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デジカメのノイズ、色収差などの見方を教えて下さい
デジカメのことで4点ほど教えて下さい。 先日、演劇の写真を室内で撮影しました。 機種はキヤノンEOSkissDです。 素人目には綺麗に撮れたと思っているのですが、デジカメはノイズが出るとか、色収差があるとかと聞きました。 残念ながら、ショップでプリントを印刷したのですが、どこにノイズや色収差が現れているのか分かりません。 室内でシャッタースピードをかせぐためにISOは1600、シャッタースピードは60~100、絞りは開放だったと思います。 レンズは70~300mmです。 このような条件で発生することはあるのでしょうか。 また、舞台の背景が明るい茶系でした。 そのせいか全体に黄色の強い写真になりました。 撮影条件の設定を変えてみたのですが、大差が無かったのでAWBで撮影しました。 やはりフィルターで補正をしたほうがよろしいのでしょうか。 また、同じ場所や条件で撮影しても極端にアンダー、オーバーの写真ができます。 写真が粗い感じもするものもあります。 これはカメラ本体のせいなのでしょうか。 いくつも質問してしまい申し訳ありませんが、今回の撮影で感じた事です。 宜しくお願いいします。
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「ノイズ」は画像の暗い部分に表れます。 拡大して観察して、本来は暗いはずの部分に部分的に明るいドットや違う色のドットがあれば それがノイズです。 特に高感度撮影をした場合に顕著に表れます。 「色収差」は画面の周辺に出ます。 これも拡大して観察して、特にコントラストの激しい部分の境界で 本来は他の色がないはずの所に赤や緑の滲みがあれば、それが色収差です。 ノイズはドット単位で表れ、色収差は面で表れます。 キヤノンの製品は、ノイズについては画像処理と撮像素子の素材選びで 他のメーカーのカメラよりも発生が少ないようですが 色収差についてはレンズの設計の問題から、他のメーカーよりも多いです。 APSサイズのデジカメなら多少はいいですが 35ミリフルサイズのデジカメで超広角レンズを使うと 画像の周辺は色収差で見るも無惨です。 ただ、望遠レンズ系の色収差はレンズ成分の調整でかなり解消しているようです。 ● 「色かぶり」は光源の種類が入り交じっている場合には避けられない部分です。 オートホワイトバランスでは救いきれませんし、撮影時にどんなにフィルター補正を行なっても その場の光源に様々な色温度のものが混ざっていれば、完全に補正は出来ません。 撮影後のレタッチでも同様ですので なるべくその場の雰囲気にあった状態の色かぶりを残してOKとするしかありません。 ● 「露出」に関しては 画面内に入り込むスポットライトや点光源状の反射に影響されますから これも自動露出では対処しきれないものです。 演劇については詳しくありませんが、 ライブでは、周囲の明るさは場面で変化しても タレントには常に一定の明るさのスポットライトが当たっていますから 露出は事前に計っておけばほぼ一定で行けます。 ● 基本的には「色かぶり」は残す、「露出」はアニュアルがいいように思います。 それと、できれば暗いレンズは使わずにF1.4~F2.8程度の明るい単焦点レンズを 半絞りくらい絞って使うほうが結果がいいです。 どの会場も一定と言う訳ではありませんが だいたいでISO1600、絞りF2.8~3.5、シャッター速度1/250程度で行ける場合が多いです。 レンズは300ミリ、50~85ミリ、24ミリの3本あれば足ります。
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- kyamakyama
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ノイズは撮影環境含めて変るので一概に言えないようです。サイズとか環境に応じては1600でもいけるはずです。 参考:http://photo.www.infoseek.co.jp/AlbumPage.asp?key=1342802&un=153041&id=42&m=2&s=0 目的の物がでなければ「他のアルバム」クリックして、「KissD+ロシアンファーム見てください。」 また、「バーマン・・」は400~1600で撮影した画像が含まれます。オリジナルから縮小した画像ですが、そんなに問題ないはずです。 色収差は拡大して初めて見れるような気がします。普通にプリントする分には出ないと思います。 参考画像は「トキナーAT-X 124 ・・」の中のIMG-1771の右側の電柱の先の方を拡大してみてください。多分?日陰部分の紫っぽい色がそうだと思います。普通にはわかりません。・・と思います。
