 励んでおり、在席した企業(子会社)をけん引しています。 日本人だけでなく、インド人、イギリス人の 「努力、忍耐」には、目を見張るものが有り、 エリートを目指す、ごく一部かもしれませんが、 10~15才年上を部下にして、組織を引っ張ってくれ ます。
- toncotu-supu
- ベストアンサー率20% (1/5)
質問者様に比べて、私はまだまだ若造ですが、私も根性論で育ってきました。 根性論は大好きなので私情のある回答となるかもしれませんが、 「努力、忍耐、根性」論はいつの時代でも通用すると思います。 器用で、世の中を上手に渡っているように見える人でも 必ずその裏で人の何倍も努力しています。 ごく稀にそれを苦と感じない人のことを天才と呼ぶのだと思います。 私はそんなに器用な方ではないですし、勉強もスラスラできるほうではありません。 高校のときから不況が続き、就職できるところはないかもしれないと 言われ続けてきましたが、根性論で育ててくれた先生のおかげで 人生の中でやりたいことはだいたい叶えることができました。 全てが必ず報われるわけではないと思いますが、 必ず最後には何らかの形で認められます。 そういった精神論は子供にも伝えていかなければ いけないことだとも思います。 余談ではありますが、例外があり 体のことだけは、「痛みが我慢できるから病院に行かなくていい」、など 昔の人はそうやって我慢して、よく病院にギリギリで運び込まれるケースが多く 根性論で解決してはいけないと看護師である嫁に注意されたので 質問者様もその部分では気をつけてください。
- gib45
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通用するとは言い難いですが最低限必要なことだと思います。 私と同じく昭和生まれとのことですので「努力、忍耐、根性」の 人による考え方の相違は省きますね。 話題が少し外れますが1900年前後の中国で「尚雲祥」という 武術家がいました。 彼はとても不器用で他の人より上達が遅かったそうです。 良く言われる「才能がない人」だったようです。 そこで彼は一つの突きを猛練習したそうです。 その後、彼は見下していた同門の練習生を超えて 「形意拳の近世三大名手」となったと言う話です。 私の拙い文章では質問者さんに伝えわるかは解りません。 ですが私はこの話に感銘を受けた覚えがあります。 ひとつのことを長年続けて大成するには質問者さんの書いた 「努力、忍耐、根性」が必要不可欠だと思います。 だらだらと私語りの長文になってしまいましたが この尚雲祥の件の語りは100年近く語り継がれています。 この話に感銘を受ける人が現在でもいることは 「努力、忍耐、根性」が認められてるという証拠ではないでしょうか? 余談ですがプロ野球選手がゴルフが上手と言われています。 才能云々の話ではなく、反復練習がもっとも効果があると考え それを実践する「努力、忍耐、根性」の重要性を理解してるから とも言えるでしょうね。
- ikuchan250
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忍耐、根性はともかく、努力は通用すると思います。む 例えば、私の例で恐縮ですが、就労支援の学校に行って、 その様な環境下で資格を取るぞ、みたいな感じになって、 一部、会社に入ってからではありますが、6つの資格を 取れたのは、やはり努力したからでしょう。 結果として、プータローだったのが採用して頂くところも 見つかり安堵した次第です。 >会社で周りの人たちから何を言われても愚痴一つこぼさず、 >不平不満を言わず、ひたすらに仕事に専念する生き方 これに関しても、私は資格取得で道を広げました。 結果として取得した資格では無かったのですが、悔いは無かったです。
お礼
有難うございました。この質問をしたことには理由があります。 或る会社で、この「努力、忍耐、根性」を実践した結果、どうなったか・・・ あの人は、年齢は上だけども頭が悪いから何も言わないし、攻撃もしない、と積極的に私を批判した人の意見を聞いた上司はそれが本当だと信じてしまい、結局、左遷~退職という結果でした。 真面目すぎるのもほどほどに、といったところでしょうか・・・ 最近では、「上司と仲良くなる」 のが一番手っ取り早いと思っています。
お礼
勤め先にもよるのかもしれませんね。 真面目すぎるのも、ほどほどに、といったところでしょうか。 有難うございました。
補足
私がこんな質問をしたことには理由があります。 ある会社でこの「努力、忍耐、根性」を実践した結果、どうなったか・・・ あの人は年齢は上だけども、頭が悪いから何も言わないし攻撃もしない、といったことになり、積極的に私を批判した人の意見を聞いた上司は、それが本当だと信じてしまい、結局左遷~退職という結果でした。 ケースバイケースでしょうが、「上司と仲良くなる」 のが一番良いのでは・・・ と最近思っています。