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TESSAR 型 Lens の性格について
- TESSAR 型 Lens の特性とは?歪みや収差を補正するか?
- TESSAR 型 Lens の広角特性について詳しく解説します
- TESSAR 型 Lens の使い込んでいない愛蔵品が気になる
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ほとんどNo.1、2で答えが出ているので、補足程度ですが… >交換式の場合は Lens 側に各社の画像 Engine 用 Parameter までもが ROM 焼きされいるということなのでしょうか。 Lens側ではなく、Body側に焼きこまれています。 私はNikonユーザーなので、HALTWO様お使いのPENTAXはわかりませんが、Nikonの場合は、レンズの歪補正用のパラメータのダウンロードが可能です。 http://www.nikonimglib.com/dcdata/index.html.ja 新しいレンズが発売されると、少し立ってからこの補正データに追加されます。 Lens側にデータを入れたのでは、フィルム時代からある古いCPUレンズでは対応できないからです。 ただし、歪に関しては、純正のCPU対応レンズのみで、CPUのない古いレンズやサードパティのレンズはカメラ側では対処不可能です。従って、PCなどで後処理となります。 倍率色収差については、NikonのD3/D300以降の機種は、レンズの種類(純正/・非純正・CPU内蔵/非内蔵)に関係なく、画像処理にて補正を行っています。 倍率色収差は、画面の隅になるほど色分離する特性なので、RGBの分離の差を後処理で補正できるという仕組みです。
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- Postizos
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コンゴーではなくて、フジナー(現フジノン)の150mmです。 画角57°というのは35ミリ判換算で40mmぐらいの画角です。やはりそのあたりが作りやすいレンズなのでしょうね。 それから考えると、質問の製品は単なるテッサーでしたら画像処理で諸収差を補正していると考えられるのですが、どうなんでしょうね。詳しい事はわかりません。焦点距離が短いから案外それほどでもないのかもしれません。 ソニーはこれまでにもAS15,AS30という小型の超広角(170°)の録画機をテッサー付きとして出してます。 周辺光量落ちも相当なものでしょうし当然画像処理はしているでしょう。 ペンタックスからsmc PENTAX-M 40mm F2.8 というレンズが出ていて、テッサーだという記述もありますが、1枚レンズが多いようです。 これを元にしてDA 40mm F2.8 Limited というのまで出していますからメーカーとしても愛着のあるレンズなのでしょう。 ニッコールAi 45mm/2.8P は若干青が強く、ラインナップの他のレンズと少し違っていて、もしかすると他社のOEMなのではないかという気もします。 MFのニッコール Ai50mm/1.4s や50mm/1.8 と較べて歪曲はむしろ少ないです。
お礼
FUJINAR 150mm・・・検索してみました・・・FUJINAR 最後の? (この後は FUJINON) Lens ですね。 http://garakutako.exblog.jp/iv/detail/index.asp?s=16794005&i=201210/16/12/a0286912_2525557.jpg を観てびっくり・・・まぁ 4x5 Film だからというのもあるのでしょうが、大気が深いなぁ・・・良いなぁ(^_^;)。 SONY A S15、A S30、検索しました。 http://www.sony.jp/actioncam/products/HDR-AS15/feature_2.html#L1_60 http://www.gizmodo.jp/2013/09/_ifa2013_hdr-as30v.html 1/2.3inch Image Sensor に対して f2.5mm F2.8! 35mm Film 換算で f15.3mm F2.8 の TESSAR!! 1/2.3 inch Image Sensor ということは Lens 交換式 Mini' デジ眼の PENTAX Q10 と同じ。 http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/q10/lenses/ の PENTAX Q10 用交換 Lens 群を見ても 35mm Film 換算 f15.3mm F2.8 なんて夢のまた夢なのに、それを 3 群 4 枚の TESSAR 型で実現しているなんて! 周辺光量低下補正、歪曲補正でどれほど Dynamic Range が削られているのやら(^_^;)・・・それでも最低被写体照度は 6 lx で済んでいますね。・・・最低被写体照度と ISO 感度との換算法を知らないので感覚的な感想でしかないのですが、Video って結構凄いものになってきたなと思います(^_^;)。 