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こんばんは アドバイスありがとうございました。 皆様に教えていただきとても感謝しています。 おっしゃるように、サービスサイズの写真では色収差があるのかはわかりませんでした。 設定を変えて、写真を撮って行きたいと思います。 また分からない事がありましたら教えて下さい。
- enigma77
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キャノンのデジカメはノイズが目立たないのが特徴ですが、さすがにISO1600で撮影すればノイズが目立つはずです。 >写真が粗い感じもするものもあります 砂を撒いたようにザラザラして、特に暗い部分で目立つのなら、これがノイズです。 色収差はデジカメ自体の問題ではなく、レンズに起因するものだし、よほど大きく引き伸ばさない限り目立つことはありません。 >全体に黄色の強い写真になりました おそらく、照明が白熱灯だったからだと思います。 AWBでも最近はあまり補正をしないで、その場の雰囲気を残すようにしているので、補正不足に感じることもあります。 フィルターで補正するより、マニュアルでWBを取ったほうがより正確に補正できます。 あるいは、ショップ固有の色特性ということも考えられます。 >極端にアンダー、オーバーの写真ができます。 露出はオートでしたか? オートの場合、露出は着ている物やバックの明るさに影響されるので、照明自体の明るさが一定ならば、マニュアル露出のほうが安定します。 照明自体の明るさも変化する場合は、感で露出補正をし続けるしかありません。 明るさが変化する場合は、プロでも適正露出で撮ることは難しいです。 コツとしては、とにかくたくさんとって、その中から良い物だけを選ぶということです。 プロがたくさん撮るのはそのためなのです。 幸いデジタルなのですから、コストの心配は要らないわけですし、その場で確認しながらどの程度の補正をすればよいか頭に入れていけば上達も早くなります。
お礼
こんばんは 複数の質問に対してご丁寧にアドバイスを頂き恐縮です。 舞台の照明は白熱灯だったと思います。 バックが黄色がかった壁でしたので、撮影をしながら確認したのですが補正が出来ませんでした。 以前、フィルムカメラのときはフィルターを専用にしましたら補正が旨く行きましたのでフィルターかなと思いました。 素人趣味の域を出ませんので、これからはもっと撮影をしながら学びたいと思います。 ありがとうございました。
- 0wooo
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1.色収差=これはレンズが原因で発生するもので、デジタルでなくても発生します。但し、デジタルの方が画像素子との関係で出やすいカメラ・レンズが有ります。偽色との混同ではないでしょうか? 偽色=被写体のエッジや微細部分などに本来の被写体と違う色が出る事で、これはデジタル特有です。 2.ノイズ=プリントのサイズにもよりますがサービスサイズ程度では分からないカメラが多いです。撮った画像ファイルをPCの画像ソフトで等倍の大きさで見れば、ざらざらとしたノイズが出ているのが分かるはずです。ノイズもデジタル特有のもので、フィルムは粒子が荒れると言う事になります。 3.デジカメで欲しいのはPLフィルターぐらいのもので、後はWB調整で片が付きます。もし、思った色に出ない場合はRAWモードで撮影して、PC上で処理をしますと、欲しかった色に調整が可能です。 4.アンダー・オーバーに付いては、評価測光+オートで撮影している場合に被写体によっては、不安定な露出になります。部分測光で人の顔などに合わせて、マニュアルでセットすれば安定するでしょう。但し、明るさの変化に合わせてマニュアルの設定を変える必要はあります。 荒い、と言うのはオーバー・アンダーが原因か、ノイズが原因か実物を見ないと判断が付きません。 結果が直ぐみれるデジカメなのですから、撮影した結果に基づいて、露出・WB等を設定し直すと言う事が、上達につながります。
お礼
こんばんは 各項目について詳しく教えていただき、ありがとうございました。 とても分かりやすい内容でした。 少しずつデジカメを覚えて行き、設定に挑戦してみようと思います。
お礼
こんにちは お礼が遅くなりまして申し訳ございませんでした。 一つ一つの説明がとても分かりやすく参考になりました。 カメラについてはまだ駆け出しなのですが、カメラが楽しみで利用しています。 残念ながら明るいレンズは持っていません。 全てズームで、これから余裕が出来たら使ってみようと思います。 また、分からない事がありましたら教えて下さい。 ありがとうございました。