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外付けツイータのハイパスフィルターについて
2Wayスピーカー(60Hz-16000Hz 8Ω87db)に外付けでツイータ(5000Hz-22000Hz 8Ω107db)を設置する場合、アッテネーターで音圧を20dbさげて18db/octで13000Hzのハイパスが良いのですが、コイル・アッテネーターを使わずにコンデンサーのみで6db/oct・40KHzでハイパスした場合の音圧・帯域は上記の「18db/octで13000Hzのハイパス」に近い物になるでしょうか。 また、何kHzでのハイパスがより近い物になるでしょうか。 どなたかご存知の方がいらっしゃればご教授ください。 宜しくお願いします。
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- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
理論的には6db/octで80KHzカットオフにすれば10KHzで-18dbですから、1kHz周辺ではおおむねバランスすることになるでしょう。 8オームのユニットならば、0.25μF程度のコンデンサーになります。 音圧だけを言えばそうなのですが、一方でこの使用方法は可聴周波数の全域にわたってネットワークのフラットでない領域を使うことになります。 このことは精神的にどうもよくないですね。 ひとつは再生周波数帯域に亙ってフラットでないということで、6db/octの右肩上がりになるほど音圧が高くなるということ。 もうひとつはその帯域で位相が常に変わるということです。 これらがどのように音質に影響するかは実際にやってみないとわかりませんが、通常SPを設計する場合は出来る限りフラットにというのが普通でしょうから、その点で面白くないですね。 これはアッテネーターを使うのと、コンデンサー1個にするのとどちらが良いのかということですが、抵抗だけで周波数特性をあまり気にする必要がないのアッテネーターの方が影響が少ないようにも思います。 ユニットの耐圧は、例えば10kHzでマイナス20dbもの減衰であればまず問題はないと思います。どちらにしてもコンデンサーで直流をカットするのでその点でも安心ですね。
- iBook 2001(@iBook-2001)
- ベストアンサー率48% (4190/8707)
はじめまして♪ スロープ特性として、オクターブあたりの減衰量がワカル部分から、概算します。 40KHzからオクターブあたり6dB減衰と言う場合、カットオフ部分で-3dBとなります。 1オクターブ下の20KHzでは更に6dB落ちるので、-9dB もう1オクターブ下の10KHzでは更に6dB落ちの-12dB さらに1オクターブ下の5KHzなら-18dBとなります。 あくまで、計算の上ですが、、、 40KHzで104dB相当 20KHzで98dB相当 10KHzで92dB相当 5KHzで86dB相当 まぁまぁ繋がりそうですね。 10KHz以上の部分は、音というより、全体の雰囲気とかの感覚部分ですからネ♪ なお、私も同じ様な方法で、フルレンジスピーカーに本当は12dB/octのネットワーク必須と言うツイーターで、相当高い周波数からのクロスと成る、小容量コンデンサーのみ と言う組み合わせスピーカーも有ります。 (写真の奥側、755E+PT-R7IIIでコンデンサー0.47μが一個だけ。) 実際には、2種程の容量を準備して、付け替えたり組み合わせたりしながら、手持ちで一番小さい容量でなんとなく良いかな?という感覚でした。 測定や計算結果を求めるのと、実際に音楽を楽しむと言う部分では、多少違っても良いので、実際に聴いてみて良ければそれで良いと考えても良いでしょう。 なお、高い遮断を前提としたユニットの場合、ゆるい遮断で使う事で耐入力が低く成る可能性も考慮し、安全に使いましょう☆
お礼
早速のご回答有難う御座います。 とても分かり易い説明で理解できました。 私も何種類か試して決めようと思います。 この度は有難う御座いました。
補足
どちらのご回答も私にとっては「ベストアンサー」です。 この度は有難う御座いました。
お礼
ご回答有難う御座います。 理論的な部分と実際におこりうる事例等大変良く分かりました。 音楽を聴く上において周波数特性が右肩上がりなのはやはり精神衛生上よくないですね。 そう言う事から結局は定番(基本的)なネットワークに収まるのですね。 でも質問をして良かったです。 有難う御座いました。
補足
どちらのご回答も私にとっては「ベストアンサー」です。 この度は有難う御座いました。