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オスプレイの人的要因による事故と自動制御の検証
- 最近ニュースで、沖縄へ配備予定のオスプレイについて過去の事故は操縦ミスで、機器は正常だったという方向へ向かっているようです。
- システムとして見たときに、操縦ミスが起こりにくいかどうかも重要です。コンピュータ制御が広まっている現代において、オスプレイの自動制御の検証がされているのか疑問です。
- また、人間工学に基づいたミス防止の仕組みの検証も行われているのか気になります。軍事機密を含むため検証結果が公開されているかは不明ですが、検証の内容や項目が明らかになることで安心感が得られるでしょう。
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飛行制御のソースプログラムは、試験飛行や事故、また現場での使用実績その他のデータを検証しながら修正を重ねて熟成させてゆくものです。他の方が上げられている構造上の特徴から来る様々なマイナス要因も当然検証され、プログラムの修正に反映されてきています。人間工学に基づいたミス防止の仕組みも同様ですね。 ただし、今回の自衛隊による事故調査では当然そこまでしていません。時間が足りないし、そもそもソースを開示してくれるわけがないですし。これはまあアリバイづくりみたいなものなので仕方がないのかもしれません。自国の安全保障を他国に丸投げしてきたツケですかね。 航空機は、試験飛行や実際の運用によって得られたデータをもとに常に改修や改善がされてゆくのが普通です。オスプレイもこれまでの事故や運用実績からずっと改修を続けてきたのは間違いないんですが、今では大変な悪評が立ってしまっています。かといって他の機種と比較して飛びぬけて事故率が高いわけではないので、なんでここまで悪くいわれるのかわからないところもあります。 航空機の事故率はバスタブ曲線(配備当初と終わりが高くなる)のが普通なので、配備から間もない段階で他の現用機種(F/A-18とかAV-8とか)より事故率が低いってのは、それなりにたいしたもののような気がするんですが。岩国の市長はなんでAV-8の飛行に反対しないんでしょうね。 ただし結局は軍用機なので、有用性>安全性となってしまうのはいたし方ないこと(犠牲になった方々には大変に申し訳ないのだけれど)なのかもしれません。西ドイツで使われていたF-104なんて好例で、保有機数の実に1/3である約300機が事故で失われていますけれど、30年以上に渡って使用されていたわけですし。 だからといって、軍が航空機の欠陥に常に目をつぶる、隠すというわけではありません。当のアメリカだって、2007年に空軍の主力戦闘機のF-15を、欠陥の可能性アリとして全機飛行停止処置(日本にも波及)をおこなっています。オスプレイだって、明らかな欠陥があれば同様の処置をとるはずなんですけれどね。なんていったって乗っているのはアメリカ国民なんですから。 オスプレイの問題は、沖縄の基地問題という「感情」が絡んじゃっているのが困りものだと思います。 話が散逸して申し訳ありません。
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- PENPENMAKKY
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航空機を最も安全に飛ばす方法はあります パイロットを乗せないことです 航空機事故の大半がパイロットによる操作ミス・判断ミスなんです オスプレイの事故のほとんどが試作段階によるもです。自動制御プログラム及び人間工学上に問題があった事が試作段階でありました。そこで10年以上かけてそこを改善しました。それが実用化されたオスプレイです。 世の中で一番怖いのは試作や導入初期に設計ミスによる事故が起こらない航空機です。どんな物でも不具合は存在します。それが表面化せずに実用化されてしまい、その不具合が運用中に発生すると大惨事になるのです。その典型が日航123便です。 ジャンボは試作や通常運用段階ではフェールセーフシステムが作動する事はなく、複数系統油圧を通しておけば安全と思い込んでいたし問題も無かったのです。運用から15年、それを起因とした事故も無かったのです。そして123便の圧力隔壁破壊事故が起こりました。これは想定範囲内だったのですが、安全と思っていたフェールセーフシステムが全て隣接して通っていた為、全てが同時に破壊されたのです。そして操縦不能となって墜落しました。事故後、ボーイングはフェールセーフシステムを全て別ルートを通す形の改善をしましたが後の祭りです。520便は設計の不具合で死んだのです。 オスプレイは試作段階で多数の不具合が発見され、10年かけて改善して実用化した機体です。パイロットの操縦ミスや被弾以外で墜落する事はそう簡単に無いですし、墜落率が実際に証明しています。 真面目な話、マニュアルを守らないパイロットによる事故を防ぐ方法はありません。訓練を繰り返し、その確率を下げるしか術はありません。