「周辺光量低下は酷いわ、歪曲も凄いわ」の Plastics Mold 2 群 2 枚 Lens ながら「周辺光量低下補正、歪曲補正」組み込み「専用現像 Software」付の LOREO Lens In A Cap とか Glass Mold 3 群 4 枚 TESSAR 型 Manual Lens なんて安価な Lens が出たら面白いかも(^_^;)。 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/item/2005/08/02/1899.html の LOREO Lens In A Cap を所有していて Lens Baby 3G と共によく遊んでいるのですが、PENTAX K100D に LOREO Lens In A Cap を付けて撮ったものの方が RICOH CAPLIO R4 Compact Digi'Came' で撮ったものよりも遙かに大気感が深く、雲の階調が細かいことを体験しています。・・・普段は晴天時の Ghost Maker Lens として愛用しているのですが(笑)。 http://www.hi-ho.ne.jp/yas-inoue/jikken/zeiss/zeiss.htm 上記 Page は私が TESSAR 型 Lens に興味を覚えた発端の Page なのですが、PC 画面に左右端まで映し出せる Web Page Size の Photo Diary に TESSAR 型 Lens で撮った Snap 写真の画質はその時の温度感や湿度感といった大気感を良く出してくれて気に入っています。 ただ、Panorama 合成で広角化しても 35mm Film 換算 f50mm の遠近感ですので奥行きを演出したい時は他の広角 Lens を使わざるを得ないのですが、そうすると TESSAR 型の味ではなくなってしまうし・・・広角 TESSAR というのは魅力的ですね(^_^;)。 有り難うございました(^_^)/
- Postizos
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大型カメラでは30年以上前はテッサータイプのレンズもあって、150mmは使った事がありますが。 画角と言うか包括角度はそこそこあって、35mm判の広角並にはあったと思います。 確か8×10用のニッコール300mmにもありました。(NIKKOR-M300/9、包括角度57°と書いてあるものがあります。) 大型カメラでは絞り込んで撮影するものですから周辺の収差などはあまり問題にならなかったと思います。 ゆがみは建築写真に使える程度に補正されていましたからテッサーだから歪むとは言えないように思います。もちろん対称型の方がレンズ設計は楽なのだろうとは思います。 比較的最近に35ミリ判用のニッコールAi Nikkor 45mm F2.8 P というMFのレンズが出ていますがこれも歪みはあまり無いレンズです。これ以上の短焦点ではバックが足りなくて一眼レフでは無理でしょう。 今質問で出ているレンズについては全く知識が無いので何も言えませんが、要するに「レンズによる」という事は言えるのではないでしょうか。 テッサータイプはコンパクトに作れるのが利点と思います。 昔のコンパクトカメラの出始めの頃(ズームでない頃)はテッサーが定番だったように思います。35~40mmのレンズだったと思います。
お礼
回答有り難うございます。 >大型カメラでは30年以上前はテッサータイプのレンズもあって・・・ シノゴ (4x5) 用の CONGO Lens かな?・・・憧れの一つです(^_^;)。 http://www.cosmonet.org/congo/frame.htm 実は CARL ZEISS JENA の TESSAR 50mm F2.8 (中古品) を購入するまでに Industar 50-2 f50mm F3.5 と PENTAX smcM35 f35mm F2.8 も購入して暫く愛用しました・・・今は秘蔵扱いです(笑)。 Industar 50-2 f50mm F3.5 は残念ながら Lens 貼り合わせ部分に気泡が入っており、極めて大気感の濃い、味のある色合いなのに、像流れ範囲が大きいことから、少し使って御倉入りになりました(^_^;)。 PENTAX smcM35 f35mm F2.8 は 6 群 6 枚構成の Lens ですが、Note PC Display に RGB の縦線を 400 本引いたものを最短撮影距離の WD (Working Distance) 20cm 強で撮影すると画面左右端の上から下まで歪率は 1 Pixel 以下・・・計算すると歪率 ±0.06% 以内になります。 35mm Film 用 Lens の像を APS-C (advanced Photo Sensor - Compact) Image Sensor Size 域で切り出しているとは言え像歪率 ±0.06% 以内という値には驚かされました。・・・暫くは Copy 機代わりに使っていました(笑)。 御礼入力蘭には写真を添付できないのが残念です(^_^;)。 