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スーパーツイーターのネットワーク
- スーパーツイーターのネットワークについて
- GoldWood GT1005というピエゾツイーターの問題点
- インピーダンスの高さがネットワーク構築を難しくしている
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はじめまして♪ ピエゾ、つまり、圧電型、又はクリスタル型などとも呼ばれ、個体固有振動が多くて単純構造でとりあえず音を出す/音を得る、には昔からよく利用されています。 GT1005のリンク先を拝見する限り、まともなスピーカーに追加する様な物では無いような印象を持ちましたので、このまま使う前提であれば、、、私も使用を諦める方に 1 票を投じさせていただきます。 そもそも、圧電素子なのでボイスコイル等を持つ一般的なスピーカーとは同じようにネットワークを考えてはいけません。むしろネットワーク無しで出てくる中高音に後からウーファー側で中低域を補うと言う使い方が正しいくらいです。 (実際に同軸ユニットで高域側のユニットにコンデンサーレスと言う安価な物が過去にはわりと利用された時代も有るようです。) 現代では圧電方式で音を出す道具として、最も多く利用されているのは圧電ブザー、他には家電製品のちょいと音程がどうかな?というメロディーを出す圧電スピーカーなどです。 圧電素子で正確な音の再現は出来なのか?と言うチャレンジがバブル期の日本企業が挑戦しました。 http://www.murata.co.jp/speaker/pdf/jas/jas02.html ピエゾ/圧電の取り柄は、効率が良く簡単な構造で安く済む事です。 上記のリンク先では、質を上げる為に、効率とコストを犠牲にして、そのため普及までは行きませんでしたねぇ。 既に入手されていますので、ユニットの改良を行なうのはいかがでしょう? 基本的に見た目はかっこ良いですし、それでも安物なりの構造でしょうから、、、、 ホーン部分はデッドニングと言って、固有共振が少なく成るように工夫しましょう。 ドライバ部の改良は壊す可能性も有るので、覚悟が必要ですが、、、 おそらく、薄い圧電素子円盤がぺたんと置かれている程度と想像します。 もしくは、圧電素子に別な振動板、紙やプラスチックなどが貼付けられているかもしれません。 バックチャンバー部分の空簡に吸音材を仕込んだり、圧電素子(ピエゾ素子)からホーンの喉の部分に多少手を加える、別な振動板が有るならその部分の改造も出来る可能性は有るでしょう。 しかし、これらの改良/改造は、クラフトと言う面が趣味ならそれなりに楽しめる行為かもしれませんが、純粋に音質追求を手間や費用を少なく、と言う方向ならナシでしょうね。 私はスピーカー工作が趣味の一つでもあるのですが、今の所ではメーカー製のスピーカーにスーパーウーファーの追加、スパーツイーターの追加で、元のスピーカーの良さをそのままに、、と言う状態にまでは中々難しく、ドコカで妥協した状態となります(私もまだまだ修行不足だなぁ。苦笑) 自作スピーカーではコンデンサーのみの状態も多々有りますが、10年近く無事故だったPA用(フルレンジ16F100×4+5HH10×1で1μFのみ)では今年の春にツイーターが焼損、ユニットの仕様では12dBのネットワーク必須だったので、そういう事もあるのでしょう。ちなみに廊下に置いたお昼寝縁側システムの方ではツイターの仕様が同じく12dB以上のローカットが必要なのですが、コンデンサー1個、0.64μFだけで、バランス的にも長期運用にも耐えてくれています。(20センチフルレンジ755E+ツイターPT-R7IIIの組み合わせ) ピエゾ(圧電)の場合は素子自体の個性が強いので、通常のネットワーク素子の範囲ではほぼ音に影響は出ないと思われます。桁が違えばそれなりかもしれません。
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私も使用を諦める方に 1 票を投じます(汗)。 http://www.parts-express.com/pe/showdetl.cfm?partnumber=270-011 によれば 3.5kHz~27kHz 94dB-SPL (W/m) の Super Tweeter とは言い難い Tweeter であり、実際に使用されている状態での計測特性も http://gainclone.com/Karlson/index.php?topic=1469.15 http://users.cybercity.dk/~dsl100256/images/piezo/KSN1005_1.jpg http://users.cybercity.dk/~dsl100256/images/piezo/KSN1005_2.jpg ですので、18kHz 12dB/oct で使用しても 18kHz 以上 (或いは 6dB Cross となる 12~15kHz 以上) の出力は殆ど期待できないと思います。 >6dB/oct のネットワークを使っているとどうも普通のツイーターとピエゾがかぶって聞こえてしまいます。 3.5kHz から高い出力を発生し、5~6kHz に Peak を持つ Tweeter ですので、当然のことと思います。 高い Energy を放射する Tweeter は Horn の Deadening が極めて重要になるのですが、安易な装着法を行なっていると Piezo Tweeter 音よりも不要共振音の方が強く出る可能性があります。 不要共振音は広い範囲に渡って断片的に発生しますので、耳に付く低周波側に発生していれば 3 Way Speaker System の Tweeter 及び Squawker の音色にも影響を及ぼして不快な音を呈するかも知れません。 良質な Super Tweeter を良質な Condensor 一発で追加するという手法は下手に素子数を増やした Network よりも良好な結果を得られる可能性が高いとは思うのですが、私自身 Infinity Emit-k (Fostex の ODM 品) を Bose M901CSIV に追加した際は満足の行く Condensor に出逢うまでに 5・6 回は Condensor を買い直した記憶があります・・・Maker 型番は忘れましたが、最終的には 13kHz Cross で Polypropylene Condensor を採用したと記憶します。 4inch Full Range Driver の Bose M901CSIV は 4kHz から聴感上の音圧がなだらかに低下して 11kHz 以上は急激に低下、16kHZ 以上はウンともスンとも発しない Speaker System でしたので Emit-k のような Tweeter を 13kHz 6dB/oct Cross で繋いでも Tweeter 音圧放射軸を Listening Service Area 外に向けて反射音補強に使う限りは Sizzle Cymbals の響鳴音が豊かになって有効なものでしたが、Tweeter 音圧放射軸を Listening Service Area 内に向けると金属線が共鳴しているような不快音が感じられることや 26kHz 6dB/oct Cross では何の効果も感じられないことから Tuning には随分と苦労しました(笑)。 Tweeter 音圧放射軸を Listening Service Area 内に向ける場合には Squawker との位相関係に極めて Severe なものが要求されることがあり、特に Horn Tweeter では数mm 単位の位置決めを Try & Error で行なっている Mania もいるほどです。 GoldWood GT1005 を安物と一蹴するつもりはありませんが、Cross Over Point の変更だけで解決するような問題ではなく、Deadneing や Network 素子の選択、設置位置と方位の追い込みには相当な苦労を要する筈だと思いますよ。 なお、12dB/oct HPF (High Pass Filter) 計算 Tool は http://sim.okawa-denshi.jp/CRhikeisan.htm が便利です。
3WAY のスピーカーがメーカー製なら、必要ないです、取り外しましょう。 メーカー製のスピーカーなら、それなりに調整されてます。 高音域のスピーカーの追加は、耳に敏感な音域になるので、スピーカーの能率、 ネットワークによる位相のズレ等、その他諸々、考慮しなければならないのです。 安物のツィータは論外です。