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国連人権理事会の是正勧告の結果

国連の人権委員会及び人権理事会は、1993年、1998年及び2008年の3度に渡り日本の拘禁制度に関する是正勧告を行いました。2008年の人権理事会による是正勧告では、明確に「代用監獄制度の廃止」を勧告しました。ところで、 (1)4度目の是正勧告を人権理事会が出すことは無意味かつ馬鹿げていると思われるので、仮に人権理事会が「是正勧告」以上の措置を採るとしたならば何が考えられますか? (2)国連の人権理事会は日本政府に2013年までに「国際人権規約自由権規約第一選択議定書」の批准を勧告していますが、日本政府が同議定書を批准する可能性はどうでしょうか?最高裁も最高検も同議定書の批准には賛成とのことですが、今回批准を見送るとしたならば、いかなる理由によりますか?

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回答No.2

>(1)4度目の是正勧告を人権理事会が出すことは無意味かつ馬鹿げていると思われるので、仮に人権理事会が「是正勧告」以上の措置を採るとしたならば何が考えられますか? 質問者がバカげていると思っても、人権理事会はそう思わないので、自分の思い込みを大前提にしないように(片腹大激痛) 人権理事会は”是正勧告”ではなく、単なる勧告しか出来ないし、重要なのは、総会への付託を経て総会決議による勧告決議である。 ちなみに、厳格な意味では国連人権委員会そのものによる勧告は存在しないので、確認されたし 勧告の主体について日本の報道はその意味を把握していないのが、国際人権法の視点が極めて浅いというしかないだろう >(2)国連の人権理事会は日本政府に2013年までに「国際人権規約自由権規約第一選択議定書」の批准を勧告していますが、日本政府が同議定書を批准する可能性はどうでしょうか? 知己の外交筋は特段コメントしていないので、たぶん、スルーだと思われ >最高裁も最高検も同議定書の批准には賛成とのことですが、今回批准を見送るとしたならば、いかなる理由によりますか? 事由で想定されるのは、行政手続や国内法整備の遅延などを指摘するとは思われ 代用監獄は非常に恥ずべき実態だが、日本国内の拘留措置と捜査の関係性に対する考えが、一般的人権意識との大きな乖離があるだろう 法務省の反論は確かに合理的回答であるが、 長期間にわたって、拘留・捜査が分離できない実態は形式的な分離であって、実態的分離ではないものとして批判されるべきだろうし 起訴前保釈を利用すれば、回避できる拘留の実態 根本的に志布志事件・足利事件を筆頭とする冤罪事件の温床である代用監獄問題については、まず”廃止ありき”で取り組むべき・・とは思う 人権意識は主権国家の国内問題であるし、当事国の人権意識・認識を尊重するのが筋であって、大上段で国際人権法を全てにする道理はないわけだが 少なくとも冤罪の温床である箇所については、反省するべきだろう。 そのような意味では、法務省が率先して代用監獄問題について国民に人権問題として諮問するべきように思う。その後、代用監獄問題について是正措置を行うべきであって行政だけで先行して改善することに適しないように思うことを付言しておく 以上

kimaba2279
質問者

お礼

回答をありがとうございました。有益な情報をいただきました。

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その他の回答 (1)

回答No.1

本題とは、ずれますが 勧告とは、受け入れても良いし、受け入れなくても良い程度のことです 個人的にお話の人権理事会の事をよく知りませんが 何かうさんくさいイメージを感じます スパムメールの様にただ多くの勧告や意見を出し、その存在を維持している組織でしょうか? ご質問自体にも、良いイメージを受けません 日本政府の対応についてですが、今、選挙も近いと思いますし、他にも韓国との関係が 大きく揺らいでいる時です 外に力を割く余裕は無いと思います あるいは、スパムメールの様に 力を分散するために勧告を出したのかも知れませんが

kimaba2279
質問者

お礼

国連の人権理事会は確かに新しい組織ですが、日本政府の方がよほど胡散臭い組織だと思いますし、これはスパムメール経由の情報ではありません。国連の人権理事会をご存じなければコメントを差し控えていただきたい。なお、以下の日弁連のサイトをご参照ください。 http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/daiyo_kangoku_leaflet.pdf#search='勾留期間 日本'

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