普段使いの SIGMA 17-70mm F2.8-4.5DC MACRO (12 群 15 枚) Lens は極めて解像度が高いものの大気感に乏しくて平板的な画質になるのに対して PENTAX smcM35 f35mm F2.8 は収差による味であろうとは思うものの夏の湿った空気と冬の乾いた空気の違いを出せる大気感の濃さと立体感が感じられ、Industar 50-2 f50mm F3.5 や CARL ZEISS JENA の TESSAR 50mm F2.8 ではこれが更に強く感じられることから「Lens 構成枚数の少ない Lens の方が大気感や立体感を強く演出できるのではないか」と推測しています。 CONGO Lens なんて Filed Camera に取り付けて、思いっきり Iris を絞って広々とした原っぱの向こうにそびえる山々とその背景の雲を撮るといった「大気感や立体感」を演出する Scene には垂涎の的と言える Lens のような気がします(^_^)/・・・羨ましい(^_^;)。 >比較的最近に35ミリ判用のニッコールAi Nikkor 45mm F2.8 P というMFのレンズが出ていますが・・・ 良いな、これ(笑)! NIKON→PENTAX または NIKON→M42 Mount Adapter により、愛器 PENTAX Kr で使える最新の TESSAR Lens になりじゃないですか(^_^)/ 早速 Google の検索欄に Ai Nikkor 45mm F2.8 P と入れて「画像」を Click して見ると・・・うわっ、温度湿度感、大気感がばっちり出ているではないですか! 良い情報を有り難うございます(^_^)/。 >テッサータイプはコンパクトに作れるのが利点と思います。 そうなんですよね。 CARL ZEISS JENA の TESSAR 50mm F2.8 を分解してみたら「これって Industar 50-2 f50mm F3.5 と大して変わらないじゃん。こんな大きな鏡胴に入れる必要ないじゃん(笑)!」ですもの(^_^;)・・・Ai Nikkor 45mm F2.8 P が Pancake 鏡胴になっているのも当然ですね(^_^)/。 有り難うございました(^_^)/
- x530
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No.1です。 追伸: > これは画像 Engine 部の Digital 補正で歪みや収差を補正していると考えて良いのでしょうか? ・デジタルカメラやDカム用のレンズは、ディストーションや色収差を画像処理エンジンで補正するのが、現在では当たり前です。 一眼レフの場合は、光学ファインダーがあるためディストーションが多い(目立つ)とカメラマンに嫌われる(ボロクソニ叩かれる)ので、ディストーションは極力抑える設計を行っています。 高価なデジタルキネマ用レンズも、徹底的に収差を抑えた設計を行っています。 が、コンデジやミラーレス機、Dカム用のレンズのディストーションときたら、もの凄いの一言です。 ミラーレス機の超広角レンズが小型化できるのは電子的な補正技術のお蔭です。
お礼
回答有り難うございます。 >デジタルカメラやDカム用のレンズは、ディストーションや色収差を画像処理エンジンで補正するのが、現在では当たり前です。 そうとは知りませんでした。 ・・・となると Lens 固定式ならば Zoom Lens であろうと Zoom 値に対応する補正 Curve に沿って演算処理できるものの、Lens 交換式の場合は Lens 側に各社の画像 Engine 用 Parameter までもが ROM 焼きされいるということなのでしょうか。・・・それだと Camera Body の画像 Engine 側にも旧 Version の画像 Engine 用 Parameter に対する補正用 Parameter を入れて古い Parameter を搭載した Lens に対する互換性を確保しているということになりますね。 PC 用現像 Software であれば簡単に Parameter Update が可能ですが、Camera 本体内蔵の画像 Engine に対しては Firmware Update で対応させているのかな? まあ Digital Camera は画像 Engine 次第・・・と言うか、Software 次第ではあるようなのですが、そのうち Wide Zoom Lens が固定された Four Thirds Image Sensor Com'Digi' で User Scene 設定項目に DISTAGON/TESSAR/PLANNAR/SONNAR、ULTRON/NOCTON なんて名の収差味付け設定項目が加わり、名 Brand Lens の特徴も「Toy Camera 風」や「Diorama 風」設定の隣に配されるようになるのかも知れませんね(^_^;)。 有り難うございました(^_^)/。
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