お礼
回答ありがとうございます。 >真面目な話、マニュアルを守らないパイロットによる事故を防ぐ方法はありません。訓練を繰り返し、その確率を下げるしか術はありません。 私はそうは思いません。コンピュータ制御で、誤った指示や操作は受け付けないように制御するのは可能だと思います。もちろん、コンピュータの不具合があったときの為にその制御をOFFにする機能も必要だと思います。
事故が起こりやすかったら、人的要因と言いわけしても意味が無いですよね。2の検証はされていないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、検証されていないと見た方が良いようですね。
- ww_0
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オスプレイには修正できない構造的欠陥が有るとされ、この欠陥の存在により人為ミスが拡大され、、通常機であれば充分許容される程度の人為ミスによっても、墜落などの重大事故に発展する。 簡単に言えば操縦しにくい機体であり、少しの人為ミスが墜落を引き起こす。 沖縄タイムスに http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-08-19_37929 ------------------- オスプレイの6つの欠陥 【1】オートローテーション(自動回転)機能の欠如 通常、ヘリコプターに備わっている同機能が欠如しているため、エンジン停止時など緊急時に安全に着陸できない。 【2】ボルテックス・リング状態 回転翼機特有の失速現象で、下降する際に左右の回転翼に渦巻き状の気流が発生し、制御不能に陥りやすくなる。 【3】パイロットの操縦に起因する機体の振動(PIO) 左右にローターがあるため、横軸方向での操縦が不安定になりやすい。 【4】振動負荷の影響 従来のヘリと比べ、オスプレイは左右に回転翼があるという構造上、油圧配管や電気配線、機械系統の配置が複雑で不具合が生じやすい。 【5】ローター後流とその翼端の渦に対する過敏さ 複数での近接飛行の場合、飛行に伴い発生する渦巻きなどにより、制御不能になることがある。 【6】垂直揚力による下降気流(ダウンウォッシュ) 着陸時に他機種の約2倍の激しい吹きおろし気流が発生し、周囲のものを吹き飛ばしたり、着陸を困難にする。 ------------------- > 1. オスプレイの自動制御に関する部分の検証はされているのか? ↓ 充分されているが、構造上の欠陥の為、安全を確保できない。 > 2. 人間工学に基づいた、ミス防止の仕組みの検証はされているのか? ↓ 充分されているが、構造上の欠陥の為、安全を確保できない。 オスプレイの場合、恐らくは、、ケースごとに安全領域がずれている。 A条件の場合には適切範囲は「1~5」だが、 B条件の場合には適切範囲は「3~7」になる。 両者の共通領域は「3~5」であるが、飛行の安全を確保するには下限と上限の差が少なくとも「4」なければならない。 「3~5」の差は「2」であり、全ケースにおいての共通の適切範囲を設定しては安全飛行が不可能になる。 各条件を勘案し、各条件ごとの適切範囲を求めなければならない。 ↓ 自動制御の前段階で飛行・環境条件を検出しなければならない。→ 完全には無理。 パイロットの判断に任せるのであればミスが多発する。 結論としては、 安全に飛ばすのは無理な機体です。 事故の原因を人為ミスとするのならばその通りだが、人が操縦するのは無理な機体を操縦させて、事故がおきたら「人為ミスをした!」と言ってるようなもん。
お礼
回答ありがとうございます。 > 1. オスプレイの自動制御に関する部分の検証はされているのか? ↓ 充分されているが、構造上の欠陥の為、安全を確保できない。 > 2. 人間工学に基づいた、ミス防止の仕組みの検証はされているのか? ↓ 充分されているが、構造上の欠陥の為、安全を確保できない。 これって、どこの判断ですか?
