どうして結婚だけが特別視されるんですか？

質問

憲法上でも結婚する・しないは個人の自由なのに、既婚者が一人前とされる思想があるような気がします。
結婚により何らかの権利・利潤が生じるなら兎も角、その価値は「結婚」そのものにしか存在しないのでしょうか？
よく、「非婚は少子化を悪化させる」という表現を目にします。
極度の合理主義に走るのはよくありません。
しかし、子供を産み育てるというのは極めて重い責任が伴いますし、経済状況によっては子供に苦しみを与える事になります。
また、結婚する人がいれば離婚するする人もその4割に上りますし、離婚の際多額の賠償金を吹っ掛けられる上、結婚に掛けた費用の全てがパーになってしまいます。
「非婚は低所得者の僻み」という論法も目にしますが、愛を金で買うような思考そのものが破綻していますし、目標を事実婚にシフトダウンさせる事だって可能です。
それに、スペックの低い人を「負け組」と認定し、恋愛市場から排除したのも結婚派だと思います。
愛を金で汚し、「恋愛」の二文字に泥を塗ったのは他ならぬ結婚派です。
上記のような事実を無視して、結婚の価値をゴリ押しし続けるのは感情論です。
他にも、結婚派は結婚する人と趣味に人生を費やす人に無理矢理優劣を付けたがります。
結局、結婚派は頭の中で弱者を作り、その弱者を見下したいだけなのでは？
日本をスポイルしたのは結婚派の所謂「勝ち組」でしょう？違いますか？

回答No.11

kyuinyan · ベストアンサー

結婚に価値を見出していない方を見下したことはありませんね。
むしろ、自立していてすごいなっと思いますが。特にそれが女性の場合は。

結婚している人が一人前とされる風潮は、仕方がないものと思ってください。
家族がある人間は易々と仕事を疎かにできなくなります。どんな理由があろうと。
本人の気質というか能力の問題ではなく、ある種の外的要因として会社に縛り付けられるのです。
だから会社は結婚を推奨し、家族のある人を昇格させていきます。
女性の側からすると、うまく結婚できれば、安心を手に入れることができるようになります。
現実問題として、まだまだ男女の収入には格差があるんです。
企業の人事をしていました。ちょっと古い体質の会社だったことは間違いありませんが、
そんな会社がゴロゴロあるわけです。
もちろんひとりで生きていくのに十分な収入を得られないわけではないですが、結婚して共働きにしたら、より豊かに生きていける事になる。
子供を産みたいって言うのも多くの女性の夢ですからね。子供を育てながら生きて行くには旦那の安定収入はあるに越したことはあらりません。
子供については、男性だってほしがっている人が多いでしょう？
それだけは、産んでもらうために結婚もやむなしなのでは。

上記のことに関心がない方はきっと結婚に興味などないでしょうね。
それが劣っているとはぜんぜん思ったこと無いです。
だって結婚なんて、紙書いて出したら終わりですから。
お金なんて1000円もあればできますよ。
必要なのはお金じゃなくて、覚悟だけ！

お礼

不覚にも、kyuinyanさんの回答は成程なという感じを受けました。
天晴れです。
社会的な責任能力を見ると、kyuinyanさんの仰るような古い体質の会社の社員の方が良く出来てると思いますし、僕もそういう人を尊敬します。
社会に生きる者としては、責任を果たせる人間が信用されて然り…という事ですね。
ただ、ネットで偶に見掛ける、その事を伊達に振り翳す人がいるからアテが無くなるのです。
だからこそ、婚活等といった結婚の安売りを過信すべきではないという事です。

回答No.3

noname#159030

私も１番さんの答えを推す形になりますが。

女子高校生でも結婚したものは（１６で出来るから）成人とみなすと法律であるの知ってます？

勝敗は関係ないです。人間も動物の本能からは外れませんので。

相手を見つけて結ばれれば優越感に浸る者がいるのは仕方ありません。

時間がかかっても一緒になりたいなという人が見つかるといいですね。

結婚しないのと結婚できないのは違いますから。

お礼

結婚で優越感に浸るのは、相手や結婚に対する不敬だと思います。
そのような輩は未婚者以下です。
精神性の欠落が結婚に及びますと、侮蔑を通り越して危機感すら覚えます。
＞時間がかかっても一緒になりたいなという人が見つかるといいですね。
自分の運命に対し真摯に向き合える人間になりたいです。

回答No.2

6750-sa

質問者さんの論法も当たっている部分は少なくないと思いますが、結婚とは法律上の約束でもあります。性的欲望だけでそれを「愛」と思い込んで結婚しても現実は厳しくやがて試練の時が訪れます。
結局結婚は破たんして離婚となっても、そのための心痛は結婚の何倍もエネルギーが費やされるといいますね。でもそこに結婚制度が無かったら痛み分け部分が一方的な押し付けになる事例がかなり多くなると思います。

また未婚者の信用が低いのも仕方ないことかもしれません、いわば家族は人質でもあるわけですから単身者のように身軽にばっくれるわけにいきません。

新婚さんは例外にして既婚者が独身者に結婚せよ！と迫る理由のひとつに「苦痛の共有」を求める場合もあります、独身者がうらやましいゆえ、道連れが欲しいのかもしれません。

最後の質問はちょっと強引で無理が感じられます、結婚派というより金持ち組だと思いますけどね。

お礼

＞でもそこに結婚制度が無かったら痛み分け部分が一方的な押し付けになる事例がかなり多くなると思います。
まぁ、男女は平等ではないので、完全な「痛み分け」という形は取れない訳で…。
その痛みを恐れて、より痛みの強い法律に雁字搦めになる辺りも本末転倒だと思います…。
何というか、今まで持っていたものを全て捨て結婚に賭けるというやり方がおかしいです。
マイナス面の方が大きいものを求める事もないでしょう。

回答No.1

toshipee

遺伝子を残すことを本能とした生物である以上、つがいになり子どもを残すことが自然であることには間違いない。それをしないということは勝ち負けではなく、遺伝子の指令の異常とも言え、しない者の遺伝子を残さないことを指令していると結論づける。動物界では、そんな遺伝子を持つ者は、すぐに他者の血肉になるが、それもないのであれば、生きていけるだけ人間界は甘い気がする。
　恋愛や結婚は、本能を前提にした理屈にすぎない。我々は勝ち負けなんて考えずに、ずっと誰彼の異性が居て、「自然に」結婚した。これで勝ったぞなんて思ったことない。普通に自分は自分が認めた誰とでも結婚できると思ったから。それに縛られているのは、していない者だけであることに気付いて欲しいな。勝ち組と言っているのは、結婚に意義が見いだせず、金に縛られている者であるとも言えるけどね。勝ち負けどちらと言えば、負けであるんだろうが、「どうせ僕って私って」ってのは、反抗期の言葉であるように思う。中学生で終わって欲しいね。

お礼

toshipeeさんの考えは石原慎太郎に似ていますね。
「生物的に～」という論法もありますが、これを口にすれば何でも言えてしまう事になります。
人類が無限に増殖し続ければ、終いにはイースター島の運命を歩む事になります。
また、伝染病によって絶滅するかも知れません。
アフリカにはエボラが息を潜めていますし、アマゾンにだって、どんな恐ろしいウイルスが潜んでいるか分かりません。
開発によって伝染病が暴れ出し、一昼夜の内に人類を絶滅させてしまいかも知れません。
地球には、過度の増殖を抑える為のストッパーが存在すると考えています。
明日にもパンデミックが発生するかも知れないのに、その事を考えないのはおかしいと思います。