Paul Rudolph 先生が弟子と二人で考案したテッサーレンズは、凸+凹+凸(凹凸)の3郡4枚構成。 この構成で超広角は不可能なことは、ちょっとお勉強した人ならだれでも知ってる。 ま、時代は変わり、現在では・・・ (ソニー株)カールツァイス財団さん。 このレンズにテッサーという名前を使いたいけどイイですか? (カールツァイス財団)ちょっと見せてね。 うん、いいよ! 名前の使用料として1個あたり○米ドル払ってね!毎度アリ~。 *相手がドイツでも米ドル決済* ってな具合だから、、、 オールドレンズの設計通りに、現在も生産されているわけは無いので。 わぁ!テッサーだぁ! じぇじぇ!120度だぁ! って思いふける必要はないのでは。 CARL ZEISS JENA の TESSAR 50mm F2.8 とは、縁も所縁もない別レンズですから。。。
お礼
回答有り難うございます。 ゲッ!「TESSAR と名乗ることができるのは 凸+凹+凹凸 の 3 群 4 枚構成 Lens だけ」ではなかったのですか(^_^;)? 確かに COSINA の PLANNAR は 凸+凸凹+凹凸+凸 の前後対称 Double Gauss 型 4 群 6 枚構成ではなく、f50mm F1.4 は 6 群 7 枚、f85mm F1.4 は 5 群 6枚、f100mm F2 は 8 群 9 枚構成になっていますね。 しかし、こうなると、何が TESSAR で何が PLANNAR と決定付ける要素になるのやら(^_^;)・・・。 大判から M42 Mount 35mm Film Camera 用までは名称から Lens 構成や性格が伺い知れるものの 35mm Digital Camera 以下の Carl Zeiss Brand Lens は最早その個性が統一されていないというわけですね。 SONY の TESSAR Lens は「鷹の目」ではなく「ウオノメ」かも知れないと・・・(^_^;)。 有り難うございました。
お礼
回答有り難うございます。 凄いですね、NIKON や CANON は・・・だから NIKON や CANON なのか(^_^;)。 去年、愛機 PENTAX Kr の Firmware Update をして記憶がありますが、新 Lens への Contrast Auto Focus Algorithm が追加されたぐらいで Lens 毎の歪み補正などありませんでした。 歪み補正は私が PENTAX K100D を購入した頃に片っ端から Lens 収差を測定して得た Data を Add-On することにより色収差まで補正してしまうという舶来現像 Software があったと記憶しますが、一部の収差は Lens の持ち味と思っている私は「これならば古い Lens や他 Maker 製 Lens も補正できるのだろうな。凄いな。」とは思ったものの興味は湧きませんでした。・・・ちょっと検索してみたら DxO なんて Software がありましたが、これだったのかな(^_^;)。 http://www.dxo.com/jp/ >倍率色収差については・・・レンズの種類に関係なく・・・画面の隅になるほど色分離する特性なので、RGBの分離の差を後処理で補正できるという仕組みです。 「Lens の種類に関係なく」とは知りませんでした。・・・勉強になりました(^_^)/。 倍率収差は Lens の構成毎 (種類毎) に画面端へ行くほど収差が大きくなる色や収差比率が異なるため、低分散素材や特定の波長域で分散比が変わる異常分散素材の Lens 等を組み合わせる Lens 構成側で対処するか、上記 DxO のような Software で Lens 毎に測定した Data を元に補正するしかないのかと思っていました。 Sub で…と言うか、持ち出し比率では Main になってきている(^_^;)…SIGMA DP2X では Sample 画像に「画面中心部からの距離に関係なく、輝度差の大きな境界に沿って色収差のような盛大な青転びが生じている」ものが少なからずあることから少々ビビって(笑) いたのですが、純正現像 Software の SIGMA Photo Pro で現像している限りはそのような体験が未だにないことから「Foveon Sensor のような特殊な Sensor では画像 Engine と現像 Software との相性というものがあるのかな?」なんて思っています。 有り難うございました(^_^)/
補足
既に御礼蘭に皆様への御礼を記してしまったので、改めて補足蘭に御礼させていただきます。 何だか Lens 交換式の Merit は「遠近感の演出」以外に大きな Merit がなくなりそうですね(^_^;)。 LPF (Low Pass Filter) なしの超高感度 Image Sensor て撮っておけば LPF の掛け具合による大気透明度の調整や Lens 収差による味付け、勿論 RGB/CMY 加減算の Curve 調整や露出/感度も Software で処理できるのですから・・・・ Lytro のような Camera でも「遠近感」の後処理ができるわけではなく、あくまでも Pint の合う範囲を後処理で変化させられるものですので 残された Lens 交換式 Camera の Merit という牙城は「遠近感の演出」が Key ですね。 有り難う御座いました(^_^)/