- oska
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>最近ニュースで、沖縄へ配備予定のオスプレイについて 先ず、基本的な事をご理解下さい。 この世の中に、100%安全な乗り物は存在しません。 軍用機でも同様で、配備当初は色々と問題を起こしています。 オスプレイだけが、異常に不具合が多い訳ではありません。 「オスプレイは、危険だ!」という思想教育は、朝日新聞が大々的に報道(思想統制)しているに過ぎません。 沖縄にオスプレイが配備されると、中国軍にとっては大きな脅威ですからね。 ポンコツ鳩山元首相が「尖閣諸島は、日本の領土で無い」と首相官邸から公言しましたよね。 ※国賊・非国民との批判を受け、翌日発言を撤回。 また、鳩山政権時に「民主党重要政策としての反米軍感情」が全国に浸透しつつあります。 朝日新聞としても、是可否でも「オスプレイ配備反対」報道を行なう必要があるのです。 まぁ、偏った情報に左右されない事です。 従軍慰安婦も、朝日新聞が広めた意図的な情報ですからね。 ※貼付画像は、当時ソウル市の「慰安婦(売春婦)募集広告」です。 ※売春婦の月給は、日本人警官の数倍から数十倍でした。 >オスプレイの自動制御に関する部分の検証はされているのか? もちろん、検証しています。 海兵隊員を輸送中に、自爆したのでは作戦に支障をきたします。 米軍・米政府としても、自国民の安全は優先順位ですからね。 ただ、新型・新機能の輸送機ですよね。 実際のところ、想定外の状態になる可能性は排除できません。 想定外の状況だと、検証対象外ですよね。何を検証すれば良いのか、誰にも分かりません。^^; ただ、想定外も「ヘリ状態での、上昇・下降時」らしいですね。 航空機状態からローターを動かして「(ヘリ状態で)上昇・下降」する時に、事故が起きていますよね。 米国防省は、「住宅密集地での、(ヘリ状態で)上昇・下降訓練はしない」と発表しました。 >人間工学に基づいた、ミス防止の仕組みの検証はされているのか? こちらも、当然検証しています。 が、先に書いた通り新型・新機能の輸送機ですよね。 操縦席(コクピット)も、人間工学的に設計を行なっています。 が、誰も操作経験が無い機種ですからね。 どんなミスを起こすのかは、誰にも分かりません。 ジャンボのライセンス・F25戦闘機のライセンス・スペースシャトルのライセンスを持っていても、オスプレイを操縦する事はできません。 適切な言葉ではありませんが、この機種に対する経験不足が事故の大きな要因でしようね。 操縦士も副操縦士も、同じレベルなんですからね。 かと言って、経験の為に日本国内で訓練するのは反対ですが・・・。 しっかり、広大な米国の無人平野で訓練を行なった上で国内配備して欲しいものです。 余談ですが・・・。 我が家の上空では、毎日JAL・ANAが定期的に飛行しています。 また、陸上自衛隊のヘリが編隊を組んで飛んでいます。 朝日新聞・TV朝日が「JAL・ANA飛行禁止」「自衛隊ヘリの飛行禁止」キャンペーンを大々的に行なってくれませんかね? 「100%安全な乗り物ではない!」という事で・・・。 そうすれば、騒音に悩む事無く朝寝坊・昼寝が出来ます。^^;
お礼
回答ありがとうございます。 検証しているのであれば、 どうやってら、ミスを少なくできるかの 検討はされていないのでしょうか?
- yytt56
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論点はずれますが、機器に異常がないというのが一番問題ではないかと思います。 機器に異常があるなら、修正すればいい。 しかし、異常がないということは、それを操縦できるだけの技量をもったパイロットがいないということ。 おそらくアメリカ軍のなかでもトップクラスのパイロットが操縦して事故になっているんだと思います。 それで、機器に異常がないからOK。 その方が問題です。
お礼
回答ありがとうございます。
- kantansi
- ベストアンサー率26% (658/2438)
オスプレイは、構造上、僅かの操縦ミスが重大な事故につながる出来損ないだそうです。 確かにこれまでも事故の大半は操縦ミスによるものかもしれませんが、他の機体であれば問題がないような操縦ミスで、大事故が引き起こされた可能性が大です。 事故の原因が操縦ミスと言うのは、何が何でもオスプレイの製造を継続し、普天間に配備したい米国とそれに従わざるを得ない日本政府の詭弁でしょう。
お礼
まだ、いろいろな問題が解決されていないのですね。 回答ありがとうございます。
- kofusano
- ベストアンサー率13% (190/1435)
答えになっていませんが 私もホバリングの映像をみると不安定でコンピューター制御でも条件によっては 風などに対するレスポンスをみても大分難しいだろうなと思っていました 2点支持と一点支持の違いで不安定はある程度やむおえないのかなと思いました 人的ミスあるいはコンピューターによる制御ミス を今後どこまで改善できるでしょうか
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 時間が無く、公開範囲も限られている為に 検証できていないと言うことでしょうか。